M.エリス＆D.ノビツキー活躍、マブスがサンズ下しプレーオフ進出へ
ダラス・マーベリックスは現地12日、地元でフェニックス・サンズに101対98で競り勝ち、2年ぶりのプレーオフ進出を決めた。
マブスは、モンテ・エリスがフィールドゴール（FG）23本中15本の成功で37得点、ダーク・ノビツキーが23得点中21得点を後半にマーク。昨シーズンに12年連続のプレーオフ出場が途切れたが、1シーズンで返り咲きを果たした。
リック・カーライルHCは試合後、「チームが勝てたのは、最高の選手の一人であるダークがいたから。そしてモンテ・エリスも。最も必要なときに奮起し、今季最高のプレーを見せてくれた」と両主力をねぎらった。
マブスは、メンフィス・グリズリーズとサンズとのプレーオフ当落選上の争いから一足先に抜け出した。最後の一枠を争うグリズリーズとサンズは、14日に直接対決を控えている。
後半序盤の時点ではサンズが最大13点リードと優位に立っていたが、第3Qの4分弱の間にノビツキーとエリスが合わせて5本のスリーポイントシュートを決め、マブスが劣勢を挽回。第4Q中盤のノビツキーの長距離砲で92対89と勝ち越すと、エリスのリバースレイアップシュートで残り2分半に99対91とリードを広げた。
サンズも食い下がり2点差まで迫ったが、同点のチャンスにエリック・ブレッドソーがフリースロー2本中1本に失敗。エリスは、ラスト20秒に2度も2本中1本のフリースローを外し、サンズに同点、もしくはそれ以上のチャンスを与えたが、最後はサンズがスリーポイントシュートを外し、何とか逃げきった。
サンズは、ブレッドソーが29得点でチームをけん引。「前向きでいることが必要だ」と、次戦に気持ちを切り替えた。チャニング・フライは、5本のスリーポイントシュートを決め21得点で続いた。（STATS-AP）
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