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「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」第33節 レアル・マドリード VS. バルセロナ

第33節 伝統の一戦クラシコ

4.23 (日) 深夜3:30~

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生中継!リーガ・エスパニョーラ 16-17 伝統の一戦クラシコ第33節レアル・マドリード vs バルセロナ

現地解説:野口幸司 / 現地実況:山田泰三 / スタジオ解説:宮本恒靖 / スタジオ進行:柄沢晃弘 / アシスタント:杉山セリナ

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4/22(土)午後3:00

メッシとロナウド~ゴールに愛された2人の天才~
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メッシとロナウド ゴールに愛された2人の天才

すでに数々の伝説と逸話を更新し続けているアルゼンチンの至宝、神の子メッシ。そのメッシと肩を並べ、ライバルチームでゴールを大量生産するC・ロナウド。同じ時代にプレーする天才2人の歩みを振り返る。

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伝統の一戦クラシコ 観戦ガイド 選ばれし者たちの宿命の対決
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伝統の一戦クラシコ 観戦ガイド 選ばれし者たちの宿命の対決

伝統の一戦クラシコが4/23(日)深夜3:30(第33節)に開催される。今度の舞台はレアル・マドリードの本拠地、サンティアゴ・ベルナベウだ。優勝争いを決定づける運命の一戦を絶対に見逃すな!

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4/23(日)よる11:00

伝統の一戦クラシコ直前スペシャル WOWOWでやっちゃいます!ペナトーーーーク!
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伝統の一戦クラシコ直前スペシャル WOWOWでやっちゃいます!ペナトーーーーク!

クラシコをテーマに激論を交わすスポーツバラエティ!MCはリーガダイジェストでもお馴染みペナルティ・ヒデ。多彩なゲストがバルサ愛・レアル愛を熱烈プレゼンする。

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4/23(日)深夜3:30

生中継!リーガ・エスパニョーラ 16-17 伝統の一戦クラシコ第33節レアル・マドリード vs バルセロナ
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現地より生中継!リーガ・エスパニョーラ16-17 伝統の一戦クラシコ 第33節 レアル・マドリードvsバルセロナ

伝統の一戦クラシコ。首位R・マドリードが本拠地サンティアゴ・ベルナベウで2位バルセロナと激突する優勝争いを決定づける大一番。全世界が注目する天王山を生中継!

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El Clasico

クラシコの静と動

Text by 木村浩嗣

今回のクラシコには面白い対照がある。「“動”のバルセロナ」と「“静”のレアル・マドリード」の顔合わせだということだ。

“動”の象徴はルイス・エンリケ監督だ。

選手時代にレアル・マドリードからバルセロナへ禁断の移籍をした彼は、その気性の激しさでカリスマとなった。敵チームに所属したというネガティブな過去を剥き出しの反骨精神に変え、バルセロナファンの心を鷲づかみにした。その気性は監督になっても変わらず、1年目にはメッシと衝突したことすらある。だが、嵐を味方にするところが非凡なところだ。主役の座を譲る格好でメッシと和解すると猛烈なラストスパートで、チャンピオンズリーグ、リーガ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の3冠に輝いた。

今から振り返るとあのメッシとのトラブルはチームの団結力のために仕組まれたのではないか、とさえ思える。というのも今季も同じようなことをして成功しているからだ。

3月1日、パリ・サンジェルマン戦との大一番の1週間前という普通はやらないタイミングで、自ら「今季限りでの退任」を発表し、大逆転というチームのリアクションを引き出した。あの突然の発表はギャンブルだった。裏目に出れば選手の動揺を誘い、今頃は批判の集中豪雨にさらされクラシコどころではなかったかもしれない。

戦術面でも動いた。システムを[4-3-3]から[3-4-3]に変えメッシをサイドから内に入れてよりボールに絡ませることで、彼の貢献度をアップさせた。クラシコでも動くとすればルイス・エンリケだろう。システムはどうなるのか、MFは3人なのか4人なのか、メッシの配置はどうなるかは、最後まで謎なのに違いない。

賭けに勝った指揮官は、揉め事ばかりだったメディアとの対応の仕方も変え、今はどんな質問にも淡々と答えるようになった。今季限りという覚悟が雑念を取り払ったのだろうか。クラシコという最後の花道を前に、嵐の前の静けさが不気味である。

