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みどころ・試合内容 /
2015年6月29日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

元王者チャベス・ジュニア 13ヵ月ぶりのリング
大柄な相手に苦戦の可能性も

元WBC世界ミドル級王者のチャベス・ジュニアが昨年3月のブライアン・ベラ(アメリカ)戦以来、久しぶりのリングに臨む。いまやスーパー・ミドル級(168ポンド≒76.2キロ)でも体重調整が難しくなったチャベス・ジュニアだが、ライト・ヘビー級(175ポンド≒79.3キロ)ではサイズ不足という状態で、今回は172ポンド(約78.0キロ)のキャッチ・ウェート(契約体重)で試合に臨む。WBAとWBCで4位、IBF10位、WBO8位にランクされる大柄なフォンファラを相手にどんなリング・パフォーマンスをみせるのか注目される。

チャベス・ジュニアはベラ戦後の昨夏、WBA世界ミドル級王者ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)との対戦が内定したが、プロモートに関するトラブルで実現しなかった。その後、アル・ヘイモン氏と契約して再出発を図ったが、今年3月のカール・フロッチ(イギリス)戦は相手の負傷でキャンセルに。こうしたなかで決まったのが今回のフォンファラ戦だった。図らずも13ヵ月のブランクができたチャベス・ジュニアにとっては重要な復帰戦ということになった。身長183センチ、リーチ185センチのチャベス・ジュニアはミドル級やスーパー・ミドル級では体格の利を生かして馬力で押し込み、連打で仕留めるパターンが多かった。スピードや細かなテクニックには課題を残しているものの、頑丈な体を生かした攻撃的で執拗なボクシングは相手にとって厄介なものといえる。戦績は51戦48勝(32KO)1敗1分1無効試合。

一方のフォンファラはポーランド出身の27歳で、プロデビュー後はアメリカのイリノイ州シカゴを主戦場にしている。身長189センチ、リーチ193センチの細身の体だが、長い左を伸ばして相手をコントロールし、機を見て右ストレート、左フックに繋げる正統派のボクサーファイターといえる。昨年5月にはアドニス・スティーブンソン(カナダ)の持つWBC世界ライト・ヘビー級王座に挑戦。フォンファラは前半にサウスポーの王者の左を浴びて2度のダウンを喫しながらも立ち直り、9回にはお返しのダウンを奪っている。コンパクトな左フックから右ストレートをフォローしたもので、結果的に12回判定負けを喫したものの逆に株を上げている。30戦26勝(15KO)3敗1無効試合。

オッズは8対3でチャベス・ジュニア有利と出ているが、これは実績や知名度、人気度を反映した数字ともいえる。経験値で勝るチャベス・ジュニア有利は動かしがたいとしても、楽な試合にはならないだろう。コンディションやモチベーションに波のあるチャベス・ジュニアがどんな体調でリングに上がるのか、そして自分よりも大きい相手にどう立ち向かっていくのか注目したい。

 


Written by ボクシングライター原功

ライト・ヘビー級トップ戦線の現状

WBA SC :セルゲイ・コバレフ(ロシア)
WBA   :ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)
WBC   :アドニス・スティーブンソン(カナダ)
IBF    :セルゲイ・コバレフ(ロシア)
WBO   :セルゲイ・コバレフ(ロシア)

ともに2年前に戴冠を果たしたセルゲイ・コバレフ(ロシア)とアドニス・スティーブンソン(カナダ)の並走状態が続いている。今年に入って統一戦のプランが具体化しかけたが、コバレフがIBF王座の指名防衛戦を優先することになり、とりあえず先送りになっている。左右ともにKOの破壊力を秘めたコバレフと、サウスポーから必殺の左を繰り出すスティーブンソン。予想は真っ二つに割れそうだ。プロモートやテレビ局の枠を超えて実現してほしいカードである。

ふたりを追っているのが、アマチュア時代にコバレフに2度勝っているアルツール・ベテルビエフ(ロシア)だ。08年北京、12年ロンドン五輪に連続出場したベテルビエフは13年のプロ転向から8戦すべてでKO勝ちを収めている(15年6月1日時点)。まだ長丁場の経験がないため評価を確定できないが、破格のパワーは両王者を脅かすに十分のものがある。これに続くのがスティーブンソンからダウンを奪っているアンドレイ・フォンファラ(ポーランド)か。ここにフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)が割り込むことができるのかどうか注目される。このほか元王者のバーナード・ホプキンス(アメリカ)や7月に再起戦を予定しているジャン・パスカル(カナダ)らの巻き返しにも期待したい。


  • みどころ

「ヤング・マスター」 VS ニカラグアのホープ
世界ランカー同士のサバイバルマッチ

スーパー・ライト級でWBA4位、WBC5位にランクされるイマムと、WBAで12位に名を連ねるカスティージョ。世界ランカー同士の熾烈なサバイバルマッチといえる。

イマムはアマチュアで活躍後、11年にプロ転向。179センチの長身と188センチの恵まれた体格に加えスピードと強打を生かして勝ち進み、ここまで16戦全勝(14KO)をマークしている。直近の試合では4度のダウンを奪って5回TKO勝ちを収めているが、自身もダウンを喫している。まだ高い次元での安定感には欠けるが、ポテンシャルの高さから考えて近い将来、このクラスの核になる可能性を秘めている。

カスティージョは08年のプロデビューで、7年のキャリアで27戦25勝(18KO)2敗の好戦績を残している。こちらも身長178センチ、リーチ182センチと恵まれた体格の持ち主だ。敗北はデビュー戦と12年2月のビセンテ・モスケラ(パナマ=元WBA世界スーパー・フェザー級王者)戦のふたつだけで、現在は9連勝(6KO)と調子を上げている。イマムを下せば上位進出が確実となるだけにモチベーションは高いものがあるはずだ。

イマムのスピードと切れのあるパンチにアドバンテージがありそうだが、耐久面に課題を抱えるだけに予断は禁物だ。

 


Written by ボクシングライター原功

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