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みどころ・試合内容 /
2016年10月17日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

元4階級制覇王者 VS 「南米のライオン」
ゲレロの再起戦 圧倒的有利の予想

この10年間、フェザー級を皮切りにウェルター級まで4階級で世界制覇を成し遂げてきたゲレロだが、今年1月にはWBCのウェルター級王座決定戦で敗れており、これが再起第一戦となる。アルゼンチンを出て初めての試合となるペラルタを相手に、ゲレロは存在感を示すことができるか。
ゲレロは01年にプロデビューしてから40戦33勝(18KO)4敗1分2無効試合という戦績を残している。キャリア15年の割に試合数が多くないのは、白血病に罹患した妻の看病のためにボクサーとしての活動を休止した時期があったこととも無関係ではない。
過去の4敗はいずれも現役(フロイド・メイウェザー、キース・サーマン)、元(ダニー・ガルシア)、あるいはのち(ガマリエル・ディアス)の世界王者に喫したもので、すべて判定を落としたものだ。なかなかのタフガイといっていいだろう。自身が屠った王者経験者も多く、ファン・ポロ・ペレス(コロンビア)、ガマリエル・ディアス(メキシコ)、エリック・エイクン(アメリカ)、マルコム・クラッセン(南アフリカ共和国)、ホエル・カサマヨル(キューバ)、マイケル・カチディス(オーストラリア)、アンドレ・ベルト(アメリカ)といった猛者の名前が並ぶ。このほか、のちに2階級制覇を成し遂げるオルランド・サリド(メキシコ)と無効試合、亀海喜寛(帝拳)に10回判定勝ちを収めるなど40戦の中身は濃い。ただし、この3年間の5戦に限定してみると2勝3敗と武運から見放されている感がある。世界ランクもWBCで13位と挑戦圏内ぎりぎりに踏みとどまっており、もうあとには引けない状況といっていいだろう。
ゲレロはサウスポーのボクサーファイター型で、右ジャブから左ストレートを放って攻略の糸口を切り開き、好機とみるとフックにアッパーを交えた連打で襲いかかることが多い。階級を上げるごとに好戦的なスタイルに変わってきており、必然的に被弾数も増している。それがファンに対するアピールになっている一方、リスクを高めてもいるといえる。
今回の相手、ペラルタは比較的ゆったりとした構えからワンツーで攻め込んだかと思うと相手の打ち終わりに右を合わせたり、なかなか掴みどころのないボクシングをする右のボクサーファイターだ。
05年のデビューから11年まで20連勝を収めたのを含め28戦25勝(14KO)2敗1分という好戦績を残している。しかし、世界的な実績の持ち主との対戦が皆無で、加えてアルゼンチンを出て戦ったことがないため、実力そのものは計りきれてはいないといえる。
ただ、ゲレロを破れば一気に世界挑戦圏内に飛び込む可能性があり、大きく視界が開けるだけにモチベーションは高いものがあるはずだ。
4階級制覇の実績を持つ元王者に対しペラルタが無名ということもあり、オッズは33対1という大差でゲレロ有利と出ている。順当にいけばゲレロが勝利をもぎ取りそうだが、相手を軽視して不要なパンチを浴びるようだと混戦になる可能性もある。

 


Written by ボクシングライター原功

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA    :キース・サーマン(アメリカ)
WBA 暫定:ダビド・アバネシャン(ロシア)
WBC    :ダニー・ガルシア(アメリカ)
IBF     :ケル・ブルック(イギリス)
WBO    :ジェシー・バルガス(アメリカ)

世界的に層の厚い階級だけに、現在も錚々たるメンバーがベルトを持っている。WBA王者のキース・サーマン(27=アメリカ)が28戦27勝(22KO)1無効試合、WBC王者のダニー・ガルシア(28=アメリカ)が32戦全勝(18KO)と無敗を誇る。この両者の頂上決戦が来春に計画中と伝えられる。
IBF王者のケル・ブルック(30=イギリス)は9月10日にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)の持つ世界ミドル級王座に挑んで5回TKO負けを喫し、37戦目にして初の黒星を経験することになった(36勝25KO1敗)。ウェルター級のIBF王座は保持したままだが、ゴロフキン戦で眼窩低骨折をしたためしばらくは戦線離脱することになる。練習復帰後にウェルター級で防衛戦を行うかスーパー・ウェルター級に転向するか決めると話しており、場合によってはIBF王座返上も考えられる。
WBO王者のジェシー・バルガス(27=アメリカ)は11月5日(日本時間6日)、アメリカのネバダ州ラスベガスで元6階級制覇王者、マニー・パッキャオ(37=比)の挑戦を受ける。66戦58勝(38KO)6敗2分のサウスポーが主役であることは間違いないが、28戦27勝(10KO)1敗のバルガスにも十分に勝機があるカードといえる。バルガスは身長で12センチ、リーチで10センチ勝り、年齢で10歳若いうえにスピードもある。パッキャオにとって与し易い相手とはいえない。
このクラスの若手ナンバー1は文句なしにエロール・スペンス(26=アメリカ)であろう。IBF王者のブルックのみならず他団体の王者たちも警戒心を強めているはずだ。王者経験者ではティモシー・ブラッドリー(33=アメリカ)、ショーン・ポーター(28=アメリカ)、アンドレ・ベルト(33=アメリカ)が返り咲きのチャンスを探っている。2階級制覇を狙うアミール・カーン(29=イギリス)、レイモント・ピーターソン(32=アメリカ)にももうひと暴れを期待したい。

  • みどころ

「メキシコの番犬」 1年ぶりのリング
世界挑戦経験者エルナンデスと打撃戦か

09年から10年にかけてWBOのスーパー・ウェルター級暫定王者だったアングロは、元オリンピアン(04年アテネ五輪に出場)のイメージとはかけ離れた荒っぽいボクシングをすることで知られている。「ペロ」(犬、番犬)というニックネームがあるが、戦いぶりは闘犬のようだ。結果的に肉を切らせて骨を発つリスキーな戦いぶりになり、ジェームス・カークランド(アメリカ)、エリスランディ・ララ(キューバ)、サウル・アルバレス(メキシコ)には打撃戦のすえTKOで敗れている。しかし、ここ2戦は連続KO勝ちを収めており、復調を印象づけている。戦績は29戦24勝(20KO)5敗。
対するエルナンデスは15年のプロ生活で42戦33勝(22KO)8敗1無効試合のレコードを残している。10年には元世界王者のデマーカス・コーリー(アメリカ)、マイク・アンチョンド(アメリカ)を連破した勢いを駆ってアンドレ・ベルト(アメリカ)の持つWBC世界ウェルター級王座に挑戦したが、このときはダウンを喫したすえ127秒で高くなった鼻を折られた。再起戦で元世界王者のルイス・コラーゾ(アメリカ)を破ったことは評価できるが、その後はララやデメトリアス・アンドレイド(アメリカ)、ジュリアン・ウィリアムス(アメリカ)らに6連敗を喫するというどん底を経験した。しかし、こちらも15年に3連勝(2KO)と復調している。
攻撃偏重のアングロと適度に足をつかいながら好機を待つタイプのエルナンデス。乱戦に巻き込めばアングロ有利、左ジャブで距離を保つ展開になればエルナンデス有利といえる。序盤から激しい主導権争いがみられそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

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