今季MIPにサンズD.ドラギッチが選出
NBAは現地23日、最も成長した選手に贈られるモースト・インプルーブド・プレーヤー（MIP）を発表し、フェニックス・サンズのゴーラン・ドラギッチが受賞した。
2週間後に28歳の誕生日を迎えるドラギッチは今季、20.5得点、5.9アシスト、フィールドゴール（FG）成功率50.5％、スリーポイントシュート成功率40.8％のアベレージをマーク。FG成功率50％以上とスリー成功率40％以上を記録したのは、リーグ全体でドラギッチただ一人だった。
ドラギッチは、監督1年目のジェフ・ホーナセックHCの下、エリック・ブレッドソーとの強力なバックコートコンビで、ウェスタン・カンファレンス最下位だった昨季の25勝57敗から今季の48勝34敗へと勝ち星を大幅に上積み。しかし西の勢力争いは熾烈で、プレーオフ進出を惜しくも逃した。
本拠地USエアウェイズ・センターで行われた受賞会見で、ドラギッチは「今季は自信を持ってプレーできたことが大きかった。チームメートやコーチが自分を信頼してくれている。そのおかげで自分らしいプレーをすることができるんだ」と語った。
ドラギッチは、ケビン・ジョンソン氏（1988-89）、ボリス・ディーオウ（2005-06）に続き、サンズでMIPを受賞した3人目の選手となった。
MIPは米国とカナダの記者・報道関係者126人による投票で決められ、ドラギッチは1位票65で合計408ポイントを獲得し受賞。2位は1位票13で158ポイントのインディアナ・ペイサーズのランス・スティーブンソン、3位は1位票16で155ポイントを集めたニューオーリンズ・ホーネッツのアンソニー・デイビスだった。
サンズはドラギッチのほかにも、4位ジェラルド・グリーン、10位マーキーフ・モリスと、3人がトップ10入りを果たした。（STATS-AP）
