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みどころ・試合内容 /
2017年10月2日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

史上2人目の4団体統一を果たすのは?
3試合連続の番狂わせ狙うインドンゴ

 140ポンド(約63.5キロ)をリミットとするスーパー・ライト級のWBC、WBO王座を持つテレンス・クロフォード(29=アメリカ)と、WBA、IBF王者のジュリウス・インドンゴ(34=ナミビア)がそれぞれの王座をかけて戦う。勝者は4つのベルトを手にすることになる。WBOが1988年に設立されて以降、自力で主要4団体の世界王座を統一するのは2004年にミドル級のバーナード・ホプキンス(アメリカ)が成し遂げて以来、2例目となる。
 元ライト級王者のクロフォードは15年4月にWBOスーパー・ライト級王座を獲得して2階級制覇を達成。昨年7月にはWBC王者のビクトル・ポストル(ウクライナ)に勝って2団体の王座を保持することになった。その後、2度の防衛を重ねている。クロフォードにとって今回の統一戦はWBO王座6度目、WBC王座3度目の防衛戦でもある。
 「ハンター」のニックネームを持つクロフォードは右構えでも左構えでも戦える器用なスイッチヒッターとして知られる。最近はサウスポーで戦う時間の方が長く、攻撃に主眼が置かれているようにも見える。それはスーパー・ライト級に転向してからの6戦で5KO勝ちという結果にも表れている。31戦全勝(22KO)と高いKO率(約71%)を残しているが、クロフォードの場合は強いパンチを思い切り相手に叩きつけるのではなく、スピードに乗って多彩な角度とタイミングでヒットしていくことが多い。技巧をベースにしたコンビネーション型の選手といえる。いまやボクサーの総合的な評価ランキング「パウンド・フォー・パウンド」の上位常連だ。
 同じ世界王者ではあるが、まだインドンゴの評価はライバルには及ばない。08年北京五輪に出場(ライト級1回戦敗退)したアマチュア実績はあるものの、プロでは1年前まではまったくの無名だったのだから仕方あるまい。ただ、昨年12月に相手国ロシアのモスクワに乗り込みエドゥアルド・トロヤノフスキーを40秒で倒してIBF王座を獲得した試合と、今年4月にこれまた相手国イギリスでリッキー・バーンズを大差の判定で破ってWBA王座を吸収した2試合で、インドンゴは知名度と評価を急上昇させている。トロヤノフスキー戦では12対1のオッズで不利とみられたが、タイミングのいい左ストレートを決めてパンチの威力をアピール。15対8でアンダードッグ(負け犬)とみられたバーンズ戦では、179センチの長身と181センチのリーチを生かして距離を保ったボクシングを披露している。世界戦で3試合続けて敵地での試合となる。22戦全勝(11KO)。
 試合地がクロフォードが生まれ育ったネブラスカ州オマハから100キロほどのリンカーンということもあり、オッズは12対1でWBC&WBO王者有利と出ている。その数字どおり実績で大きく勝るクロフォードがスピードを生かして前後左右に揺さぶり、飛び込んで鋭い左ストレート、右フックで攻め落としてしまう可能性が最も高いといえよう。その一方、長身から繰り出すインドンゴの左ストレートの脅威にさらされることも考えられる。クロフォードの圧倒的有利は不動だが、インドンゴは「相手の地元に乗り込んで戦うことには抵抗がないよ。今度も最近の2試合と同じことが起こるだろう」と強気の姿勢を崩していない。その自信がなんとも不気味だ。

 


Written by ボクシングライター原功

スーパー・ライト級トップ戦線の現状

WBA   :ジュリウス・インドンゴ(ナミビア)
WBC   :テレンス・クロフォード(アメリカ)
IBF   :ジュリウス・インドンゴ(ナミビア)
WBO   :テレンス・クロフォード(アメリカ)

