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みどころ・試合内容 /
2016年10月3日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

4年ぶりのリマッチ 舞台は世界戦
オッズは3対1でハスキンス有利

昨年来、イギリスは常に10人以上の世界王者を擁してボクシング界をリードしている。今回のハスキンス対ホールの同国人対決は、そんな隆盛を誇るイギリスのボクシング界を象徴するようなカードといえる。
この両者、12年7月にEBU欧州バンタム級王座決定戦で拳を交え、ハスキンスが3対0の判定勝ちを収めている。WBA11位、IBF13位にランクされていたハスキンスが118対110、118対109、117対111という大差をつけて勢いの差をみせつけたものだった。
しかし、ハスキンスは次戦で躓いて(8回TKO負け)いったん世界戦線から後退。その間隙を縫うようなかたちでホールが先にIBF世界バンタム級王座を獲得した(13年12月)。ところが、これで出世争いが終わったわけではない。ホールが2度目の防衛戦で敗れると、ほどなくしてIBF王座は空位に。ここでも王座決定戦にはホールが出場したが、ランディ・カバジェロ(アメリカ)に12回判定負けを喫してしまう。
この間、ハスキンスはイギリスの国内王座とEBU欧州王座を再獲得するなど着々と再起路線を歩み、世界のトップ戦線に復帰。そんな折り、カバジェロが踵の腫瘍を除去する手術に踏み切ったため暫定王座が設けられることになり、ハスキンスは岩佐亮佑(セレス)との決定戦に臨んだ。このサウスポー対決を6回TKOで制したハスキンスは「暫定」の2文字つきながら初の世界王座を獲得した。
昨年6月のことである。このあと11月にはカバジェロ対ハスキンスの団体内統一戦がセットされたが、カバジェロが体重超過のため王座を剥奪され、晴れてハスキンスが正王者になったという経緯がある。一方、再び追う立場になっていたホールは今年4月、元世界王者のロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)との挑戦者決定戦を制してIBF1位に再浮上してきた。こうして4年の年月を経てハスキンスとホールの人生が再び交わることになったのである。
これが2度目の防衛戦となるハスキンスは変則的なサウスポーで、比較的ルーズな構えで相手を迎え撃ち、タイミングのいい左ストレートや右フックを打ち込むタイプといえる。能力的にはホールを上回ると思われるが、三つの敗北はいずれもKOによるもので、耐久力に課題がある。
返り咲きを狙うホールは173センチの長身選手で、相手に圧力をかけながら距離を詰めるタイプといえる。しかし、11年4月の試合を最後に14試合もKO勝ちから遠ざかっているように決定力不足というマイナス面があり、前に出ながら後手に回るというケースも見受けられる。
ホールがじわじわと前に出て追い、サウスポーのハスキンスが左ストレートや右フックで迎え撃つ展開が予想される。ともに相手の手の内を知っているだけに、接戦になりそうだ。オッズは3対1でハスキンス有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功

バンタム級トップ戦線の現状

WBA SC:ラウシー・ウォーレン(アメリカ)
WBA    :ジェイミー・マクドネル(イギリス)
WBA 暫定:ザナト・ザキヤノフ(カザフスタン)
WBC    :山中慎介(帝拳)
IBF     :リー・ハスキンス(イギリス)
WBO    :マーロン・タパレス(フィリピン)

先ごろアンセルモ・モレノ(パナマ)を7回TKOで屠って11度目の防衛を果たしたWBC王者、山中慎介(帝拳)が押しも押されもせぬバンタム級の主といえる。過去に「スリップ気味のダウンが一度だけ」(モレノ)だった“亡霊”を豪快に3度も倒した“神の左”は、まだまだ防衛回数を伸ばしそうな勢いだ。
これを追う一番手がWBAのレギュラー王者、ジェイミー・マクドネル(イギリス)だ。かつてIBF王座も持っていたマクドネルは14年5月の戴冠後、亀田和毅を2度退けるなど4度の防衛を果たしている。178センチの長身ボクサーで、誰が戦っても厄介な相手といえる。WBAのスーパー王者ラウシー・ウォーレン(アメリカ)は3度の五輪出場経験を持つ元トップ・アマで、今年6月、ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を攻略して頂点に立った。まだ評価を定める段階とはいえない。WBO王者のマーロン・タパレス(フィリピン)は、7月にプンルアン・ソールンビサイ(タイ)とのダウン応酬の激闘を制して戴冠を果たした。昨年12月、京都で大森将平(ウォズ)を2回TKOに下すなど日本では2勝を挙げている。井上拓真(大橋)がターゲットにしている王者だ。
ランカー陣では、山中から2度のダウンを奪ったリボリオ・ソリス(ベネズエラ)、長身パンチャーのゾラニ・テテ(南アフリカ共和国)、捲土重来を期す亀田ら王者経験者が挑戦の機会を待っている。

  • みどころ

2階級制覇王者 VS 元アマチュア・エリート
9戦目で戴冠狙うエドワーズ

井上尚弥(大橋)が6戦、田中恒成(畑中)が5戦目に戴冠を果たすなど試合数一桁のキャリアで世界制覇は珍しくなくなったが、それでも9戦目、わずか2年足らずのキャリアでの世界挑戦が驚異的であることに変わりはない。その話題の主がエドワーズだ。
エドワーズはアマ時代に世界選手権に2度出場するなど輝かしい実績を残して昨年1月にプロ転向。わずか8戦(全勝3KO)のキャリアでカシメロに挑む。長身のボクサーファイター型で、足をつかいながらスピーディーな左ジャブを突き、出入りする右の正統的ボクサーファイター型だ。すでに10ラウンドをフルに2度戦いきるなどスタミナも証明済みだが、競った状態で後半を迎えると苦しくなりそうだ。
迎え撃つカシメロは25戦22勝(14KO)3敗の戦績が示すとおりの強打者で、ライト・フライ級、フライ級を通じて「世界戦」と名のつく試合はこれが11度目となる。よく言えばダイナミック、悪く言えば雑な戦い方だが、試合はスリリングだ。ゆったりした構えで飛び込む好戦派で、左フックを中心にパンチは左右とも強い。今年5月の戴冠試合では老練なアムナット・ルエンロエン(タイ)を左フックのカウンターで倒し、左ボディブローで仕留めている。 イギリスのリングは初めてだが、メキシコ、アルゼンチン、パナマ、ニカラグア、タイ、中国、南アフリカ共和国で戦ったことがあり、敵地だからといって動揺することはないはずだ。
オッズは18対13でカシメロ有利と出ているが、エドワーズがわずか8戦の経験しか持たないことを考えると、挑戦者への期待の高さが分かる数字でもある。エドワーズが足とスピードを生かしてポイントを重ねる可能性もあるが、カシメロの攻撃力、パンチ力を考えると挑戦者が最後まで逃げ切ることは難しいのではなかろうか。

 


Written by ボクシングライター原功

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