映画

いのちの子ども

パレスチナのガザ地区からイスラエルに、免疫不全症である生後４カ月半のパレスチナ人の赤ん坊が運ばれるが、意外な波紋を呼んでいく……。衝撃の社会派ドキュメンタリー。

ガザ地区に住むアラブ系パレスチナ人夫婦の子どものひとりである赤ちゃんが、免疫不全症と判明。ガザ地区に詳しいジャーナリストでもあるS・エルダール監督は、赤ちゃんがイスラエルの病院で手術を受けられるよう奔走するが、イスラム教徒である赤ちゃんの母親が語った“この子が後に殉教徒になってもいい”という言葉に大きく違和感を覚える。そんな母親だが、続いてある異なる真意があってそう語ったと告白。はたして真実は一体何なのか……。世界各地の映画祭でも大反響を呼んだ、衝撃の社会派ドキュメンタリー。