一方の“静”はジネディーヌ・ジダン監督である。

実は気性は激しい。選手時代にルイス・エンリケとやり合い、顔を手ではたいたこともあるし、あの2006年のFIFAワールドカップ決勝での頭突き事件もある。だが、昨年1月、前監督ベニテス解任という嵐の海に降り立った彼の態度は、怒りを爆発させた2、3の例外を除き、常に“静”であった。選手として超越していた彼は、まるで監督としても達観しているかのように悠然と構えた。

やたらシステムをいじるでもなく、選手の大きな入れ替えをするでもなく。結果が出せる[4-3-3]とベスト11が見つかるとそれを固定した。この安定感に選手は感謝した。前監督時代とほとんど変わっていないのに、気が付いたらチームは欧州の頂点に立っていた。

今季は3バックを試したこともある(失敗してすぐに元に戻した)し、ローテーションも積極的にやっている。だが、そのローテーションにすらパターンがあり、“実は何試合分も事前に用意されている”と噂されるほどだ。1月中旬コパ・デル・レイに敗退した際に一度危機を迎えているが、特別な手を打つでもなくいつの間にか脱していた。今回のクラシコにもいつも通りで臨むジダンからは、大一番という緊張感や覚悟は伝わって来ない。この点ルイス・エンリケとは対照的である。

こんな“動”と“静”の両監督を「支える」選手は、自慢の3トップではなく後方にいる。「支える」とは「チームとしてのあり様を支える」選手という意味。ともに超強力な3トップを擁することで避けられない守備の歪みを引き受ける、屋台骨の支柱というべき存在である。

“動”のルイス・エンリケの場合はイニエスタである。彼のダイナミズム抜きにはレアル・マドリードの圧力はかわし切れない。出し、動き、もらい、出し、動き、もらい。その連続でボールを持てない相手は攻撃力を無力化され、疲弊していく。「ボールがなければ攻められない」とヨハン・クライフの教えの正統な継承者である。

“静”のジダンの場合はセルヒオ・ラモスである。終了間際の奇跡的なゴールで有名だが、それは劣勢ゆえであり、監督は奇跡にはすがれない。そうではなくて、ジダンにとって不可欠なのは彼の1対1での強さ抜きには、バルセロナのパスサッカーを止められないからだ。相手のコンビネーションは3トップを1対1にするために設計されている。その決定的な瞬間に備えてセルヒオ・ラモスはゴール前を動けない、いや動くべきではない。

これはつまり、イニエスタがそのパスワークでセルヒオ・ラモスを釣り出すことに成功するか否かが、勝負の重要なポイントになっているということだ。派手な3トップ対決の裏側にある、この“静”のジダンと“動”のルイス・エンリケという二人の性格とサッカー観の対比、そしてそれらを体現する二人の選手の攻防にぜひフォーカスしてほしい。

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木村浩嗣

木村浩嗣(きむら・ひろつぐ)

編集者、コピーライター等を経て1994年からスペイン・サラマンカへ。98年、99年とスペインサッカー連盟のコーチライセンスを2年連続で取得し、7年間少年チームを指導。06年9月に帰国して、『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年12月からスペイン・セビージャに拠点を移し、特派員兼編集長となる。15年7月、編集長を辞しフリーとしてスペインサッカーを追いつつ、2014-15シーズンにセビージャ市王者となった少年チームを率いている。

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Pickup Match Report

第33節
4/23(日)深夜3:30 2017 04 24 03 30

R・マドリード

VS

バルセロナ

~伝統の一戦 クラシコ~

放送開始まで
00 : 00 : 00

放送開始

2
3
1-1
1-2

試合終了

前節までの成績
1 順位 2
23 22
2 4
6 引分 6
82 得点 91
33 失点 30

※ 得点・失点はシーズンの総計です。

  • 試合経過
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El Derbi Madrileño

スペイン首都を分断する「富める者と貧しき者の戦い」、すべての可能性が起こり得る
世界最高峰のダービーマッチ「マドリード・ダービー」の真相

歴史的な市民感情漂う伝統の一戦

Text by 木村浩嗣

首都を真っ二つに割るマドリードダービー。「富める者と貧しき者の戦い」とスペインでもずっと言われてきた。実際に調査したところ両チームのファンの経済力に差はないのだそうだが、今もこの対立の構図つまり、レアル・マドリードにアトレティコ・マドリードが挑む、という形は変わっていない。

