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ヘビー級の新旗手 ジョシュアの初防衛戦
挑戦者は五輪同期のブリージール 2016.06.24

12年ロンドン五輪スーパーヘビー級金メダリストで、プロ転向後は16戦全KO勝ちの快進撃を続けるIBF世界ヘビー級王者、アンソニー・ジョシュア(26=イギリス)の初防衛戦が6月25日、イギリスの首都ロンドンのO2アリーナで行われる。挑戦者はIBF9位にランクされる17戦全勝(15KO)のドミニク・ブリージール(30=アメリカ)。
このブリージールもロンドン五輪に出場したが初戦で敗退している。アマ、プロで常に先を行くジョシュアが王座を守るのか、それとも後塵を拝してきたブリージールが立場を逆転するのか。

ジョシュアは金メダルを獲得した翌13年10月にプロ転向を果たし、最初の14試合はすべて3回以内で仕事を片付けた。この間、WBCインターナショナル王座や英連邦王座を獲得。15戦目に初めて勝負が7回まで長引いたが、これもTKO勝ち。併せて英国王座を手に入れた。今年4月、その余勢を駆ってIBF王者のチャールズ・マーティン(30=アメリカ)に挑み、2回KO勝ちで戴冠を果たしている。

もともとジョシュアは運動神経には恵まれており、フットボールに興じていた十代後半には100メートルを11秒足らずで走るほどだった。その天賦の才を生かしたハンド・スピードと正確に打ち抜くパワフルな右ストレートが主武器で、マーティン戦では右で2度のダウンを奪って王者を圧倒した。まだ8ラウンド開始のゴングを聞いたことがなく「経験不足」との指摘があるのは事実だが、その分、可能性は無限大といえる。

そんな若い王者に挑むブリージールもホープのひとりに数えられる選手だ。ロンドン五輪は初戦敗退に終わったが、ジョシュアが出場した決勝戦はリングサイドで観戦したという。「私は相手が勝っていたと思う」とブリージールは回顧している。五輪から3ヵ月後の12年11月にプロに転向し、以来、こちらも無敗をキープしている。スピードではジョシュアに及ばないが、201センチの長身(ジョシュアは198センチ)で、体重でも110キロ前後の王者より5キロほど重い。この大きな体とパワーが最大の武器といえる。ブリージールは「ジョシュアは五輪にしても4月のマーティン戦にしても地元での開催がプラスになっている。本当の力があるかどうかを試してやる」と息巻いている。

16戦全KO勝ちの王者と17戦全勝(15KO)の挑戦者という構図だが、オッズは16対1と一方的な数字が出ている。それほど現時点ではジョシュアの評価と期待度が高いのだ。エリート中のエリートがさらに勲章を増やすのか、それともブリージールが直接対決で一気に立場を逆転させるのか。英米全勝対決に要注目だ。


Written by ボクシングライター原功

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