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みどころ・試合内容 /
2015年11月9日 放送

みどころ・試合結果

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11月9日放送

[WOWOWライブ] 11/9(月)よる9:00 [再] 11/15(日)午前8:00

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元3階級制覇王者ブローナーが4階級目となるS・ライト級のベルトを狙う

WBA世界S・ライト級王座決定戦

エイドリアン・ブローナー

元3階級制覇チャンピオン

エイドリアン・ブローナー

(アメリカ)

カビブ・アーラフベルディエフ

元WBA世界S・ライト級チャンピオン

カビブ・アラクベルディエフ

(ロシア)

>> 試合結果 <<
12R TKO エイドリアン・ブローナー の勝利
>> 試合結果 <<
2-1 ホセ・ペドラサ の判定勝ち
  • みどころ

メイウェザーの後継者 VS ロシアの鷹
4階級制覇狙うブローナーの正念場

ジェシー・バルガス(アメリカ)が返上して空位になった王座の決定戦。ブローナーが勝てば4階級制覇、アラクベルディエフが勝てば1年半ぶりの返り咲きとなる。
一時は「メイウェザーの後継者」の呼び声そのままに破竹の快進撃を続けていたブローナーだが、13年12月のマルコス・マイダナ(アルゼンチン)戦で2度のダウンを喫して判定負け。その試合でWBA世界ウェルター級王座を失ってから歯車が狂った。カルロス・モリナ(アメリカ)、エマヌエル・テイラー(アメリカ)、ジョン・モリナ(アメリカ)を相手に勝利を収めたものの3試合ともダウンを奪うことはできず、かつてのような生きのいいパフォーマンスは影を潜めていた。今年6月、スーパー・ライト級とウェルター級の中間、144ポンド(約65.3キロ)の契約体重で前IBF世界ウェルター級王者のショーン・ポーター(アメリカ)と対戦したが、12回判定負けを喫した。最大10ポイントの差をつけられる屈辱的な敗北だったが、収穫もあった。最終回に左フックをヒットしてダウンを与えたのだ。ブローナーにとっては2年4ヵ月、6試合ぶりに奪ったダウンだった。これを再スタートのきっかけにしたいところだ。
ブローナーは身長169センチ、リーチ177センチと決して体格に恵まれているわけではないが、スピードとテクニック、多彩で回転の速いコンビネーションなどを生かして勝ち上がってきた。本家のメイウェザーほどではないものの防御勘も優れている。階級を上げたことと2敗したことで相手に与える威圧感やオーラは目減りしたが、26歳と若いだけに再び主役になる可能性を秘めた選手といえる。戦績は33戦30勝(22KO)2敗1無効試合。
一方のアラクベルディエフは05年のアマチュア世界選手権で銅メダルを獲得後、アメリカのプロモーション会社と契約を交わしてプロに転向。8年半のキャリアで20戦19勝(9KO)1敗の戦績を残している。12年11月にホアン・グスマン(ドミニカ共和国)との決定戦を制してWBA世界スーパー・ライト級王座を獲得し、翌年には初防衛にも成功。しかし、昨年4月、バルガスに競り負けてベルトを失った。以来、1年半のブランクがあるが、5位に据え置かれて今回のチャンスを手に入れた。
アラクベルディエフは両ガードを比較的高く上げたサウスポー・スタンスから右ジャブ、左ストレート、右フックなどをテンポよく打ち込んでくるボクサーファイター型で、積極的に試合をつくりにいくタイプだ。「ホーク(鷹)」のニックネームほどの迫力はないが、穴の少ない選手といえる。
7対2のオッズが示すように総合力はブローナーが上とみていいだろう。自らヒール役を買って出ている印象の強いブローナーだが、今回は地元での試合というアドバンテージもある。その元3階級制覇王者がハンドスピードと俊敏な動き、多彩なブローでポイントをピックアップしていくものとみる。存在感を示すためにはKOが求められる試合だが、そのミッションも果たすことができるかどうか。

