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みどころ・試合内容 / 2012年8月20日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

粟生、内山のライバル王者が登場
元五輪戦士を相手にV2戦

WBCで粟生隆寛(帝拳)、WBAで内山高志(ワタナベ)が頂点に君臨するS・フェザー級で、彼らを凌ぐほどの評価を得ているのがブローナーだ。「メイウェザーの再来」と称賛される22歳の天才王者が、元アテネ五輪戦士エスコベドを相手にWBO王座2度目の防衛戦に臨む。

ブローナーは双子のアンドレとともに10歳になる前にジムでボクシングを習い始めた。アマチュアを経て08年にプロ転向を果たし、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ(GBP)のプロモートで順調に勝利を重ねてきた。世界のトップ戦線に割り込んできたのは、まだ昨年のことだ。3月に元世界王者ダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)に判定勝ちを収め、6月には世界上位の常連ジェイソン・リッツォー(アメリカ)に痛烈な初回TKO勝ち。11月にはリッキー・バーンズ(イギリス)がブローナーとの対戦を回避して返上したWBO王座をビセンテ・ロドリゲス(アルゼンチン)と争い、まったく問題にせず3回でKO。あっという間に世界の頂点を極めてみせた。

身長170センチのガッチリ体型ながら動きは敏捷で、攻防の展開の速さや創造性豊かなボクシングから「メイウェザーの再来」と呼ばれる。自身も5階級制覇王者を大いに意識しているようだ。23戦全勝(19KO)。粟生や内山以外に目ぼしいライバルは見当たらず、よって今後の最大の敵は分厚く大きな体と慢心ということになるだろう。

WBO1位のエスコベドは、少年時代に兄ホセに勧められてボクシングを始めたメキシコ系のアメリカ人。97年に全米ジュニア五輪で金メダルを獲得し、2000年と02年にPAL(ポリス・アスレチック・リーグ)大会で優勝。03年には全米選手権でも覇者になった。04年のアテネ五輪にはライト級で出場したが、2回戦で敗退した。
GBPと契約して05年にプロ転向を果たし、7年間で29戦26勝(15KO)3敗の戦績を残している。
188センチの恵まれたリーチを生かした基本に忠実な右のボクサーファイター型で、パワーよりもスピードとテクニック重視のボクシングといえる。3年前にはマイケル・カチディス(オーストラリア)とWBO暫定世界ライト級王座決定戦で拳を交えたが、相手の馬力に押されて12回判定負けを喫している。

懐の深いエスコベドだが、パワーのある好戦的な相手との試合では後手に回るケースが目立つ。俊敏な動きから上下にパンチを散らして攻め込むブローナーの自在なボクシングに、はたしてエスコベドがどこまで対抗できるか。速いテンポについていけないようだと勝負は終盤を待たずに決してしまう可能性が高い。ちなみにオッズは10対1で圧倒的に王者有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功

粟生隆寛

粟生隆寛

S・フェザー級トップ戦線の現状

WBA:内山高志(ワタナベ)
暫定:ブライアン・バスケス(コスタリカ)
WBC:粟生隆寛(帝拳)
IBF:ファン・カルロス・サルガド(メキシコ)
WBO:エイドリアン・ブローナー(アメリカ)

5度の防衛を果たしている強打の内山高志(ワタナベ)、2階級制覇のサウスポー、粟生隆寛(帝拳)、そして高い潜在能力を秘めたエイドリアン・ブローナー(アメリカ)の力は拮抗しているとみていいだろう。彼らの統一戦を見てみたいものだ。IBF王者のファン・カルロス・サルガド(メキシコ)は苦戦しながらも2度の防衛を果たしている。

ランカー陣ではサルガドに挑戦が決まっている元WBA世界フェザー級王者ジョナサン・バーロス(アルゼンチン)、長谷川穂積(真正)とWBC世界フェザー級王座決定戦で拳を交えたファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)、粟生への挑戦を狙う23戦全勝のサウスポー、ディエゴ・マグダレノ(アメリカ)らが元気だ。さらに元WBO王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)、ホルヘ・リナレス(帝拳)を倒したセルヒオ・トンプソン(メキシコ)らも控えている。


【全勝ホープ特集】
  • みどころ

次期世界チャンピオン候補5人が登場

1年前、エイドリアン・ブローナー(アメリカ)は有力なチャンピオン候補のひとりに過ぎなかったが、いまや押しも押されもせぬ注目のスター選手として活躍している。同じように、現在も世界各地で「明日のチャンピオン」と目される逸材がリングに上がっている。今回は、そんなホープのなかからエキサイトマッチが選りすぐった以下の5人のチャンピオン候補を紹介する。

フリオ・セハ
バンタム級
1992年11月18日、メキシコ出身の19歳。右構え。
IBF3位、WBC8位、WBA9位。
18戦全勝(17KO)

ゲイリー・ラッセル
フェザー級
1988年6月5日、アメリカ出身の24歳。サウスポー。
WBO8位、IBF12位。
19戦全勝(11KO)

キース・サーマン
ウェルター級
1988年11月23日、アメリカ出身の23歳。右構え。
17戦全勝(16KO)

ジャーメル・チャロル
S・ウェルター級
1990年5月19日、アメリカ出身の22歳。右構え。
16戦全勝(7KO)

マルコ・アントニオ・ペリバン
S・ミドル級
1984年10月9日、メキシコ出身の27歳。右構え。
WBC17位。
16戦全勝(10KO)

 


Written by ボクシングライター原功

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