音楽

ノラ・ジョーンズ ＆ リトル・ウィリーズ ライブ

世界屈指の歌姫ノラ・ジョーンズ。彼女が、古き良きアメリカン・ミュージックを演奏するバンドとして結成したリトル・ウィリーズの２０１１年のＮＹ公演をお届けする。

今年、デビュー10周年を迎えるノラ・ジョーンズ。4月には、ノラとしてのニュー・アルバムも予定されている。2002年にリリースしたデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ』が、2003年のグラミー賞において年間最優秀レコードなど主要4部門を含む全8部門を制覇し、全世界で2000万枚のセールスを記録。文字通り“衝撃的なデビュー”を飾ったノラ・ジョーンズ。今年はデビュー10周年を迎え、4月には愛し傷つく心を歌う最新作『リトル・ブロークン・ハーツ』をリリースすることが決定しており、日本でも再度注目を浴びている。
そんな彼女は作品を次々とヒットさせる一方で、さまざまなトップ・ミュージシャンとのコラボレーションを通して、広くその名を知れ渡らせている。その中でも今回紹介するのが、自分たちの好きだった古き良きアメリカン・ミュージックを演奏するバンドとして2003年に結成したリトル・ウィリーズだ。2006年に発表したファースト・アルバムでは、ウィリー・ネルソンやエルヴィス・プレスリーのカバーなどを収録し、ノラ・ジョーンズの類まれな音楽センスのルーツを紹介する上質な作品として話題を集めた。
その後はメンバー個々の活動に専念していたが、昨年再びバンドが集結。6年ぶりとなるセカンド・アルバム『フォー・ザ・グッド・タイムス』を完成させた。今回も「ジョリーン」（オリヴィア・ニュートン＝ジョンの代表曲。オリジナルはドリー・パートン）など、懐かしさあふれるナンバーに新たな生命を吹き込んでいる。