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みどころ・試合内容 /
2016年5月16日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

24戦23勝(21KO)1分 VS 15戦全KO勝ち
12年ロンドン五輪王者が初の世界挑戦

10人を超す世界王者を擁して活気づくイギリスのボクシング界にあって、近い将来のエースとして期待を集めるジョシュアがプロ2年半のキャリアで世界王座に挑む。今年1月に戴冠を果たしたばかりのサウスポーの王者を相手にどんな戦いをみせるのか。
ジョシュアは12年ロンドン五輪スーパーヘビー級で金メダルを獲得後、13年10月にプロに転向した。マット・スケルトン(イギリス)、マイケル・スプロット(イギリス)、ケビン・ジョンソン(アメリカ)といった古豪を下して連勝を伸ばしてきた。昨年12月にはアマチュア時代にダウンを喫してポイント負けしているディリアン・ホワイト(イギリス)に7回TKOで雪辱を果たした。この試合では序盤に被弾して窮地に陥ったが、持ち直して中盤でけりをつけている。耐久力や心身のスタミナといった点で一定以上のものを証明した試合でもあった。陣営は2戦ほど挟んだあとで勝負をかける計画だったが、新王者のマーティンとの交渉が思いのほかスムーズに進んだために今回の挑戦に至った。「マーティン、与し易し」との分析もあるのだろう。
身長198センチ、リーチ208センチ、体重110キロ前後のジョシュアは左ジャブで切り込んで右ストレートに繋げる正統派の強打者で、ホワイト戦以外の14試合はいずれも3回以内で仕事を終えている。駆け引きや細かなテクニックに加え、12回をフルに戦い切るスタミナがあるのかなど未知の部分は残っているものの、この26歳の若者が大器であることは間違いない。今回の大一番で快勝するようなことがあればさらに勢いを増し、ヘビー級戦線の核になる可能性もある。
そんなホープの挑戦者を受けるマーティンも才能に恵まれたサウスポーだ。アマチュア時代に五輪出場はかなわなかったが、その12年の全米ゴールデングローブ大会では準優勝を収めている。NABF北米王座を獲得するなどしてランキングを上げ、昨秋にはIBF4位まで上昇。ここでウラディミール・クリチコ(ウクライナ)から王座を奪ったタイソン・フューリー(イギリス)が指名試合を拒否、IBF王座を剥奪されたことでマーティンの出番が到来した。
ビアチェスラフ・グラヅコフ(ウクライナ)との王座決定戦が急遽決まったのだ。マーティンは内定していたドミニク・ブリージール(アメリカ)とのホープ対決をキャンセルして今年1月、グラヅコフと拳を交えた。結果は3回TKO勝ち。相手が試合中に膝を痛めて続行不能に陥るという素直に喜べない結末ではあったが、そんな運も味方につけての戴冠だった。
24戦23勝(21KO)1分の戦績を残しているマーティンは身長196センチ、リーチ203センチ、体重111キロ前後の大型サウスポーで、動きは変則的なところがある。それでいてスピードもあるのだから相手にとっては戦いにくいタイプといえよう。
20代同士がヘビー級の世界王座を争うのは久しぶりのことで、マーティンは「ジョシュアの世界挑戦は時期尚早。彼は何も試されていない」と挑発しているが、それは7ラウンド以上を1度しか戦い切っていない王者自身にもいえることだ。ふたりの経験値は決して高くないが、その分、可能性を感じさせる楽しみなカードといえる。地元の利もある挑戦者が4対1で有利とみられており、イギリスのファンはジョシュアが右ストレートでKO勝ちを収めるシーンを期待している。その一方、左構えのマーティンが前後左右に動きながら流れを引き寄せ、挑戦者をトラブルに陥れる可能性も低くはないと思われる。

 


Written by ボクシングライター原功

ヘビー級トップ戦線の現状

WBA SC:タイソン・フューリー(イギリス)
WBA   :ルーカス・ブラウン(オーストラリア)
WBA暫定:ルイス・オルティス(キューバ)
WBC   :デオンテイ・ワイルダー(アメリカ)
IBF    :チャールズ・マーティン(アメリカ)
WBO   :タイソン・フューリー(イギリス)