 現時点では暫定王者もおらず、17階級のなかで最もシンプルですっきりしたクラスといえる。この階級の第一人者がWBC&WBO王者のテレンス・クロフォード(29=アメリカ)であるということは多くの識者、ファンの共通認識といえる。ライト級とスーパー・ライト級の2階級制覇王者であり、9度の世界戦は全勝、そのうち6KO勝ちを収めており、実績も申し分ない。身長173センチ、リーチ178センチと決して大柄ではないが、近い将来、ウェルター級への進出が計画されている。
 そのクロフォードを追う一番手がWBA&IBF王者のジュリウス・インドンゴ(34=ナミビア)だ。まだ実績や総合力で差はあるが、クロフォードを食う番狂わせを起こせばスポットライトの中心に躍り出ることになる。
 今回の4団体統一戦を実現させるためにIBFの指名挑戦権行使を先延ばしにしたのがセルゲイ・リピネッツ(28=ロシア)だ。このカザフスタン生まれでアメリカ在住の強打者は12戦全勝(10KO)と高いKO率を誇る。
 WBA1位のランセス・バルセレミ(31=キューバ)は元2階級制覇王者で、27戦26勝(13KO)1無効試合と無敗を保っている。180センチの長身パンチャーだ。
 7月に元世界4階級制覇王者のエイドリアン・ブローナー(28=アメリカ)に勝ったWBCライト級王者、マイキー・ガルシア(29=アメリカ)もこの階級への本格参入を狙っている。



  • みどころ

五輪銅メダリストのグボジーク
元世界ランカー相手に前哨戦

 ライト・ヘビー級でWBA3位、WBC2位、IBF5位、WBO3位にランクされるオレクサンダー・グボジーク(30=ウクライナ)が、プロ14連勝をかけて元世界ランカーのクレイグ・ベイカー(33=アメリカ)と対戦する。
 グボジークはアマチュア時代に09年と11年の世界選手権に出場したあと12年ロンドン五輪にウクライナ代表として参加。ライト・ヘビー級で銅メダルを獲得した。14年4月、マニー・パッキャオ(フィリピン)対ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)第3戦の前座でプロデビューし、3年間で13戦全勝(11KO)をマークしている。巧みなマッチメークも目立つが、元世界ランカーや世界挑戦経験者のナジブ・モハメッディ(フランス)、トミー・カーペンシー(アメリカ)、アイザック・チレンバ(マラウィ)らに勝ってランキングを駆け上がってきた。カーペンシー戦では初回にダウンを喫するなど危ない試合もあったが、それが貴重な経験にもなっている。
 対するベイカーは15年2月、WBC3位にランクされていたウンベルト・サビーネ(キューバ)に2回TKO勝ちを収めて世界15傑に名を連ねたこともある強豪で、18戦17勝(13KO)1敗の好戦績を残している。
 グボジークのために組まれたカードといえるが、ベイカーの強打が再び番狂わせを起こす可能性もありそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

  • みどころ

リオ五輪銅メダリストのプロ第3戦

 シャクール・スティーブンソン(20=アメリカ)は13年の世界ジュニア選手権フライ級優勝、14年の世界ユース選手権、ユース五輪フライ級で優勝後、昨年のリオデジャネイロ五輪バンタム級で銀メダルを獲得している。今年4月に6回負傷判定勝ちでプロデビューし、1回TKO勝ちの2戦目を挟んで、これがプロ第3戦となる。身長173センチのサウスポーで、「近い将来に世界王者になるのは間違いない」と期待されている。
 相手のダビド・ミシェル・パス(23=アルゼンチン)は8戦4勝3敗1分の戦績を残しているが、KO勝ちはない。スティーブンソンはプロの水に慣れていないこともあり、まだ慎重な面も見られるが、センスは群を抜いている。将来の世界王者のスピードに要注目だ。

 


Written by ボクシングライター原功

  • みどころ

22戦全勝の24歳 vs キャリア53戦の37歳

 マイク・リード(24=アメリカ)はアマチュア時代に全米選手権とゴールデングローブ大会で優勝した実績を持ち、13年3月にプロ転向後は22戦全勝(12KO)の快進撃を続けている。すでにWBOスーパー・ライト級10位にランクされており、今後の活躍が期待されているホープのひとりだ。
 対照的にロバート・フランケル(37=アメリカ)は経験値の高いベテランで、これが14年のプロ生活で54戦目(35勝7KO17敗1分)となる。過去の対戦相手としては、レイモント・ピーターソン(アメリカ)、ドミトリー・サリタ(ウクライナ)、リカルド・ドミンゲス(メキシコ)、デビッド・ディアス(アメリカ)、ポール・スパダフォーラ(アメリカ)、ホセ・セペダ(メキシコ)、ホセ・フェリックス(メキシコ)といった元世界王者や世界挑戦経験者の名前が数多く並ぶ。
 これもホープのリードのために組まれた試合といえるが、ベテランのフランケルをどういうかたちで超えるか。リードにとっては内容が問われる試合だ。

 


Written by ボクシングライター原功

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