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みどころ・試合内容 /
2016年2月1日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

主役の座を狙う「リアル・キングコング」
実力者ジェニングスを相手に初防衛戦

10年近い在位を誇ったウラディミール・クリチコ(ウクライナ)がタイソン・フューリー(イギリス)に敗れたのを機に、ヘビー級トップ戦線は一気に大混戦の様相を呈してきた。そんな中にあってオルティスはWBAの暫定王者という地味な肩書に甘んじているが、その実力からみて主役の座に躍り出る可能性も持っている。まずは、今回のジェニングス戦でどんなパフォーマンスをみせ、どんな結果を出すのか注目したい。
オルティスはオリンピックこそ出場していないが、トップの層が厚いキューバで362戦343勝19敗というアマチュア戦績を残している。10年2月、31歳になる直前にアメリカでプロデビューを果たし、6年近いキャリアで25戦23勝(20KO)2無効試合というレコードを記している。無効試合のひとつは相手がダウンしてリング外に落下して試合続行不可能になったためで、もうひとつは1回KO勝ちを収めて一度はWBAの暫定王座獲得とコールされたものの、のちにドーピング違反が発覚して結果が覆されたというもの。
この2戦を事実上のKO勝ちとしてカウントすれば「25戦全勝(22KO)」という戦績になる。
この数字と「リアル・キングコング」のニックネームが物語るように、オルティスは最重量級でもトップクラスに位置づけられる強打者といえる。身長193センチ、リーチ213センチ、体重108キロ前後の大きな体を機敏に動かし、左構えからスピードのある右ジャブ、左ストレート、さらに角度のある左右のアッパーを突き上げるなど器用な面を持っている。デビュー3戦目に8回をフルに戦ったのが過去最長で、スタミナと耐久力に関しては未知の面があるものの、総合的な戦力は極めて高いと断言してよさそうだ。
挑戦者のジェニングスはオルティスから遅れること10日、10年2月26日にプロデビュー。6年近いプロ生活で20戦19勝(10KO)1敗の好戦績を残している。15年4月にはクリチコの持つWBA、IBF、WBO3団体王座に挑んだが、12回判定負けという結果に終わった。明白な差をつけられての敗北だったが、クリチコに「(ジェニングスは)動きが速くて戦いにくかった」といわしめた。
その感想どおり、ジェニングスはスピードが身上のボクサーファイター型で、総合的な戦力は高いものがある。反面、傑出したものがないのも事実で、粘り強く戦うものの決定力不足ともいえる。その分、オルティスとは対照的に長丁場の経験は豊富で、8回以上の戦いを6度経験している。クリチコ戦を含め12回も2度戦い切っており、スタミナには定評がある。
ヘビー級では希少なサウスポーのオルティスにアドバンテージのあるカードだが、ジェニングスも変則的な左構えのアルツール・スピルカ(ポーランド)を10回TKOで下した実績を持っており、対処の仕方は心得ているものと思われる。攻撃力で勝るオルティスが前半で主導権を握るようだと豪快なKO防衛もありそうだ。その一方、ジェニングスが巧みに距離を操って的を絞らせず、勝負を中盤以降に引き延ばすようならば新暫定王者誕生の可能性は膨らむ。ともにスピードがあるだけにヘビー級では珍しくテンポの速い攻防がみられそうだ。オッズは3対2でオルティス有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功

ヘビー級トップ戦線の現状

WBA SC:タイソン・フューリー(イギリス)
WBA   :ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)
WBA暫定:ルイス・オルティス(キューバ)
WBC   :デオンテイ・ワイルダー(アメリカ)
IBF    :空位
WBO   :タイソン・フューリー(イギリス)

ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)がタイソン・フューリー(イギリス)に敗れた15年11月28日を境に、ヘビー級トップ戦線は大混戦の様相を呈している。IBFは1位のビャチェスラフ・グラツコフ(ウクライナ)との指名試合を拒否したフューリーから王座を取り上げ、グラツコフ対チャールズ・マーティン(アメリカ)というカードで決定戦を行うことを決めた。フューリーは契約に従い夏にクリチコとのダイレクト・リマッチに臨むものとみられている。WBC王者のデオンテイ・ワイルダー(アメリカ)は変則サウスポーのアルツール・スピルカ(ポーランド)とのV3戦が決まっている。この試合の勝者には元WBA王者で現WBC1位のアレクサンデル・ポベトキン(ロシア)との対戦が義務づけられている。
WBAのレギュラー王者、ルスラン・チャガエフ(ウズベキスタン)は3月5日、ロシアのチェチェン共和国グロズヌイでルーカス・ブラウン(オーストラリア)との指名防衛戦が控えている。ルイス・オルティス(キューバ)対ブライアント・ジェニングス(アメリカ)のWBA暫定世界ヘビー級タイトルマッチはこうした状況下で行われるわけだが、勝者にはアレクサンデル・ウスティノフ(ロシア)との対戦が待っている。
先が読み切れない混戦状態だが、さらに今年は12年ロンドン五輪の金メダリストで、プロ転向後は15連続KO勝ちの快進撃を続けるアンソニー・ジョシュア(イギリス)も割って入りそうな勢いだ。さらには3年半ぶりに戦線復帰する元WBA王者、デビッド・ヘイ(イギリス)にも要注目といえる。

  • みどころ

「AXE-MAN」の転級初戦
相手は13連続KOのIBF8位

ウォータースは14年10月、ノニト・ドネア(フィリピン)を6回TKOで破って評価を上げたが、15年6月のWBA世界フェザー級王座のV4戦を前に体重オーバーの失態を犯してベルトを失った。試合では、アマチュア時代に苦杯をなめた相手、ミゲール・マリアガ(コロンビア)に判定で雪辱を果たし、それを機にスーパー・フェザー級への転向を決めた。ターゲットはWBA王座を11度防衛しているスーパー王者、内山高志(ワタナベ)だ。両陣営は対戦に前向きで、今春にもアメリカで注目対決が実現するのではないかと期待を集めている。
ウォータースは26戦全勝(21KO)の戦績が示すとおりの強打者で、ドネアから最初のダウンを奪った右アッパー、フィニッシュに持ち込んだ右フックなどが特に強い。170センチの身長に対してリーチが185センチもあり、相手にとっては危険なうえにやりにくいタイプといえる。
対するソーサは22戦18勝(14KO)1敗3分の戦績を残している27歳。世界的には無名に近いが、12年9月以降の14戦は全勝で、目下13連続KOと勢いに乗っている。15年8月には、世界挑戦の経験を持つ技巧派、ジェリー・ベルモンテス(アメリカ)に1回KO勝ちを収めるなど自信も深めている様子だ。身長は165センチとこのクラスにしては小柄だが、圧力をかけながら飛び込んで左を上下に打ち分ける好戦派といえる。ちなみにベルモンテス戦は右一発で倒している。現在はIBF8位、WBOで11位に名を連ねており、前世界王者を食うことがあれば一気に上位に浮上するだけにモチベーションも高いものがあるはずだ。
12対1のオッズが示すようにウォータース有利は動かしがたいが、これまでよりもひとつ上の階級で世界ランカー相手にどんなパフォーマンスを見せるのか要注目だ。内山戦との戦いをイメージしながら見るのも一興といえる。

 


Written by ボクシングライター原功

  • みどころ

専門サイトの「新鋭賞」受賞のルビン
スピードと強打に注目

ボクシングの専門サイトboxingscene.comが2015年度の「プロスペクト・オブ・ザ・イヤー」に選んだホープが、このルビンだ。
ライト・ヘビー級のスラッガー、アルツール・ベテルビエフ(ロシア)やウェルター級のエロール・スペンス(アメリカ)らを抑えての受賞だけに価値がある。
ルビンはトップアマから13年11月にプロに転じ、ここまで12戦全勝(9KO)の戦績を収めている。まだ大物との対戦実績はないが、キャリアのある中堅どころを問題にせずに下している。身長180センチ、リーチ193センチと体格に恵まれたサウスポーで、スピードに乗った左右の強打が魅力だ。まだ発展の途上だが、キャリアが上積みされれば上位ランカーの脅威になる存在といえる。 相手のカマチョは26戦21勝(19KO)5敗の戦績を残している34歳で、世界的な実績は皆無といえる。ただし21勝のうち19のKO勝ちがあるだけに油断は禁物だ。
いまのルビンの勢いを考えれば番狂わせは考えにくいカードといえる。ここは専門サイトが推す20歳の逸材の戦いぶりに焦点を絞って試合をみてもよさそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

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