音楽

カサビアン ライブ・イン・ダブリン 2009

サマソニのメインステージにも登場したことのあるイギリスの若手バンド、カサビアン。彼らの２００９年のステージが登場。カサビアンの本質はライブにあり！

　デビュー前から“大型新人”としてその存在が注目され、04年にリリースされたデビュー・アルバム『カサビアン』は見事、イギリスでダブル・プラチナムの大ヒット。以後、2ndアルバム『エンパイア』（06年）、3rdアルバム『ルナティック・アサイラム』（09年）と、発表したアルバムすべてがミリオンセラーの大ヒットとなり、2000年代にデビューしたUKロック・バンドのなかでは最も際立つ存在となったカサビアン。これまで、イギリスで最も権威のあるBrit Awardsでは「Best Group」も受賞している。当然のように、11年9月にリリースしたばかりのニュー・アルバム『ヴェロキラプトル！』も3作連続で全英チャート初登場1位に輝き、本国イギリスでの人気の高さを改めて印象づけた。
　一方で、デビュー・アルバム発売前に出演した04年のサマーソニックでは入場規制がかかるほどファンが押し寄せ、それ以降もサマーソニックやフジロック、単独ツアーを度々行なっており、日本での人気も絶大だ。
　今やUKロックの新たな象徴となったカサビアン。そんな彼らが09年11月27日にアイルランドのThe O2（ダブリン）で行なったライブをWOWOWで放送する。アリーナを埋めつくす1万人の観客を前に、時に荒々しく、時に情熱的に魅了するカサビアン。バンドのストイックな演奏ぶりや、ある種のカリスマを感じさせるボーカルのトム・ミーガンのパフォーマンスも見どころだ。
　過去3作で繰り広げた挑戦と冒険を糧に、“新たなロックンロール・クラシックを目指した”というニュー・アルバム『ヴェロキラプトル！』を携え、12年1月には来日ツアーも行なわれる。それに合わせて、カサビアンのライブの魅力をWOWOWの番組でご確認頂きたい。