D.グリーン33得点、スパーズが21点差逆転しサンズに勝利 リーグ首位確定
サンアントニオ・スパーズは現地11日、フェニックス・サンズに112対104で勝利。全体首位を確定し、プレーオフを通じてのホームコートアドバンテージを獲得した。ダニー・グリーンが自己ベストとなる33得点でチームをけん引した。
2連戦の2日目でベテランのティム・ダンカンとマヌ・ジノビリが休養のため欠場したが、グリーンは10本中7本のスリーポイントシュート成功で、両主力不在の穴を埋めた。全体のホームコートアドバンテージ獲得について「狙っていたわけではないけれども、プレーオフの多くの試合をホームで行えるのは助かるよ。チームにとって一番大切なことは、健康を保ち、相互理解を深めること。ホームコートアドバンテージは、ボーナスみたいなものだね」と語った。
スパーズは、第1Q残り約2分に14対35の21点ビハインドと大きく出遅れたが、13点ビハインドで迎えた第3Qを37対19と圧倒して逆転。第4Q残り約4分半に、粘るサンズに1点リードを許したが、カウィ・レナードとマルコ・ベリネリの連続スリーで一気に5点リードを手にし、そのまま逃げきった。
レナードが18得点、背中の故障で2試合を欠場していたトニー・パーカーが戦列に戻り、18得点、3アシストをマークした。
サンズは、エリック・ブレッドソーが30得点、11リバウンド、9アシストとトリプルダブル級の活躍でチームを引っ張ったが一歩及ばず。プレーオフ圏外のウェスタン・カンファレンス9位に転落した。
サンズは、12日に西7位のダラス・マーベリックス、14日に同8位のメンフィス・グリズリーズ、今季最終戦となる16日にサクラメント・キングスと対戦する。プレーオフ進出の望みを繋ぐには、3戦全勝が条件となる可能性が高い。（STATS-AP）
●試合結果データはこちらから＞＞
●試合結果一覧はこちら＞＞
