ドキュメンタリー
ノンフィクションW 盲目のストライカー 世界へ 〜ブラインドサッカー日本代表 闘いの軌跡〜

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ノンフィクションW 盲目のストライカー 世界へ

2014年11月に東京で開催された、IBSAブラインドサッカー世界選手権。エースの黒田智成を中心に、世界の頂点を目指す日本代表チームの夢と闘いの軌跡を描く。

2014年の11月に、東京で開催された視覚障害者サッカーの最高峰「IBSAブラインドサッカー世界選手権」。まるでボールが見えているかのような華麗なテクニックと、激しいぶつかり合い。そして世界の強豪による白熱した試合が、日本中に大きな驚きと感動をもたらした。
この大会で大活躍を見せたのが、日本代表のストライカー・黒田智成。スピードに乗った切れ味鋭いドリブルを武器に、チームの得点源として牽引するエースだ。「視覚障害者として生きているのだから、この世界で一番になりたい」と語る黒田。チームとしても、選手としても、世界の頂点を目指して戦い続けている。
番組では、およそ1年にわたり黒田と日本代表チームに密着取材。初の自国開催となった大舞台で、世界の強豪に挑んだ夢と闘いの軌跡を描く。

この番組は目の不自由な方々に向け、副音声にて解説放送をお送りします。解説放送はWOWOWオリジナルドキュメンタリーとしては初の試み。黒田智成選手やブラインドサッカー日本代表チームの活躍を、同じ障害のある方々にもお楽しみいただける番組としてお送りします。

2014年11月に東京で開催された、IBSAブラインドサッカー世界選手権。エースの黒田智成を中心に、世界の頂点を目指す日本代表チームの夢と闘いの軌跡を描く。

ブラインドサッカー日本代表のエース、黒田智成(36歳)。2002年に代表チームが初めて結成されて以来の中心選手だ。6歳で全盲となった黒田はサッカーを見た記憶がなく、唯一の記憶はアニメ「キャプテン翼」だけ。それでも音声解説のテキストなどで技術を磨き、時にはジダンを彷彿とさせる華麗なテクニックも披露する。
黒田にとって、全力で走り回ることができるブラインドサッカーのピッチは、限りなく自由を感じられる舞台だという。
2014年、日本代表の目標は、初の自国開催となる世界選手権での躍進だった。けがから復帰した黒田も、5月に代表合宿へ合流。チームは世界選手権へ向けて守備的な戦術を導入し、カウンターでの得点を狙う。だが、エースの黒田にゴールが生まれない。10月の国際大会でも黒田は無得点に終わり、とうとう世界選手権の開幕を迎える。世界の頂点を目指す日本のエースは、世界の強豪を相手にどのような活躍を見せたのか?

◆この番組は、副音声における解説放送でもお楽しみいただけます。
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