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みどころ・試合内容 /
2015年10月5日 放送

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10月5日放送

[WOWOWライブ] 10/5(月)よる9:00 [再] 10/10(土)午前8:00

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“スーパーマン”スティーブンソンが6度目の防衛戦に挑む!

WBC世界L・ヘビー級タイトルマッチ

アドニス・スティーブンソン

WBC世界L・ヘビー級チャンピオン

アドニス・スティーブンソン

(カナダ)

トミー・カーペンシー

WBC世界L・ヘビー級9位

トミー・カーペンシー

(アメリカ)

>> 試合結果 <<
3R TKO アドニス・スティーブンソン の勝利
>> 試合結果 <<
8R TKO エロール・スペンス の勝利
>> 試合結果 <<
5R TKO フリオ・セハ の勝利
>> 試合結果 <<
3R TKO ビンセント・フェイゲンブッツ の勝利
  • みどころ

37歳の「スーパーマン」 VS 天敵「クリプトナイト」
スティーブンソンの左強打に注目

13年6月にチャド・ドーソン(アメリカ)を左一撃で倒して王座を獲得した「スーパーマン」、スティーブンソンの6度目の防衛戦。 同級11位の挑戦者、カーペンシーはスティーブンソンほどのインパクトはないが、スーパーマンの天敵ともいえる鉱石「クリプトナイト」を名乗っており、組み合わせの面白さがある。左強打でKOを量産するスティーブンソンが今度も豪快な破壊活動を見せつけるのか、それとも同じ左構えのカーペンシーが番狂わせを起こすのか。
カリブのハイチ出身のスティーブンソンはアマチュアで38戦33勝5敗の戦績を残しているが、20代前半に4年間、社会と隔離された時期があるためプロ転向は29歳と遅かった。しかし、デビュー翌年の07年に移住先のカナダ国内王者になると、08年にはWBC米大陸王座、09年にはWBCインターナショナル王座を獲得。さらにNABA北米王座、NABO北米王座、IBFインターナショナル王座、WBCシルバー王座を次々にゲットしていった。この間、伏兵に不覚をとったこともあるが、まずは順調な歩みといっていいだろう。ドーソンを倒してWBC王者になってからは、タボリス・クラウド(アメリカ)を7回終了TKOで退けたのをはじめトニー・ベリュー(イギリス)を6回TKOで一蹴、アンドレイ・フォンファラ(ポーランド)に12回判定勝ち、ドミトリー・スコーツキー(ロシア)に5回KO勝ち、そしてサキオ・ビカ(オーストラリア)に12回判定勝ちと5度の防衛を果たしている。攻撃偏重の傾向があるためダウンを喫した試合もあったが、それも含めて常にスリリングな試合を提供してきたといえる。身長は180センチで、この階級にしては大きくはないがリーチは196センチと長い。その利点を生かして打ち込む左ストレートが主武器だ。 27戦26勝(21KO)1敗。78パーセントのKO率を誇る。
挑戦者のカーペンシーはスティーブンソンよりも4ヵ月早い06年5月のプロデビューだが、4つの敗北があるためやや出世は遅れた。しかし、黒星は12年2月にWBO王者のネイサン・クレバリー(イギリス)に挑んだ試合(12回判定負け)のほか、のちに世界挑戦するカロ・ムラト(アルメニア)、フォンファラら実力者が相手だったことを付記しておく必要があるだろう。12年11月にフォンファラに7回TKO負けを喫してからは4連続判定勝ちとしぶとく勝ち抜いており、昨年10月には元王者のドーソンにも勝利を収めている。身長182センチ、リーチ185センチとこちらもライト・ヘビー級では決して大柄ではないが、サウスポーから変則的な動きで飛び込むなど独特の戦闘スタイルを確立している。30戦25勝(14KO)4敗1分。
実績、攻撃力に加え地の利もあるスティーブンソン有利は絶対的なものといえ、中盤を待たずにKOで仕事を終わらせてしまうという見方が大勢を占めている。ただし、唐突に繰り出すカーペンシーの右フックや被せるように打ち込む左ストレートは要注意といえそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

ライト・ヘビー級トップ戦線の現状

WBA SC :セルゲイ・コバレフ(ロシア)
WBA   :ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)
WBC   :アドニス・スティーブンソン(カナダ)
IBF    :セルゲイ・コバレフ(ロシア)
WBO   :セルゲイ・コバレフ(ロシア)

3団体の王座を持つセルゲイ・コバレフ(ロシア)とWBC王者のアドニス・スティーブンソン(カナダ)の並走が続いている。昨年来、4団体統一戦のプランが浮上してはいるもののプロモートやテレビの問題などがネックになり、なかなか具体化していないのが現状だ。29戦28勝(25KO)1分の「クラッシャー(破壊者)」コバレフと、27戦26勝(21KO)1敗の「スーパーマン」スティーブンソンというカードを実現させることができるかどうか、関係者の手腕に期待したい。
この2強に割って入りそうな勢いと力を持っているのが2度の五輪出場経験を持つアルツール・ベテルビエフ(ロシア)だ。 アマチュア時代にコバレフに2度勝っているベテルビエフは、プロでも9戦全KO勝ちの快進撃を続けており、スティーブンソンにとっても脅威の存在になっている。スティーブンソンのV3戦で拳を交えたアンドレイ・フォンファラ(ポーランド)も楽しみな存在だ。スティーブンソンにはダウン応酬のすえ判定で敗れたが、今年4月には元WBC世界ミドル級王者のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)からダウンを奪って9回終了TKO勝ちを収めている。次戦で前WBO王者のネイサン・クレバリー(イギリス)と戦うことになっており、これもクリアすれば2度目の世界挑戦が具体化しそうだ。このほか11月にWBAのレギュラー王者、ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)に挑戦する27戦25勝(14KO)2分のトーマス・オースズイゼン(南アフリカ共和国)にも注目したい。