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みどころ・試合内容 /
2015年9月21日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

2階級制覇目指す「敏捷な男」 VS 「マジックマン」
激戦階級に参入のガルシアに注目

スーパー・ライト級のWBAスーパー王者、そして前WBC王者のガルシアが本格的なウェルター級参入を試みる。これまでも2戦連続でスーパー・ライト級オーバーの体重でテストマッチを行ってきたが、今回は147ポンド(約66.6キロ)のウェルター級リミットで、相手も元世界2階級制覇王者のマリナッジと、ハードルが上がっている。「スウィフト(敏捷な男)」のニックネームを持つガルシアが、「マジックマン」と呼ばれるテクニシャンのマリナッジを相手にどんなパフォーマンスを見せるのか要注目だ。
ガルシアは12年3月にエリック・モラレス(メキシコ)に勝って戴冠を果たし、アミール・カーン(イギリス)、モラレスを連続してストップに追い込んだ。2年前にはWBCの暫定王者だったルーカス・マティセ(アルゼンチン)からもダウンを奪って王座を守り、評価をアップさせた。一時はフロイド・メイウェザー(アメリカ)に挑戦するのではないかと見られるほどの勢いだったが、陣営は「ウェルター級転向は時期尚早」と慎重な態度を崩さなかった。こうしたなかマウリシオ・ヘレラ(アメリカ)とのV5戦、そしてロッド・サルカ(アメリカ)、レイモント・ピーターソン(アメリカ)との無冠戦に臨んだわけだが、格下のサルカ戦以外は接戦のすえの辛勝だった。体重調整の難しさがあったのかもしれない。ガルシアはカーン戦やモラレス戦でみせたようなタイミングのいい左フックを軸にしたボクシングを身上としており、高い総合力を誇る。クラスを上げることで本来のパフォーマンスが戻るかどうか。
相手のマリナッジはスーパー・ライト級とウェルター級の元王者で、この試合が昨年4月以来の再起戦となる。直近の試合はショーン・ポーター(アメリカ)の持つIBF世界ウェルター級王座に挑んだものだが、持ち味を発揮できないまま4回TKO負けを喫している。パワーには欠けるが、スピードと足を生かしたボクシングを身上としており、経験値も高いものがある。ただ、このところの3戦は1勝2敗と負けが先行しており、34歳という年齢からみても厳しい状況に追い込まれている。
マリナッジは実績も知名度もある選手だが、ガルシアにとって攻略が難しい相手ではなさそうだ。左の強打を生かしながら圧力をかけ、ポイントを稼ぎながら徐々に追い込んでいくものと思われる。
いまウェルター級のトップで活躍するカーンが11回、ポーターが4回で屠ったマリナッジを、ガルシアはどんな内容で何回で仕留めるのか。そのあたりが焦点になりそうだ。戦績はガルシアが30戦全勝(18KO)、マリナッジが39戦33勝(7KO)6敗。

 


Written by ボクシングライター原功

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA SC :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
WBA   :キース・サーマン(アメリカ)
WBA暫定:アンドレ・ベルト(アメリカ)
WBC   :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF    :ケル・ブルック(イギリス)
WBO   :ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)

マニー・パッキャオ(フィリピン)とのライバル対決で勝利を収めたフロイド・メイウェザー(アメリカ)が、このクラスのみならず全階級を通じたチャンピオンのなかのチャンピンといえる。本当に引退してしまうのか、今後はその点に注目が集まりそうだ。
メイウェザーとの差は小さくないが、無敗のキース・サーマン(アメリカ)とケル・ブルック(イギリス)は高い潜在能力を持っており、さらなる躍進が期待できる。WBO王座に返り咲いたティモシー・ブラッドリー(アメリカ)、ブルックの前のIBF王者ショーン・ポーター(アメリカ)、メイウェザーとの対戦を熱望しながら実現に至らなかったWBC1位のアミール・カーン(イギリス)、14年にメイウェザーと2度対戦したマルコス・マイダナ(アルゼンチン)らが、これに続く。若手では勢いのあるサダム・アリ(アメリカ)、エロール・スペンス(アメリカ)に注目したい。現役続行を宣言しているパッキャオは、メイウェザー戦の前から痛めていた右肩の手術を受けたため現在はリハビリ中だが、早ければ来年2月には戦線復帰が可能と伝えられる。下のクラスから参入を狙っているダニー・ガルシア(アメリカ)も楽しみな存在だ。まだまだウェルター級トップ戦線から目が離せない状況は続きそうだ。

  • みどころ

骨肉腫を克服した「奇跡の男」 VS 「ラテンの毒蛇」
「KO負けのないモラを倒す」とジェイコブス

ジェイコブスは全米選手権や全米ゴールデングローブ大会で優勝するなど、アマチュアで144戦137勝7敗の好戦績を残して07年にプロデビュー。10年7月にWBO世界ミドル級王座決定戦でドミトリー・ピログ(ロシア)に5回TKO負けを喫してはいるが、それ以外はすべて勝利を収めてきた。30戦29勝(26KO)1敗という好戦績で、KO率の高さ(約87%)が目を引く。11年から12年にかけて約1年半のブランクがあるが、これは骨肉腫の治療のためで、戦線復帰後は7連続KO勝ちをマークしている。それ以前のものも含めると目下9連続KO勝ちということになる。パンチ力には絶対の自信を持っているようで、「モラは一度もKO負けのないタフガイだが、私が初めてのKO負けをプレゼントする」と宣言している。
そのモラは08年6月から9月までWBC世界スーパー・ウェルター級王座に君臨した実績を持つ元王者で、ジェイコブスに勝てば2階級制覇となる。33戦28勝(9KO)3敗1分の戦績から想像がつくように、粘りとタフネスが身上の選手だ。ミドル級転向後はグレゴルツ・プロクサ(ポーランド)やミルトン・ヌニェス(コロンビア)といった世界挑戦経験者に勝っており、今年2月には当時WBO13位にランクされていたアブラハム・ハン(アメリカ)に競り勝ってUSBA全米王座を獲得している。
現在の勢い、パンチ力をはじめ攻撃力で勝る28歳の王者有利は動かしがたい。ジェイコブス自らテーマに挙げるようにタフなモラを倒せるかどうかがみどころのひとつといえよう。ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)、ミゲール・コット(プエルトリコ)、デビッド・レミュー(カナダ)、アンディ・リー(イギリス)ら国籍もタイプも異なるスター選手がひしめくミドル級トップ戦線にあって、ジェイコブスは存在感を示すことができるか。


Written by ボクシングライター原功

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