昨年11月、ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)がタイソン・フューリー(イギリス)に判定負けを喫し、9年半に18度防衛してきた王座を失い、それを機にヘビー級は大混戦状態に陥った。
WBA、IBF、WBOと3団体の王座を引き継いだフューリーは指名試合を拒否してベルトを放棄。WBAとWBOの王座をかけて7月にクリチコとの再戦に臨む。
ビアチェスラフ・グラヅコフ(ウクライナ)との決定戦を経てIBFのベルトを手に入れたマーティンは、よほど自信があるのか戴冠から短期間でアンソニー・ジョシュア(イギリス)の地元に乗り込んで初防衛戦に臨む。IBFはこの勝者に対する挑戦者決定戦として4位のカルロス・タカム(カメルーン)対5位のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)戦を認定。さらにその先の挑戦者決定戦として6位のクブラト・プーレフ(ブルガリア)対8位のディレック・チゾラ(イギリス)もセットされている。
36戦全勝(35KO)という驚異的なKO率を誇るWBC王者、デオンテイ・ワイルダー(アメリカ)は、元WBA王者のアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)が待つロシアに乗り込んで4度目の防衛戦に臨む。ほぼイーブンのオッズが出ているように、どちらに転ぶか分からないカードだ。 WBAの暫定王者という地位に甘んじているが、ルイス・オルティス(キューバ)も忘れてはならない。スピードとパワー、テクニックを兼ね備えたサウスポーの万能型で、最近のアピール度は他団体王者たちを凌ぐ。まだ脇役の扱いだが、誰と組んでも興味深いカードになる実力者だ。
今年1月、3年半ぶりに戦線復帰を果たした元WBA王者のデビッド・ヘイ(イギリス)にも注目したい。

  • みどころ

ウェールズの稲妻 VS アメリカのアウトロー
オッズは7対1で王者有利だが…

セルビーは昨年5月、イブゲニー・グラドビッチ(ロシア)を8回負傷判定で下して王座を獲得。10月の初防衛戦では元世界3階級制覇王者のフェルナンド・モンティエル(メキシコ)を大差の判定で退けている。地元での試合ということもあり、7対1のオッズで有利とみられている。セルビーはフェザー級では大柄といえる174センチの身長を生かし、足をつかいながら中長距離を保ちながら戦う右のボクサーファイター型で、運動量そのものが多い選手といえる。「Lightning」(稲妻)というニックネームがあるが、パワーは平均の域内だ。23戦22勝(8KO)1敗。
挑戦者のハンターは24戦21勝(11KO)3敗のレコードを残している29歳で、これが初の大舞台となる。3敗のうち2敗は反則(ローブロー、ブレーク後の加撃)によるもので、「アウトロー」(無法者)の異名がある。じわじわと圧力をかけながら上下にパンチを散らして攻略するタイプで、機をみて構えをスイッチすることもある。過去の試合を見るとローブローは多いが、被せるように打ち込む右や左フックなど正当な打撃はタイミングがよく、威力も感じられる。
体格に加え地の利もあるセルビーが動きながら左ジャブを突いて簡単に主導権を握るようだと、着々とポイントを積み重ねるパターンになることが濃厚だ。ハンターは早い段階で仕掛けて乱戦に持ち込みたい。

 


Written by ボクシングライター原功

S・ライト級4回戦

コナー・ベン

イギリス S・ライト級

コナー・ベン

(イギリス)

デビッド・ブロフィー

ブルガリア ライト級

イバイロ・ボヤノフ

(ブルガリア)

  • みどころ

ジョージ・グローブス対デビッド・ブロフィー
コナー・ベン対イバイロ・ボヤノフ

アンダーカードとして組まれているジョージ・グローブス対デビッド・ブロフィーのイギリス人同士の一戦は、WBAインターナショナル・スーパー・ミドル級王座決定戦(12回戦)として行われる。25戦22勝(17KO)3敗のグローブスは13年11月、14年5月、15年9月の3度、世界王座に挑んだが、カール・フロッチ(イギリス)に9回TKO負け、8回TKO負け、バドゥ・ジャック(スウェーデン)に12回判定負けという結果に終わっている。
現在もWBC2位にランクされており、このままいけば4度目のチャンスが巡ってきそうな気配だ。
ブロフィーは11年2月のデビューから17戦16勝(1KO)1分と無敗だが、KO数の少なさが気になる。25歳と若いだけに侮れないが、グローブスのパワーがものをいいそうだ。
コナー・ベン(イギリス)は元世界ミドル級、スーパー・ミドル級王者、ナイジェル・ベンの息子で、これがプロデビュー戦となる。
父親のライバルだったクリス・ユーバンク(イギリス)の息子、ユーバンク・ジュニアはすでにプロでWBA暫定世界ミドル級王座を獲得しており、やはり同じ時代に活躍した宿敵のスティーブ・コリンズ(アイルランド)の息子もプロで活動中だ。今度はベンの息子が伝説の後継者として一歩を踏み出す。
コナー・ベンはボクシング歴は3年と浅く「デビュー戦は怖い。プレッシャーと期待の大きさを感じている。でも自分で選んだ道だからベストを尽くす」と話している。その一方、「目標は父を超える世界3階級制覇」と威勢もいい。6戦(2勝3敗1分)のキャリアがあるボヤノフを相手にどんな戦いを見せるのか注目したい。

 


Written by ボクシングライター原功

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