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みどころ・試合内容 / 2014年2月24日 放送

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2月24日放送

[WOWOWライブ] 2月24日(月) よる9:00 [再] 3月2日(日) 午前8:10

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全勝スター候補“マイキー”のS・フェザー級初防衛戦!

WBO世界S・フェザー級タイトルマッチ

ミゲール・マイキー・ガルシア

WBO世界S・フェザー級チャンピオン

ミゲール・マイキー・ガルシア

(アメリカ)

ファン・カルロス・ブルゴス

WBO世界S・フェザー級1位

ファン・カルロス・ブルゴス

(メキシコ)

>> 試合結果 <<
3-0 ミゲール・マイキー・ガルシア の判定勝ち
>> 試合結果 <<
7R TKO ゾウ・シミン の勝利
>> 試合結果 <<
2R TKO イーゴル・メコンツェフ の勝利
  • みどころ

2階級制覇の正統派 VS 「3度目の正直」にかける若武者
ガルシアのスピードと強打にアドバンテージ

ガルシアはこの1年で実績をともなって大きく成長したトップ選手の筆頭格に挙げられる。13年1月、初の世界王座挑戦でWBOフェザー級王者オルランド・サリド(プエルトリコ)から4度のダウンを奪って8回負傷判定勝ち。初防衛戦では体重超過という失態を犯したものの、ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)をスピードで圧倒して4回TKO勝ちを収めた。そして階級を上げていきなり臨んだ11月のWBO世界S・フェザー級王座挑戦試合では、2回のダウンを挽回してローマン・マルチネス(プエルトリコ)に8回KO勝ち、2階級制覇を成し遂げている。スピードに加え伸びのある右ストレート、タイミング抜群の左フックに磨きがかかってきた。生来の右利きだが左にスイッチして戦うこともできるなど器用な一面も持っており、さらにマルチネスを左のボディブローで沈めるなど攻撃の幅も広がっている。父親のエドゥアルド、12歳上の兄ロバートとの呼吸もぴったりだ。昨年12月に26歳になったばかりで、33戦全勝(28KO)と勢いもある。もっとも旬な選手のひとりといっていいだろう。

挑戦者のブルゴスも33戦30勝(20KO)1敗2分という好戦績を誇る26歳で、世界挑戦は3度目となる。初の大舞台は10年11月のことで、このときは長谷川穂積(真正)に12回判定負けを喫して、空位だったWBCのフェザー級王座を取りそこなっている。

その後、S・フェザー級に上げて強豪と連戦。価値の高い勝利を積み上げて経験値をアップさせてきた。2度目の挑戦は昨年1月のこと。ガルシアがサリドに勝った試合と同じイベントで前出のマルチネスに挑戦。やや有利の展開かと思われたが、判定はドロー。ブルゴスには同情の声が寄せられた。174センチの長身から繰り出す左フックやアッパーはパワフルで、長谷川も大いに苦しめられたものだ。戦力的には均整がとれているが、大きな穴がないかわりにずば抜けた武器がないのもブルゴスの特徴といえる。それが、マルチネス戦を含めた2連続引き分けという結果に表れているともいえる。

約6割というKO率を誇るブルゴスの強打と長身を生かした戦闘スタイルは、ガルシアに警戒心を植えつけるだろう。加えて前戦で不覚のダウンを喫しているガルシアは慎重なスタートを切ることが考えられるだけに、ブルゴスは先手をとって圧力をかける展開に持ち込みたいところだ。挑戦者がリードを奪って中盤を迎えることができれば波瀾の確率は上がりそうだ。しかし、順当ならばガルシアが立ち位置を変えながら左ジャブで挑戦者をコントロールし、着々と加点していく可能性の方がはるかに高いといえる。

WBAに内山高志(ワタナベ)、WBCに三浦隆司(帝拳)という世界王者がいる階級だけに、「もしも内山がガルシアと戦ったら……」「三浦ならどう戦うだろうか」と考えて試合を見るのも一興だろう。

 


Written by ボクシングライター原功



ミゲール・ガルシア

ミゲール・ガルシア

S・フェザー級トップ戦線の現状

WBA   :内山高志(ワタナベ)
WBA暫定:ブライアン・バスケス(コスタリカ)
WBC   :三浦隆司(帝拳)
IBF    :アルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国)
WBO   :ミゲール・ガルシア(アメリカ)

この階級は日本人ふたりが頂点に君臨している。WBA王者の内山高志(ワタナベ)は在位4年超で防衛は8度。そのうち6度は規定ラウンド内で終わらせており、安定度も十分だ。12年の大晦日に決着をつけたブライアン・バスケス(コスタリカ)が再び暫定王座に返り咲いているが、両者の力関係はいまも変わらない。WBC王者の三浦隆司(帝拳)は昨年4月にガマリエル・ディアス(メキシコ)を4度倒して戴冠。8月に相手国メキシコで迎えた初防衛戦ではセルヒオ・トンプソンとダウン応酬の激闘を展開して判定勝ち。そして昨年大晦日のV2戦ではダンテ・ハルドン(メキシコ)から2度のダウンを奪って9回TKO勝ちと、内容の濃い世界戦3勝を挙げている。内山と三浦は3年ぶりの再戦を統一戦というかたちで狙っているが、その前には内山はバスケス、三浦にはデビス・ボスキエロ(イタリア)が指名防衛戦の相手として立ち塞がっている。

ランカー陣では、WBA上位に名を連ねる元WBA世界フェザー級暫定王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)が力がある。

今回、WBO王者ミゲール・ガルシア(アメリカ)に挑むファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)も王者級の力量の持ち主といっていいだろう。