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みどころ・試合内容 /
2016年5月2日 放送

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5月2日放送

[WOWOWライブ] 5/2(月)よる9:00 [再] 5/7(土) 午前9:00

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再起を遂げた“メイウェザー2世”KOで勝利を飾れるか

WBA世界S・ライト級タイトルマッチ

エイドリアン・ブローナー

4階級制覇王者

エイドリアン・ブローナー

(アメリカ)

アシュリー・セオフェイン

WBA世界S・ライト級9位

アシュリー・セオフェイン

(アメリカ)

>> 試合結果 <<
9R TKO エイドリアン・ブローナー の勝利
>> 試合結果 <<
5R TKO ロバート・イースター の勝利
>> 試合結果 <<
6R TKO ジャーボンテイ・デービス の勝利
  • みどころ

メイウェザーの後継者 VS メイウェザーの秘蔵っ子
「問題児」が「宝物」を撃退か

昨年9月の試合を最後に現役を退いたスーパースター、フロイド・メイウェザー(アメリカ)の「後継者」を名乗るブローナーが、そのメイウェザーがプロモートする「秘蔵っ子」のセオフェインと拳を交える。「ザ・プロブレム(問題児)」のニックネームを持つブローナーが、「トレジャー(宝物)」と呼ばれるセオフェインをどう料理するのか。
ブローナーは319戦300勝19敗のアマチュア戦績を残して08年5月にプロデビュー。3年半後の11年11月にWBOのスーパー・フェザー級王座を獲得すると、12年にはWBCのライト級、13年にはWBAのウェルター級を次々に制覇。しかし、急に体重を上げた反動か、あるいは相手に研究されたためか、その後、ブローナーは急停止を強いられた。マルコス・マイダナ(アルゼンチン)の強打を浴びて2度ダウンしたすえ判定負けを喫し(13年12月)、昨年6月には前IBF世界ウェルター級王者のショーン・ポーター(アメリカ)にも判定で敗れた。この2試合の間には3勝しているが、いずれも勝負は判定まで長引いた。パフォーマンスそのものの低下を指摘する声があったのも事実だ。そんななか昨年10月にはスーパー・ライト級でWBA王座を獲得した。しかも2年8ヵ月、7試合ぶりのKO(12回TKO勝ち)というおまけ付きだった。これが初防衛戦となる。34戦31勝(23KO)2敗1無効試合。
以前のような生きのよさが若干目減りしている印象があるとはいえ、ブローナーが特別の才能の持つ主であることに変わりはない。左腕を下げた半身の構えからスピードに乗った回転の速い連打を叩きつけるスタイルは健在だ。ストレート、フック、アッパーとパンチは多彩で、防御技術にも定評がある。万全のコンディションに仕上げて試合に集中しさえすれば王座が揺らぐことはあるまい。
挑戦者のセオフェインは03年にイギリスでプロデビューしたが、3年前からは拠点をラスベガスに移し、これが8戦連続してアメリカでの試合となる。13年のキャリアで46戦39勝(11KO)6敗1分のレコードを残している。勝利のなかには元世界王者のデマーカス・コーリー(アメリカ)、世界挑戦経験者のデルビン・ロドリゲス(ドミニカ共和国)を判定で下したものが含まれている。一方、敗北のなかには成長途上のダニー・ガルシア(アメリカ=現WBC世界ウェルター級王者)や元WBA世界スーパー・ライト級暫定王者のセサール・パブロ・カノ(メキシコ)に判定で敗れた試合が含まれている。セオフェインは左ジャブをつかいながら相手と微妙な距離のやりとりをし、好機に伸びのある右ストレート、左フックを叩きつけるスタイルを持つ。ボクサーファイター型のカテゴリーに入るが、ボクサー型に近いタイプといっていいだろう。
警戒心が強くガードは固い。
経験値や攻撃力などで大きく勝るブローナー有利は揺るがない。
セオフェインは序盤で先に仕掛けてペースを握りブローナーを焦らせたいが、簡単な作業ではない。ブローナーが多彩で意外性のあるパンチで中盤までに仕事を終わらせる可能性が高そうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

スーパー・ライト級トップ戦線の現状

WBA SC:エイドリアン・ブローナー(アメリカ)
WBC   :ビクトル・ポストル(ウクライナ)
IBF    :エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)
WBO   :テレンス・クロフォード(アメリカ)

甲乙つけがたい実力派がトップに揃った階級といえる。現時点で最も高い評価を受けているのはWBO王者のテレンス・クロフォード(アメリカ)だ。左右にスイッチする器用なタイプで28戦全勝(20KO)とKO率も高い。そのクロフォードと7月に統一戦を行う計画が持ち上がっているWBC王者のビクトル・ポストル(ウクライナ)も力がある。28戦全勝(12KO)とこちらも無敗で、昨年10月に元WBC暫定王者のルーカス・マティセ(アルゼンチン)を10回KOで下した試合が印象的だ。硬軟織り交ぜた万能型のクロフォードと、身長180センチ、リーチ187センチの恵まれた体から繰り出すポストルの左ジャブと右ストレート。実に興味深いカードといえる。IBF王者のエドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)は35歳だが、24戦全勝(21KO)と高いKO率を残している。18戦16勝(15KO)1敗1分の小原佳太(三迫)との指名防衛戦が予定されている。
ランカー陣では元WBO王者のルスラン・プロボドニコフ(ロシア)、マティセが巻き返しを狙っている。さらにアントニオ・オロスコ(メキシコ)、アミール・イマム(アメリカ)を倒したアドリアン・グラナドス(メキシコ)らが挑戦の機会を待っている。また、5月に予定されている元WBA暫定王者マウリシオ・ヘレラ(アメリカ)とホープのフランキー・ゴメス(アメリカ)の新旧対決にも注目したい。