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17年春も注目ファイトが目白押し
サーマン対ガルシア ゴロフキン対ジェイコブス ジョシュア対クリチコ etc 2016.12.22

 マニー・パッキャオ(38=フィリピン)の引退と復帰、ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン)とサウル・カネロ・アルバレス(26=メキシコ)の並走、ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)の4階級制覇など話題の多かった2016年が終わるが、すでに2017年春には続々と注目ファイトが控えている。

 2017年最初の注目カードは、1月14日にアメリカのニューヨークで行われるスーパーミドル級のWBC、IBF王座統一戦だろう。
WBC王者のバドゥ・ジャック(33=スウェーデン)は23戦20勝(12KO)1敗2分の正統派で、これが3度目の防衛戦になる。対するIBF王者のジェームス・デゲイル(30=イギリス)は24戦23勝(14KO)1敗の戦績を残しているサウスポーの変則型で、こちらも過去2度の防衛を果たしている。ともにアマチュア時代に08年北京五輪に出場した経験があるが、初戦敗退だったジャックに対しデゲイルは金メダルを獲得している。プロでは同格になったが、オッズは2対1でデゲイル有利と出ている。

 1月28日にはアメリカのラスベガスでWBA世界フェザー級スーパー王者のカール・フランプトン(29=イギリス)対前王者で挑戦者のレオ・サンタ・クルス(28=メキシコ)の再戦が組まれている。逆の立場で拳を交えた半年前と同じ結果が出るのか、それともサンタ・クルスが雪辱を果たして王座に返り咲くのか。今回も接戦が予想される。ダブル世界戦として組まれているデヤン・ズラティカニン(32=モンテネグロ)対マイキー・ガルシア(29=アメリカ)のWBC世界ライト級タイトルマッチにも要注目だ。
同じ1月28日、南西に300キロほど離れたカリフォルニア州インディオでは前WBC世界スーパー・フェザー級王者の三浦隆司(32=帝拳)が、WBC同級2位のミゲール・ローマン(31=メキシコ)と対戦する。35戦30勝(23KO)3敗2分の三浦に対し、ローマンは67戦56勝(43KO)11敗という豊富なキャリアを持ち、パンチ力でも引けをとらないだけに激しい打撃戦が予想される。三浦がこの最終関門を突破すれば、この日のメインで行われるフランシスコ・バルガス(32=メキシコ)対ミゲール・ベルチェルト(25=メキシコ)のWBCタイトルマッチの勝者に挑戦する権利を獲得する。4選手とも好戦的なタイプだけに2試合ともKO決着は間違いなさそうだ。

 3月4日、ニューヨークではウェルター級の王者同士の対戦が決まっている。WBA王者のキース・サーマン(28=アメリカ)が28戦27勝(22KO)1無効試合、WBC王者のダニー・ガルシア(28=アメリカ)が33戦全勝(19KO)、無敗同士のカードだ。この階級ではパッキャオがWBO王座に君臨していることもあり、勝者がさらなるスーパーファイトに駒を進める可能性が高いだけに、これも見逃せない試合といえる。

 その2週間後、3月18日にはニューヨークでミドル級の王者同士のカードが組まれている。WBAのスーパー王座とWBC王座、IBF王座を持つゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン)と、WBAレギュラー王者のダニエル・ジェイコブス(29=アメリカ)が拳を交えるのだ。17度の防衛をすべてKOで終わらせている36戦全勝(33KO)のゴロフキン、4度のKO防衛を含め33戦32勝(29KO)1敗の戦績を誇るジェイコブス。これもKO決着が約束されたカードといえる。9月にアルバレスとの対決を目指すゴロフキンにとっては危険度の高い試合だ。

 4月29日、イギリスのロンドンではIBF世界ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(27=イギリス)が、元3団体統一王者のウラディミール・クリチコ(40=ウクライナ)と拳を交える。これはWBAのスーパー王座決定戦を兼ねた試合で、勝者がふたつのベルトを腰に巻くことになる。12年ロンドン五輪の金メダリストのジョシュアが18戦全KO勝ち、4大会前の96年アトランタ五輪の金メダリスト、クリチコは68戦64勝(53KO)4敗の戦績を誇る。ともに身長198センチ、体重110キロ前後と体格に恵まれ、右ストレートに一発KOの破壊力を秘めており、これもKOでけりがつきそうだ。世代間のヘビー級決戦は17対10でジョシュア有利というオッズが出ている。

 このほかリオデジャネイロ五輪に出場した精鋭たちも続々とプロに転向してきており、春には彼らの試合も数多く組まれるものと思われる。ボクシング界は2017年も話題の多い年になりそうだ。



Written by ボクシングライター原功

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