まず実績が違う。欧州の頂点に立つこと11回、リーグ優勝32回のレアル・マドリードに対しアトレティコ・マドリードはリーグ優勝は10回だが、チャンピンオズリーグは無冠である。クラブの規模も段違い。15-16シーズンの年間売上6億2000万ユーロ(約740億円)に対し2億2900万ユーロ(約270億円)。スタジアムの立地もそれ風である。今回の舞台サンティアゴ・ベルナベウが北にある金融街の真っ只中に位置しているのに対し、ビセンテ・カルデロンは南にある川沿いの下町にある。広々として快適な会見ルームに対して、狭くて暗くて立ち見が出る、というのはジャーナリストなら誰でも知っていることだ。ファンの広がりも違う。白いユニフォームのファンの方からは世界中の様々な言語が聞こえてくるのに対し、赤と白の縞模様の方はほぼスペイン語オンリーである。

この「富める者と貧しき者」という構図作りには、実はディエゴ・シメオネ監督も一役買っている。リーグ優勝を飾った13-14シーズン、彼はリーガ・エスパニョーラを「格差社会」、アトレティコ・マドリードを「庶民」にたとえ、リーガ優勝奪還への道のりを「格差社会での庶民の反乱」になぞらえたコメントを出し、経済危機に苦しむスペイン人たちの共感を呼ぶことに成功した。サッカーに興味がない人たちまでが、アトレティコ・マドリード優勝を祝ったのだった。

智将ディエゴ・シメオネが創造した首都分断の構図

こうした情報戦も含め、アトレティコ・マドリードのレベルアップの最大の貢献者がディエゴ・シメオネであることを疑う者はいないだろう。選手時代のカリスマをベンチにも引き継いだジネディーヌ・ジダンに対し、ディエゴ・シメオネは現役時代のイメージとは異なるスマートな言説、おしゃれな振る舞いで新たなカリスマを作り上げた。まったく勝てず歴史的な苦手意識の下で自滅していた選手の意識を変え、ライバルへの劣等感を払拭し、戦う集団に変えた。その象徴が例えばアトレティコ・マドリードの我が目を疑った大勝劇(14-15シーズン/4ー0)であり、2016年に2敗しかしてないジネディーヌ・ジダンのチームに付けた敵地での黒星(0ー1)だったのだろう。

「足を入れろ!」、「戦え!」と選手を叱咤する様は普段の紳士ぶりとはかけ離れており、首都のライバルにホームで敗れることの屈辱の大きさがうかがわれたものだ。
その日の試合後会見でのジネディーヌ・ジダン監督の怒りは今も語り草である

選手で言えば、アトレティコ・マドリードの変身を体現するのがフェルナンド・トーレスだろう。リバプールへ旅立つ前2001-20007の間はレアル・マドリード相手のゴールは僅か1。だが15年1月に古巣に復帰すると、初ダービーでアトレティコ・マドリードのシャツを着て初めて宿敵に勝利(2ー0)し、その1週間後には初めて2ゴールを挙げてコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)から宿命のライバルを追い落とした。

辞技法。文章やスピーチなどに豊かな表現を与えるための一連の技法)で、「レアル・マドリードに比べれば」という但し書きが付く。アトレティコ・マドリードの売上高はレアル・マドリード、バルセロナに次ぐリーガ3位で、例えばセビージャの倍近い。そうでなければチャンピオンズリーグのファイナルがここ3年で2度もマドリード・ダービーだったなんてことが起こるわけがない。つまり、レアル・マドリードにアトレティコ・マドリードが挑むという伝統的な形のままレベルとグレードが上がり、今やマドリード・ダービーは欧州の頂点を争うほどのカードに成長した、ということなのだ。意地や因縁はそのままで、優劣の差は限りなく小さくなった。順位表やそれまでの調子があてにならない、どちらが勝ってもおかしくないダービー特有の危険な匂いが漂っている。

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木村浩嗣

木村浩嗣(きむら・ひろつぐ)

編集者、コピーライター等を経て1994年からスペイン・サラマンカへ。98年、99年とスペインサッカー連盟のコーチライセンスを2年連続で取得し、7年間少年チームを指導。06年9月に帰国して、『footballista フットボリスタ』編集長に就任。08年12月からスペイン・セビージャに拠点を移し、特派員兼編集長となる。15年7月、編集長を辞しフリーとしてスペインサッカーを追いつつ、2014-15シーズンにセビージャ市王者となった少年チームを率いている。

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