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みどころ・試合内容 / 2011年4月25日放送

みどころ・試合結果

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4月25日放送

[191ch][HV]4月25日(月) よる8:00 [191ch][再]4月30日(土) 午前6:00

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全勝の統一王者ガンボア、強豪ソリスを迎え撃つ!

WBA・IBF世界フェザー級タイトルマッチ

ユリオルキス・ガンボア

WBA・IBF世界フェザー級チャンピオン

ユリオルキス・ガンボア

(キューバ)

ホルヘ・ソリス

WBA暫定世界S・フェザー級チャンピオン

ホルヘ・ソリス

(メキシコ)

  • みどころ

アマ&プロの世界一 VS S・フェザー級暫定王者
ガンボアのスピードと強打が通じるか?

強豪が集うフェザー級トップ戦線の主役のひとりガンボアが、1階級上のWBA世界S・フェザー級暫定王者ソリスを迎えて通算5度目の防衛戦に臨む。「サイクロン」(熱帯低気圧=台風)の異名を持つガンボアのスピードと強打は、大きな相手にも通用するのか。
ガンボアはキューバのナショナル・チームのボクサーだった父カルロスの影響で7歳からボクシングを始めた。04年のアテネ・オリンピックのフライ級で優勝、翌年の世界選手権でフェザー級3位など輝かしい実績を残している。アマチュア戦績は245戦230勝15敗(144戦122勝19敗3分という説もある)という見事なもの。
オドラニエル・ソリス(ヘビー級)、ヤン・バルテレミ(L・フライ級)と金メダリスト3人で亡命し、アレナ・ボックス・プロモーションと契約してドイツでプロデビュー。7戦目からは主戦場をアメリカに移し、トップランク社とも手を結んだ。さらに11戦目からは旧知のイスマエル・サラス氏をトレーナーに迎えて「チーム・ガンボア」を組織、現在に至る。
身長166センチ、リーチ168センチとフェザー級にしては小柄だが、胸板は厚く腕も太い。目つきの鋭さ、獰猛で野性的な戦いぶりは全盛時のマイク・タイソン(アメリカ=元世界ヘビー級王者)を思わせる。
課題はディフェンス面だろう。IBF王座を吸収した昨年9月のオルランド・サリド(メキシコ)戦でもバランスを崩したところにパンチを浴びてキャンバスに手をタッチするなど、これまでに5度のダウンを喫している。「自分のガードが低いことは承知しているけれど、これがもっとも戦いやすいスタイルなんだ」とガンボアは言うが、サラス・トレーナーによって徐々に矯正されてもいる。
WBA世界S・フェザー級暫定王者のソリスは、本来ならば今年1月にWBA同級王者、内山高志(ワタナベ)と統一戦を行うはずだったが、肺炎を理由に延期後、対戦をキャンセル。そして今回、挑戦者としてリングに上がる道を選んだ。旧来の階級フェザー級に戻して"逆2階級制覇"を狙うことになる。
ソリスは16歳でボクシングを始め、アマチュアで108ポンド(L・フライ級)の国内王者になるなど36戦33勝3敗の戦績を残している。98年にプロ転向を果たし、ここまで45戦40勝(29KO)2敗2分1無効試合というレコードを記している。178センチの長身を生かした懐の深い右のボクサーファイター型で、64パーセントのKO率が示すとおりの強打者でもある。ロングレンジから打ち込む右ストレートや左右のフック、アッパーは破壊力がある。
スピード、パンチ力ではガンボアが勝ると思われるが、果たしてソリスの懐に潜り込むことができるかどうか。容易に距離を詰めることができれば「サイクロン」が猛威を振るうことだろう。その一方、ソリスの足と左に接近を拒まれるようだと苦戦も考えられる。焦って出たところにパンチを合わされるという悪循環に陥る可能性も否定はできない。
いかにしてガンボアが距離を潰しにかかるか、まずは序盤の展開に注目したい。

Written by ボクシングライター原功

ジョニー・ゴンサレス

ジョニー・ゴンサレス

フェザー級トップ戦線の現状

WBAスーパー:クリス・ジョン(インドネシア)
WBA統一:ユリオルキス・ガンボア(キューバ)
WBA:ジョナサン・バロス(アルゼンチン)
WBC:ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)
WBC休養:エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)
IBF:ユリオルキス・ガンボア(キューバ)
WBO:ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)

トップ戦線の一角を占めていたWBC王者、長谷川穂積(真正)が4回TKO負けで後退。代わりに2階級制覇のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)が浮上してきた。遠からず休養王者のエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)との防衛戦が組まれそうだ。
近い将来のビッグマッチとしてユリオルキス・ガンボア(キューバ)対ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)のカードがあるが、トップランク社のボブ・アラム社長は「まだ機は熟しきっていない」としている。両者が勝ち抜いていくことを前提に来年春の実現が濃厚だ。
ランカーに目をやると、WBA王者ジョナサン・バロス(アルゼンチン)への挑戦が計画されているセレスティーノ・カバジェロ(パナマ)、元2階級制覇王者ラファエル・マルケス(メキシコ)らベテランが控えている。
その一方で、23戦全勝(13KO)のNABF・NABO北米王者マット・レミラード(アメリカ)、IBF1位のミゲール・ガルシア(アメリカ)の台頭が目を引く。この両者の直接対決は事実上の挑戦者決定戦ともいえるカード。どちらがどんなかたちで挑戦切符を手にするのか注目したい。

NABF・NABO北米フェザー級タイトルマッチ

マット・レミラード

NABF・NABO北米フェザー級チャンピオン

マット・レミラード

(アメリカ)

