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みどころ・試合内容 /
2015年11月2日 放送

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11月2日放送

[WOWOWライブ] 11/2(月)よる9:00 [再] 11/7(土)午前7:00

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双子のチャーロ兄弟の兄ジャーマルがバンドレイジ相手に世界初挑戦!

IBF世界S・ウェルター級タイトルマッチ

コーネリアス・バンドレイジ

IBF世界S・ウェルター級チャンピオン

コーネリアス・バンドレイジ

(アメリカ)

ジャーマル・チャーロ

IBF世界S・ウェルター級1位

ジャーマル・チャーロ

(アメリカ)

>> 試合結果 <<
3R TKO ジャーマル・チャーロ の勝利
>> 試合結果 <<
5R KO ピーター・クィリン の勝利
>> 試合結果 <<
3-0 トゥレアノ・ジョンソン の判定勝ち
  • みどころ

42歳の好戦派王者 VS 25歳のホープ
17対2でチャーロ有利 新王者誕生か

この5年ほど、スーパー・ウェルター級はフロイド・メイウェザー(アメリカ)、サウル・アルバレス(メキシコ)、さらには一時的にマニー・パッキャオ(フィリピン)も加わるなど極めて注目度の高い階級といえるが、IBF王座に関してはスーパー・ファイトとは一線を画してきた印象が強い。10年以降の王座の変遷をみても、コーリー・スピンクス(アメリカ)⇒ コーネリアス・バンドレイジ(アメリカ)⇒ イシェ・スミス(アメリカ)⇒ カルロス・モリナ(メキシコ)⇒ バンドレイジ と、比較的地味な王者たちが目立つ。目まぐるしくベルトの持ち主が変わったことでも分かるように、突き抜けた実力者がいなかったともいえる。
そんななか、バンドレイジは37歳で初戴冠を果たし、昨年の10月に41歳で返り咲くなど奮闘しているといえる。このクラスにしては身長168センチと小柄だが、積極的に攻めながら懐に入り、思い切りのいい左右フックを強振。接近して執拗な攻撃を繰り返して押し切るスタイルを確立したといえる。パンチの切れはもうひとつだが、38歳を過ぎてから4度も12ラウンドをフルに戦い切るなど闘志もスタミナも十分だ。不安があるとすれば受けに回ったときの防御の甘さ、打たれた際の脆さであろう。
一方、IBF1位にランクされる指名挑戦者のチャーロは王者よりも17歳若い25歳で、これが初の大舞台となる。世界戦はもちろんのこと地域王座戦も経験がなく、キャリアという点ではバンドレイジに遠く及ばない。しかし、潜在的な能力や将来性という面では逆に大きく勝っている。同じスーパー・ウェルター級の世界ランカーでWBC1位、IBF2位につける双子の弟ジャーメルとともに世界制覇なるかという話題性もある。
チャーロはバンドレイジとは対照的に183センチの長身で、左ジャブを突きながら圧力をかけ、射程が合うと右ストレートを打ち抜く右構えのボクサーファイター型だ。昨年12月、レニー・ボッタイ(イタリア)との挑戦者決定戦では右アッパーでダウンを奪っているように、パンチはスピーディーで多彩だ。その能力とバランスのとれた戦力はすでに高く評価されており、オッズは17対2の大差で有利と出ている。初の世界戦という点に一抹の不安はあるが、 これまでにも世界戦の前座で疑似体験をしており、自分を見失うようなことはないとみていいだろう。
距離を潰して接近戦から乱打戦に持ち込みたいバンドレイジに対し、チャーロの左ジャブがどの程度、機能するかが最初のキー・ポイントになりそうだ。これで王者の動きを止めることができればチャーロの戴冠の可能性は大きく跳ね上がる。切れのある右ストレートが王者のアゴを一閃――KOで新王者誕生というシーンが見られそうだ。その一方、左ジャブが十分に機能しない場合はバンドレイジの馬力に押し込まれる危険性も出てくる。

 


Written by ボクシングライター原功

スーパー・ウェルター級トップ戦線の現状

WBA SC :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
WBA   :エリスランディ・ララ(キューバ)
WBA暫定:ジャック・クルカイ(ドイツ)
WBC   :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF    :コーネリアス・バンドレイジ(アメリカ)
WBO   :リアム・スミス(イギリス)

現時点ではフロイド・メイウェザー(アメリカ)がWBAのスーパー王座とWBC王座を持っているが、すでに引退を表明しており、遠からず手続きを経て両王座とも空くことになるはずだ。WBAのレギュラー王者、エリスランディ・ララ(キューバ)は11月25日に元IBF世界ウェルター級王者のヤン・ザベック(スロベニア)を相手に4度目の防衛戦を予定している。10月にWBO王座を獲得したばかりのリアム・スミス(イギリス)は、ポール、スティーブン、リアム、そしてカルムの「スミス4兄弟」のひとりとして知られる。王座決定戦ではジョン・トンプソン(アメリカ)に右を決めて7回TKO勝ちを収めているが、まだ評価を定める段階ではない。まずは12月19日に予定される初防衛戦に注目したい。
活動が不活発だとしてWBO王座を剥奪されたデメトリアス・アンドレイド(アメリカ)は、ララと肩を並べる力量の持ち主といっていい。185センチの長身サウスポーで、相手は距離を詰めることに大きなエネルギーを必要とする。10月に行った16ヵ月ぶりの実戦では2回TKO勝ちを収めており、王者たちを脅かす存在といえる。今回、IBF王者のコーネリアス・バンドレイジ(アメリカ)に挑戦するジャーマル・チャーロ(アメリカ)は21戦全勝(16KO)の強打者で、双子の弟ジャーメルは26戦全勝(11KO)の技巧派とタイプは異なる。双子の世界王者誕生の期待がかかるだけに要注目だ。ジョシュア・クロッティ(ガーナ)、オースティン・トラウト(アメリカ)、アンソニー・ムンディン(オーストラリア)ら王者経験者もチャンスを探っている。