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みどころ・試合内容 /
2016年8月1日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

アマ時代からの友人対決
オッズは15対8で王者サーマン有利

両者は今年3月12日に米国コネチカット州アンカスビルで対戦する予定だったが、試合の1ヵ月ほど前にサーマンが交通事故を起こしたため大事をとって延期された経緯がある。サーマンは休養後に様子をみながらトレーニングを開始したというが、調整は順調に進んだと自信をみせている。
サーマンは27戦26勝(22KO)1無効試合の戦績が示すとおりの強打者だが、必要に応じて足をつかって距離を保ったボクシングもできる。ディエゴ・チャベス(アルゼンチン)、ヘスス・ソト・カラス(メキシコ)、ロバート・ゲレロ(アメリカ)、ルイス・コラーゾ(アメリカ)といった力のある猛者たちを退けており、試合ごとに評価を高めている。それでいて成長途上ともみられており、大きな可能性を秘めた選手といえよう。不安があるとすれば2月に起こした交通事故の影響と、そのために1年近く空いた試合間隔ぐらいだ。ただし、約1年のブランクは挑戦者も同じだ。
挑戦者のポーターは13年12月から14年8月までIBF王座に君臨した実績を持つ元王者で、ケル・ブルック(イギリス)にベルトを奪われてからは2連勝と復調している。特に1年前のエイドリアン・ブローナー(アメリカ)戦では、その3ヵ月半後に4階級制覇を成し遂げる「メイウェザー2世」に明確な差をつけて判定勝ちを収めており、改めて底力をみせつけたものだ。ポイントで大量リードした最終回には不覚のダウンを喫したが、それも含めてポーターらしい試合だったといえる。身長170センチとウェルター級にしては小柄なポーターは、前傾姿勢から果敢に圧力をかけて飛び込むスタイルを確立している。パンチの正確さはともかく、手数の多い波状攻撃は見る者を飽きさせない。勇敢さは、相手を選ばない点にも表れている。デボン・アレキサンダー(アメリカ)、ポール・マリナッジ、ブルック、ブローナーと力のあるトップ選手たちと数多く手合わせをしてきている。28戦26勝(16KO)1敗1分。
このふたり、アマチュア時代からの友人でもある。「こんな大舞台で拳を交えることができて最高だ。普段は友だちだが、リングの上は別」と口を揃えるが、どちらかの集中力が途切れるようなことがあると、そこから大きな破綻に繋がる恐れもある。このカードの場合、心理面の戦いも大きな割合を占めそうだ。
右クロスや左フックに一撃KOの威力を秘めるサーマンと、前に出ながら攻め続けるポーター。オッズは15対8でサーマン有利と出ているが、ポーターが早い段階で流れを掴むようだと、その差は簡単にひっくり返ってしまいそうだ。まずは序盤の両者の出方に注目したい。

 


Written by ボクシングライター原功

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA   :キース・サーマン(アメリカ)
WBA 暫定:ダビド・アバネシャン(ロシア)
WBC   :ダニー・ガルシア(アメリカ)
IBF   :ケル・ブルック(イギリス)
WBO   :ジェシー・バルガス(アメリカ)

13年7月に暫定王座を獲得(のちに正王者に昇格)したWBA王者のキース・サーマン(アメリカ)が、5人の王者のなかでは在位3年と最も長い。IBF王者のケル・ブルック(イギリス)も長期政権が期待されているが、9月10日にミドル級の絶対王者、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)に挑むことになった。ウェルター級に戻るのかミドル級に転じるのかは、その試合の結果しだいといえよう。ブルックとの統一戦が内定していながら袖にされたかたちのWBO王者、ジェシー・バルガス(アメリカ)は新たな相手を探して初防衛戦に臨むことになりそうだ。WBC王者のダニー・ガルシア(アメリカ)は今年1月の決定戦でロバート・ゲレロ(アメリカ)を下して2階級制覇を達成。一気にクラスの核になるかと思われたが、いまのところこの階級ではサーマン、ブルック、バルガスとともに横並びの印象が強い。
追う一番手は12年ロンドン五輪8強の実績を持つ長身サウスポーのエロール・スペンス(アメリカ)だ。レナード・ブンドゥ(イタリア)とIBF挑戦者決定戦を行うことになっており、これをクリアすれば世界挑戦の道が開けるだろう。サーマンに挑むショーン・ポーター(アメリカ)、元王者ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)、右一発で倒されたもののサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)を苦しめたアミール・カーン(イギリス)らも巻き返しの機会をうかがっている。
こうしたなか、4月の試合を最後に引退したマニー・パッキャオ(フィリピン)が秋に復帰する噂も出ており、その動向から目が離せなくなってきた。

  • みどころ

風雲急告げるSFe級トップ戦線
フォルトゥナは安泰? それとも…

主要4団体のうちWBC王座が昨年11月に三浦隆司(帝拳)からフランシスコ・バルガス(メキシコ)に持ち主が変わり、今年4月には6年間に11度の防衛を重ねていたWBAスーパー王者の内山高志(ワタナベ)もジェスレル・コラレス(パナマ)の強打を浴びて2回KO負け。さらに6月にはワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がWBO王者のローマン・マルチネス(プエルトリコ)を5回KOで屠って王座を奪取と、このところスーパー・フェザー級トップ戦線は風雲急を告げる状態になっている。WBAのレギュラー王者、フォルトゥナは大丈夫か?
フォルトゥナは31戦29勝(21KO)1分1無効試合という無敗レコードを誇るサウスポーの技巧派強打者で、2階級制覇の実績を持つ。WBAのフェザー級暫定王者時代は減量が苦しく、計量をパスできずにベルトを失ったが、それも3年前のことになった。その後、スーパー・フェザー級にクラスを上げ、昨年5月には内山のスーパー王者昇格にともなって空いた王座を手に入れた。これが2度目の防衛戦となる。春には内山との団体内の統一戦がWBAから課されたが、スーパー王者の敗北で宙に浮いたかたちになっている。
フォルトゥナはスタンスを比較的広めにとったサウスポーで、スピードと勘の良さに定評がある。
ソーサは12年から13連続KO勝ちをマークして世界ランクに名を連ねていたとはいえ、昨年末までは無名に近い存在だった。それが12月のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)戦でラッキーともいえる引き分けに持ち込んだことで、今回、さらなる幸運が巡ってきた。両ガードを高く上げた構えで距離を詰め、至近距離で左右フック、アッパーを放つ好戦派だ。23戦18勝(14KO)1敗4分。
スピードとスキル、経験で勝るフォルトゥナが有利であることは6対1というオッズを待つまでもないが、王者が色気を出して大振りを繰り返してスタミナをロスするようだと、ソーサにも付け込むチャンスが生まれそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

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