 


Written by ボクシングライター原功

スーパー・ライト級トップ戦線の現状

WBA   :空位
WBA暫定:ホセ・ベナビデス(アメリカ)
WBC   :ビクトル・ポストル(ウクライナ)
IBF    :セサール・クエンカ(アルゼンチン)
WBO   :テレンス・クロフォード(アメリカ)

昨年12月に戴冠を果たしたWBA暫定王者のホセ・ベナビデス(アメリカ)を除く3王者は、いずれも今年に入ってから王座を獲得している。WBO王者のテレンス・クロフォード(アメリカ)が4月、IBF王者のセサール・クエンカ(アルゼンチン)が7月、そしてWBC王者のビクトル・ポストル(ウクライナ)が10月、奇しくも3選手とも王座決定戦を制しての戴冠だった。そして今回、エイドリアン・ブローナー(アメリカ)対カビブ・アラクベルディエフ(ウクライナ)の勝者がWBA王座につくわけだ。こうしたなか現時点ではクロフォードが最も高い評価を受けている。構えを左右にスイッチする器用な選手で、スピード、テクニックの面で秀でている。試合ごとに経験値も上げており、今後の中量級戦線の核になる可能性もある。また、試合全般をとおしてルーカス・マティセ(アルゼンチン)をコントロールしたうえ右の一撃で仕留めたポストルも面白い存在だ。派手さはないが、180センチの長身とリーチは相手にとっては大きな壁になりそうだ。
このほか18戦全勝(15KO)の24歳、アミール・イマム(アメリカ)、元世界3階級制覇王者ウンベルト・ソト(メキシコ)に勝ったアントニオ・オロスコ(メキシコ)、さらに激闘型の元王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)らがベルトに近い位置にいる。

IBF世界S・フェザー級タイトルマッチ

ホセ・ペドラサ

IBF世界S・フェザー級チャンピオン

ホセ・ペドラサ

(プエルトリコ)

エドナー・チェリー

IBF世界S・フェザー級14位

エドナー・チェリー

(アメリカ)

  • みどころ

カリブのスナイパー VS バハマの爆弾
真価が問われるペドラサ

「スナイパー(狙撃手)」のニックネームを持つプエルトリコのペドラサと、「ボム(爆弾)」と呼ばれるバハマ出身のチェリー。物騒な異名を持つ両者だが、どちらの武器がより有効に機能するのか。
ペドラサは08年北京五輪に出場したほか09年の世界選手権では準優勝するなど輝かしいアマチュア実績を引っ提げて11年2月にプロデビュー。順調に白星を重ねながら総合力を上げ、今年6月、ランセス・バルセレミ(キューバ)が返上して空位になった王座をアンドレイ・クリモフ(ロシア)と争い大差の判定勝ち、戴冠を果たした。これが初防衛戦となる。長身を折るように構えたスタイルから忙しく立ち位置を変えながら攻防を展開する変則型で、ときにはサウスポーにスイッチすることもある。パワーが売りの選手ではないが、角度のあるアッパーを含めパンチは多彩で手数も多い。
これに対し同じカリブのバハマ出身のチェリーはキャリア14年を誇るベテランで、元・現役・のちの世界王者6人と拳を交えるなど経験値は高いものがある。「爆弾」というニックネームほどの迫力はないが、バランスのとれた戦力を備えた右のボクサーファイター型で、ヘッドスリップを中心に防御も巧みだ。08年9月、ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)の持つWBC世界スーパー・ライト級王座に挑んで判定負けを喫しているが、43戦(34勝19KO6敗2分)してKO負けは一度もない。
オッズは4対1でペドラサ有利と出ているが、総合力にはそこまでの差はなさそうだ。ペドラサが忙しく動きながら手数で攻め、チェリーが迎撃する展開が予想される。ジャッジ泣かせの競ったラウンドが続く可能性が高いとみる。


Written by ボクシングライター原功

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