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みどころ・試合内容 / 2013年3月25日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

39歳の「警察犬」 VS 34歳のタフガイ
オッズは6対5で挑戦者スミス有利

WBC王者サウル・アルバレス(メキシコ)やWBA王者オースティン・トラウト(アメリカ)らが紙誌面を賑わせているS・ウェルター級だが、IBF王者バンドレイジも忘れてはなるまい。昨年、ドン・キング・プロダクションズからゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)に移籍して初の試合となるが、存在感を示すことができるかどうか。

バンドレイジは身長168センチとこのクラスにしては小柄だが、リーチは183センチもある。同級の東洋太平洋王者チャーリー太田(八王子中屋)とほとんど同じサイズだ。プロデビューは95年で、キャリアは足掛け19年になるが、再三のブランクや試合枯れのため37戦(32勝19KO4敗1無効試合)と実戦数は少ない。10年にコーリー・スピンクス(アメリカ)を5回TKOで下して37歳にして世界王者となったが、それ以前にもユーリ・フォアマン(アメリカ ※のちの世界王者)、ザウルベック・バイサングロフ(ロシア ※現WBO王者)、カシム・ウーマ(アメリカ ※元世界王者)、ホエル・フリオ(コロンビア)、スティーブ・フォーブス(アメリカ ※元世界王者)らと拳を交えた経験を持っている。
年齢を感じさせない果敢な攻撃を身上とする好戦派だが、耐久力には疑問符がつきまとう。これが3度目の防衛戦となる。

挑戦者のスミスはラスベガス出身の34歳。意外なことだが、ラスベガス生まれの世界王者は過去にひとりもいないため、勝てば初の快挙(?)となる。2000年7月のプロデビューだが、こちらも29戦(24勝11KO5敗)と年数の割に試合数は少ない。1年あるいは1年半のブランクが再三あったためだ。近年はGBPと契約を交わして比較的コンスタントにリングに上がっている。ガードを固めながら後の先を狙うタイプで、頑丈なことでも知られている。過去の5敗はセルジオ・モーラ(アメリカ)、セチュー・バウウェル(アメリカ ※05年にダブル・ノックダウンのすえバンドレイジに1回KO勝ち)、ホエル・フリオ(コロンビア)、ダニエル・ジェイコブス(アメリカ)、フェルナンド・ゲレロ(アメリカ)に喫したものだが、いずれも規定ラウンドまで粘っている。人気番組「ザ・コンテンダー」に出演していたこともあり、知名度も高い。

ともに絶対的なアドバンテージは認められないため、接戦が予想される。オッズは6対5でわずかながらスミス有利と出ている。バンドレイジが仕掛け、スミスが迎撃するパターンになりそうだが、ふたりとも決め手に欠けるだけにジャッジ泣かせの展開が続きそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功



サウル・アルバレス

サウル・アルバレス

S・ウェルター級トップ戦線の現状

WBA スーパー:フロイド・メイウェザー(アメリカ)
WBA:オースティン・トラウト(アメリカ)
WBC:サウル・アルバレス(メキシコ)
IBF:コーネリアス・バンドレイジ(アメリカ)
WBO:ザウルベック・バイサングロフ(ロシア)

フロイド・メイウェザー(アメリカ)はこのほかにWBCのダイヤモンド王者の称号やWBCのウェルター級王者の肩書も持っている。5月4日(日本時間5日)にウェルター級でWBC暫定王者ロバート・ゲレロ(アメリカ)との対戦を控えている。

WBC王者サウル・アルバレス(メキシコ)とWBA王者オースティン・トラウト(アメリカ)の統一戦が4月20日にテキサス州サンアントニオで行われる。勝者がメイウェザーとの頂上決戦に駒を進めるものとみられており、様々な観点から興味深いカードといえる。試合1ヵ月前の時点のオッズは9対4でWBC王者アルバレス有利と出ている。

WBC1位のエリスランディ・ララ(キューバ)、バーネス・マーティロスヤン(アルメニア)、アルフレド・アングロ(メキシコ)といった実力派に加え、元五輪戦士デメトリアス・アンドラーデ(アメリカ)がランキング上位に進出してきた。元王者ミゲール・コット(プエルトリコ)は「あと3戦で引退」と宣言しているが、その前にもうひと暴れしてほしいものだ。


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