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みどころ・試合内容 /
2015年7月13日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

2階級制覇に照準のカーン
難関突破なるか

フロイド・メイウェザー(アメリカ)、マニー・パッキャオ(フィリピン)を先頭に、キース・サーマン(アメリカ)、ケル・ブルック(イギリス)ら地力のあるスター選手が揃ったウェルター級にあって、カーンが存在感を示せるかどうか。アルジェリは昨年11月、パッキャオに6度のダウンを喫して完敗したが、その前戦ではルスラン・プロボドニコフ(ロシア)に判定勝ちを収めてWBO世界スーパー・ライト級王座を獲得している。カーンはアルジェリの足と距離を潰すことができるか。

カーンはスーパー・ライト級時代にはWBAとIBF王座を獲得して5度の防衛を果たしたが、ラスト2戦は判定負け、4回TKO負けと失速。しかし、ウェルター級に転向してからはコンディション調整が楽になったのか、このところルイス・コラーゾ(アメリカ=元WBA世界ウェルター級王者)、デボン・アレキサンダー(アメリカ=元2階級制覇王者)と実績のある強豪に完勝している。持ち味のスピードと右ストレートに加え、数々の修羅場をくぐってきたことで経験値も確実に上がった。これらが総合力アップに繋がっているのだろう。この難関をクリアすれば熱望するメイウェザー戦も現実味を帯びてくるだけに、内容の伴った勝利が最低のノルマといえる。

一方のアルジェリは、パッキャオに敗れてからの再起戦となる。

その大舞台では6度倒されながら最後まで粘りとおしガッツのあるところをみせた。さらに昨年6月のプロボドニコフ戦でも初回に2度のダウンを喫しながら諦めずに戦い、逆転の判定勝ちを収めている。はからずも2度の世界戦で打たれ脆さを暴露するかたちにもなっているが、「耐久力に課題はあるが、根気強く戦う頭脳派」という評が広まっている。アルジェリは身長178センチ、リーチ183センチと大柄で、カーンに対してそれぞれ4センチ、3センチのアドバンテージがある。大事な再起戦、しかも勝てば再び大舞台がみえてくるだけに、地元ニューヨークの声援をバックに持ち味のアウトボクシングで競り勝つイメージを浮かべているものと思われる。

スピードと決め手で勝るカーン有利は不動といえる。直近の2試合で計8度のダウンを喫しているアルジェリのアゴを十八番の右ストレートが射抜けば、ファンが歓喜するような鮮やかなKOシーンもありそうだ。反面、アルジェリの動きと体格、距離に戸惑う可能性もある。その場合は接戦も考えられる。ともに耐久力に不安を抱えていることもあり、スリリングな攻防が展開されそうだ。戦績はカーンが33戦30勝(19KO)3敗、アルジェリは21戦20勝(8KO)1敗。

 


Written by ボクシングライター原功

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA SC :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
WBA   :キース・サーマン(アメリカ)
WBA暫定:アンドレ・ベルト(アメリカ)
WBC   :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF    :ケル・ブルック(イギリス)
WBO   :フロイド・メイウェザー(アメリカ)

5月の「世紀の一戦」でマニー・パッキャオ(フィリピン)に快勝したフロイド・メイウェザー(アメリカ)の天下が続いている。 パッキャオ戦を含め、この1年で3億ドル(約369億円)を稼いだメイウェザーの次戦は9月12日、ラスベガスが内定。「それがラスト・ファイトになる」と公言していることもあり、相手が誰になるのか注目を集めている。候補者としてはWBA暫定王者アンドレ・ベルト(アメリカ)や元世界ランカーのイマム・メイフィールド(アメリカ)らの名前も挙がっているが、本命視されているのが今回、クリス・アルジェリ(アメリカ)と拳を交えるアミール・カーン(イギリス)だ。夢の大舞台に繋げるためにもアルジェリ戦は極めて重要な試合といえる。

パッキャオはメイウェザー戦前から痛めていたという右肩の手術を行ったため、復帰は来年2月ごろが有力とみられている。こうしたなかIBF王者のケル・ブルック(イギリス)が世界の舞台で成長を印象づけている。メイウェザーよりも9歳若い29歳で、身長とリーチはともに175センチ。戦績も35戦全勝(24KO)と申し分ない。本格的なアメリカ進出が待たれるところだ。

ランカーではティモシー・ブラッドリー(アメリカ)、ショーン・ポーター(アメリカ)、マルコス・マイダナ(アルゼンチン)といった元世界王者たちが捲土重来を期している。勢いのあるサダム・アリ(アメリカ)も割って入るチャンスをうかがっている。


  • みどころ

内山高志の後継&対抗王者を決める戦い
オッズはほぼイーブン

今年2月、内山高志(ワタナベ)が「スーパー王者」に昇格して空位になった王座の決定戦。2位にランクされる元暫定王者のバスケスが念願の正王者になるのか、それとも元WBA暫定世界フェザー級王者のサウスポー、フォルトゥナが2階級制覇を果たすのか。両者の実力は伯仲しており、オッズはフォルトゥナ有利ながら20対19と大接近している。

バスケスは2011年と13年の2度、暫定王座についているが、最初のベルトは内山との団体内統一戦で8回TKO負けを喫したために失い、第二次政権は昨年12月のV2戦を前に体重オーバーという自身の不手際により終止符をうった。その試合ではセルヒオ・トンプソン(メキシコ)に9回終了TKO勝ちを収めており、ランキングでは上位に留まっている。35戦34勝(18KO)1敗。

対するフォルトゥナは12年12月にWBAのフェザー級暫定王座を獲得した実績を持っているが、こちらも13年4月の初防衛戦を前に計量で失格という苦い経験をしている。スーパー・フェザー級転向後の昨年11月には、WBC13位のアブネル・コット(プエルトリコ)にダウン挽回の5回KO勝ちを収めるなどして経験値を上げている。28戦27勝(20KO)1分。

ともに好戦的なタイプだが、より攻撃的なバスケスが圧力をかけ、足もつかえるサウスポーのフォルトゥナが出入りしながら迎撃するパターンが予想される。ともに世界の舞台を経験している実力者同士だけに、そう簡単に決着はつかないだろう。競った内容のまま勝負は終盤までもつれそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

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