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史上6組目の親子王者を狙うゴンサレス2015.07.10

IBF世界S・バンタム級王者、カール・フランプトン(28=イギリス)の2度目の防衛戦が7月18日(日本時間19日)、アメリカのテキサス州エルパソで行われることになった。相手は90年代に活躍した元WBC世界フェザー級王者、アレハンドロ・ゴンサレスの息子、アレハンドロ・ゴンサレス・ジュニア(22=メキシコ)。ゴンサレス・ジュニアが勝てば史上6組目の父子世界王者という快挙になるが、はたして実力と勢いのあるフランプトンの壁を突き破ることができるか。

父ゴンサレスは88年に14歳でプロデビューを果たし、95年1月にケビン・ケリー(アメリカ)を10回終了TKOで下して世界王者になった。2度の防衛に成功したが、その年の9月にマヌエル・メディナ(メキシコ)に敗れて在位は8ヵ月に終わった。強打とタフネス、エキサイティングな戦いぶりで人気を集めた勇敢な選手で、生涯戦績は55戦49勝(33KO)5敗1分というみごとなものだ。

ジュニアは93年3月の生まれだから、父親が19歳のときの子ということになる。10年に17歳でプロデビューし、ここまで5年のキャリアで28戦25勝(15KO)1敗2分の好戦績を残している。唯一の敗北は昨年4月、元IBF世界S・フライ級王者のファン・アルベルト・ロサス(メキシコ)に9回負傷判定で敗れたものだ。その後は3連勝と復調している。「コブラ」という父親のニックネームを継承している。

ゴンサレス・ジュニアが勝てばグティ&ジュニアのエスパダス父子(メキシコ)、レオン&コーリーのスピンクス父子(アメリカ)、ウィルフレド&ジュニアのバスケス父子(プエルトリコ)、フリオ・セサール&ジュニアのチャベス父子(メキシコ)、クリス&ジュニアのユーバンク父子(イギリス)に次ぎ、約130年の近代ボクシング史上6組目の父子世界王者ということになる。ちなみに今年に入りユーバンク・ジュニアは快挙を成し遂げたものの、高山勝成(仲里)の持つIBF世界ミニマム級王座に挑んだファーラン・サックリン・ジュニア(タイ)、ホセ・ベナビデス(アメリカ)の持つWBA世界S・ライト級暫定王座に挑んだホルヘ・パエス・ジュニア(メキシコ)のふたりは、父親に続くことができなかった。

今回、ゴンサレス・ジュニアの前に立ち塞がる「ジャッカル」、フランプトンは20戦全勝(14KO)の戦績を誇る強敵だ。あの長谷川穂積(真正)から3度のダウンを奪ったキコ・マルチネス(スペイン)を破って王座を獲得し、今年2月の初防衛戦では指名挑戦者のクリス・アバロス(アメリカ)を5回TKOで一蹴。こうした実績と将来性が高く評価されてアメリカの大物アドバイザー、アル・ヘイモン氏と契約を結んだばかりである。今回の試合がアメリカ進出の第一弾となる。フランプトンは「ゴンサレス・ジュニアは危険な相手だが、彼は私のような(強い)選手と戦ったことがない。試合で大きなショックを受けることになるだろう」と、若い挑戦者を牽制している。

オッズは33対1でフランプトン有利と大差がついている。はたして22歳の「コブラ」は、飛ぶ鳥を落とす勢いの「ジャッカル」に噛みつくことができるのか。


Written by ボクシングライター原功

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