ミゲール・ガルシア

IBF世界フェザー級1位

ミゲール・ガルシア

(アメリカ)

  • みどころ

東海岸の狙撃手 VS ボクシング一家の切り札
若手同士の全勝ホープ対決

24歳のNABF・NABO北米フェザー級王者レミラードが23戦全勝(13KO)、USBA全米フェザー級王座獲得の実績を持つ23歳のガルシアが24戦全勝(20KO)。ともに世界ランキングで上位に名を連ねているホープである。対決の舞台が世界戦であっても不思議ではない好カードといえる。
アメリカの東海岸に位置するコネチカット州出身のレミラードは13歳のときにボクシングを始め、アマチュアで150戦135勝15敗の戦績を残している。19歳以下の全米大会で2度優勝したほか、04年のジュニア世界選手権出場、全米選手権3位などの実績がある。
05年4月にプロ転向を果たし、6年間負けなしの快進撃を続けている。元2階級制覇王者マウリシオ・パストラーナ(コロンビア)以外に世界著名選手との対戦は皆無だが、WBCユース王座、NABA北米、NABO北米王座獲得など地域王座を着実にコレクションしてきた。コーナーには元世界王者バディ・マクガート氏が控えており、レミラードは安心して戦うことができるはずだ。
一方のガルシアは、フェルナンド・バルガス(元2階級制覇王者)の出身地としても知られるカリフォルニア州オックスナードの生まれ。オックスナードは苺の産地としても有名で、ガルシア家も苺農家だった。「父も母も苺畑で働き、元アマチュア・ボクサーの父エドゥアルドは仕事が終わるとジムに行って、私の12歳上の兄ロベルト(後のIBF世界S・フェザー級王者)とバルガスを指導していた」と、ガルシアは9歳ごろの思い出を話している。
彼らの影響を受け13歳で本格的にボクシングを始めたガルシアは14歳で試合に初出場。以後、56戦46勝10敗のアマチュア戦績を残す。03年の全米ジュニア選手権は準優勝だったが、翌年は優勝している。05年の全米選手権はライト級で銅メダルだった。
06年7月のプロデビュー後は快進撃を続け、昨年8月には世界ランカーの常連コーネリアス・ロック(アメリカ)に11回TKO勝ち。さらに12月には世界挑戦経験者オリビエ・ロンチ(カナダ)にも5回KO勝ちを収めている。回転の速いワンツーを軸に果敢に攻撃を仕掛けていく右のボクサーファイター型で、人気も上昇中だ。兄ロベルトが指導しているノニト・ドネア(フィリピン=WBC・WBO世界バンタム級王者)、ブランドン・リオス(アメリカ=WBA世界ライト級王者)らチームメートが最近、好結果を出していることもガルシアのモチベーションを刺激しているはずだ。
無敗同士の世界ランカー対決ということで、序盤から勢いをぶつけ合うような激しい主導権争いが予想される。パワーと回転力で勝るガルシアが有利か。

Written by ボクシングライター原功

ミドル級8回戦

石田順裕

元WBA暫定世界S・ウェルター級チャンピオン

石田順裕

(日本)

ジェームス・カークランド

WBO世界ミドル級4位

ジェームス・カークランド

(アメリカ)

  • みどころ

元暫定世界王者 VS KO率88%の全勝強打者
渡米の石田に試練の大一番

石田は昨年10月にリゴベルト・アルバレス(メキシコ)に惜敗し、WBA暫定世界S・ウェルター級タイトルを失い、これが半年ぶりの再起戦。メキシコのカネロ・プロモーションとマネージメント契約を結んで心機一転、活動拠点を海外に移して捲土重来を期すこととなった。
石田はアマチュアで116戦101勝15敗(本人談)の戦績を残しプロ転向。6戦目でOPBF東洋太平洋タイトルを獲得するなどプロ生活は順風満帆かと思われたが、初防衛戦でベルトを失うとスランプに陥った。以後、タイトル戦では4連敗を経験。しかし、06年に日本S・ウェルター級タイトルを獲得すると安定政権を築いた。10度近い海外トレーニングの成果ともいえる。アルフレド・アングロ(メキシコ)やリブラド・アンドラーデ(メキシコ)らとのスパーリングが大きな財産になったと石田は回顧している。
186センチの長身と183センチのリーチを生かした懐の深いボクシングが身上。30戦22勝(7KO)6敗2分とKO率は低いが、右ストレートは切れがある。カークランド戦を前に元アマ・エリート、エリスランディ・ララ(キューバ)からも対戦のオファーがあったが、調整期間が短いため断った経緯がある。3月中旬に渡米し、ロサンゼルスで調整した。
カークランドはゴールデン・ボーイ・プロモーションズのみならずアメリカのボクシング界全体が大きな期待を寄せるホープだ。146戦134勝12敗のアマ戦績を引っ下げて10年前にプロ転向。途中、刑事罰を受け2度の収監経験がある。今回は3月に戦線復帰後3戦目となる。27戦全勝(24KO)のレコードが示すとおりのサウスポーの強打者だ。
賭け率は17.5対1でカークランド有利と出ている。元暫定世界王者にとっては屈辱的な数字だが、それほどにカークランドの評価が高いということの証左でもある。
「アウトボクシングで捌ける相手ではないので、必要に応じて打ち合う覚悟もある。リングの中央で戦いたい」と石田は話している。
石田にとってはハイリスク、ハイリターンの試合といえる。

Written by ボクシングライター原功

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