ドキュメンタリー
ノンフィクションW ゆきゆきて、原一男 〜反骨のドキュメンタリスト 70歳の闘争〜

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ノンフィクションW ゆきゆきて、原一男

世界的に著名なドキュメンタリー映画監督の原一男。映画『ゆきゆきて、神軍』などで、戦後日本を問い続けてきた彼が2015年に70歳を迎え、発表する新作に迫る。

映画監督・原一男。かつて天皇の戦争犯罪を追及したアナーキスト奥崎謙三を追った『ゆきゆきて、神軍』や、小説家・井上光晴の虚構の生い立ちをつまびらかにした『全身小説家』などのメガホンを取り、日本のみならず世界に衝撃を与えたドキュメンタリストだ。1972年の『さようならCP』でデビュー以来監督した作品は1本の劇映画を含めわずか5本。そんな2015年に70歳となる原が約20年ぶりに新作ドキュメンタリーを製作し公開するという情報がもたらされた。
早速、番組の取材班は原への密着を開始。だが、作品の製作が予定より遅れる一方、並行して進めようとする企画の数は増えるばかり。原の胸中には一体何があるのか?教授を務める大阪芸術大学での授業風景や、“伝説のドキュメンタリスト”原一男の人物像に迫るとともに、何故、彼が新作の出来に納得いかず苦しんでいるのか?その理由を探っていく。
世界的に著名な映画監督・原一男が新作ドキュメンタリーの完成にあと一歩のところで難渋している。“常に最新作こそ最高傑作である”“輝かしい過去の数々の傑作をあえて振り返らない”そんな原一男にして、70歳という年齢は時代とともに歩むドキュメンタリストの終わりの到来なのか?若いドキュメンタリストたちとの交流、まだまだ実現していない映画の夢、さまざまな企画が、原一男を立ち止まらせない。常に前進しようともがく、熱く焦燥に満ちた現在を追う。

ノンフィクションW ゆきゆきて、原一男

世界的に著名なドキュメンタリー映画監督の原一男。映画『ゆきゆきて、神軍』などで、戦後日本を問い続けてきた彼が2015年に70歳を迎え、発表する新作に迫る。

映画監督・原一男が約20年ぶりに手掛ける新作ドキュメンタリーの主人公に選んだのは、大阪・泉南地域のアスベスト災禍に苦しむ人々だった。『ゆきゆきて、神軍』や『全身小説家』など、今まで“表現者”の生きざまを描いてきた原にとって、市井の人を主人公にするのは初の試み。それは“生活者は撮らない”という自らの誓いを覆してまでの挑戦だったが、約8年も密着しながら納得できるシーンが撮れないと語る。それは“表現者=スーパーヒーロー”不在による物足りなさだった。従来の原作品は、撮る側も撮られる側も命懸け。だが、一般の市民にそこまでの覚悟はない。
撮影は原の期待するように進まず、だが一向に解決策すら見えない。それにも関わらず、敬愛するジャーナリスト田原総一朗への取材など、複数の企画を同時進行で進めていく。原が映画を完成しないのは意図的なのか?その理由を探るうちに、彼の意外な胸中が明らかになる。
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