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みどころ・試合内容 / 2013年4月29日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

再戦も激闘は間違いなし
オッズは18対5でリオス有利

この両者は昨年10月、西岡利晃(帝拳)対ノニト・ドネア(フィリピン)の前座で対戦。一進一退の壮絶な打撃戦のすえリオスが7回TKO勝ちを収めている。期待を上回る激闘だったことから試合直後には再戦の話が持ち上がり、リオスとアルバラードも即OKの返事だったという。ただし、今回はWBOの暫定王座決定戦として行われる。正王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が9月まで試合予定がなく、空白を避けるための苦肉の策といえるが、なにはともあれリオス対アルバラードIIが実現するだけでファンは大喜びだ。

リオスはアマチュアで400戦以上を経験後、04年にプロ転向。ここまで9年間に32戦31勝(23KO)1分のレコードを残している。2年前にはWBA世界ライト級タイトルも獲得。V2戦を前に規定の体重をつくれずタイトルを剥奪され、次戦でも同様の失態を繰り返した。お騒がせ男であることは確かだが実力も確かで、それらの試合ではいずれも勝利を収めている。頑強な肉体を利した典型的なファイター型で、肉を切らせて骨を断つタイプといえる。

一方、雪辱と初の戴冠を狙うアルバラード高校時代にレスリング選手として活躍したことがある。コロラド州の高校王座を2度獲得したという。大学でボクシングを始めアマチュアでは31戦26勝5敗の戦績を残した。プロ転向はリオスと同じ04年のこと。09年には世界ランク入りを果たしたが、前後して危険運転などで捕まり社会から隔離された時期もある。戦線復帰後はマニー・パッキャオ(フィリピン)の試合の前座に登場する機会が多く、11年11月にはブレイディス・プレスコット(コロンビア)に逆転TKO勝ちを収めるなどして上位に進出。昨年10月のリオス戦は、そんな矢先のプロ初黒星だった。こちらもタフネスと強打を生かした好戦的なタイプだが、必要に応じて左ジャブと足をつかいながら相手をコントロールすることもできる。リオスよりはボクシングに幅があるといえる。
両者にかかる期待の大きさは報酬にも表れている。リオスに125万ドル(約1億2000万円)、アルバラードに62万5000ドル(約6000万円)が保障されているのだ。

初戦の結果が影響してかオッズは18対5でリオス有利と出ている。リオスが再び連打で押し切るという意見が多いようだ。その一方、アルバラードが打ち合いつつも適度に足をつかいながらライバルをコントロールするという見方もある。いずれにしても簡単に勝負が決まることは考えられない。拮抗した内容のまま勝負は終盤までもつれるのではないだろうか。

 


Written by ボクシングライター原功



ファン・マヌエル・マルケス

ファン・マヌエル・マルケス

S・ライト級トップ戦線の現状

WBA SC:ダニー・ガルシア(アメリカ)
WBA:カビブ・アラクベルディエフ(ロシア)
WBC:ダニー・ガルシア(アメリカ)
WBC 暫定:ルーカス・マティセ(アルゼンチン)
IBF:レイモント・ピーターソン(アメリカ)
WBO:ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)

実績面と総合力でトップを行くWBO王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)は昨年12月、元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)にKO勝ちを収めたが、次戦の計画が9月までない。そのためWBOは今回のブランドン・リオス(アメリカ)対マイク・アルバラード(アメリカ)の暫定王座決定戦を許可した経緯がある。
進境著しいWBA(スーパー)&WBC王者ダニー・ガルシア(アメリカ)は元2階級制覇王者ザブ・ジュダー(アメリカ)とV3戦を予定しており、そのガルシアへの雪辱を目指す元王者アミール・カーン(イギリス)も元王者フリオ・ディアス(メキシコ)との対戦が決まっている。また、IBF王者レイモント・ピーターソン(アメリカ)とWBC暫定王者ルーカス・マティセ(アルゼンチン)も5月に対戦することになっている。今後、これらの勝者同士がいつ、どんなかたちで手合わせすることになるのか、大いに注目されるところだ。


  • みどころ

元世界王者(現1位)に石本が挑戦
9対1のオッズを引っくり返せるか

25戦22勝(19KO)2敗1分の戦績を誇る元WBO世界S・バンタム級王者バスケスに、27戦21勝(5KO)6敗の日本同級2位、石本が挑む。日本も4月からIBFとWBOに加盟したが、地域タイトルとはいえWBOのベルトがかかった初の試合となる。

バスケスは元3階級制覇の父の指導を受け、10年2月にWBOタイトルを獲得。3度目の防衛戦でホルヘ・アルセ(メキシコ)に敗れて無冠になり、昨年2月にはノニト・ドネア(フィリピン)との王座決定戦でも判定負け。しかし、昨年10月にはジョナサン・オケンド(プエルトリコ)とのランカー対決では7回TKO勝ちを収め、再び1位に浮上してきた。左フックを主武器とする右のボクサーファイター型だ。

対する石本は10年以上のキャリアを持つ31歳の右ボクサーファイター型。戦績が示すようにパワーで勝負するタイプではなく、堅実に守るところは守り、機をみて攻め返すスタイルを持つ。6敗はいずれも判定を落としたもので、パンチの芯を殺す巧さも持ち合わせている。直近の2試合は連打でTKO勝ちを収めており「やっと練習でやってきたことが出せるようになった」と手応えを感じている様子だ。

とはいえ9対1のオッズが示すように元世界王者有利は動かしがたい。石本とすれば中盤過ぎまでダメージを最小限に抑え、しぶとく食らいついて後半勝負に持ち込みたいところ。大番狂わせを期待したい。

 


Written by ボクシングライター原功



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