映画

ゴジラ［1984年版］

９年ぶりに復活し、後の“平成ゴジラ”シリーズに続く新生ゴジラの第１作となった通算第１６作。経済大国へと成長した日本に、再び怪獣王ゴジラの雄たけびが響き渡る。

「メカゴジラの逆襲」以来ストップしていたシリーズを9年ぶりに復活し、「ゴジラ［1954年版］」の直接の続編として再起動した新生“ゴジラ”第1作。本作自体は昭和59年の作品だが、ここを基点とするシリーズが平成元年から始まることにより、“平成ゴジラ”第1作と分類される場合もある。初代ゴジラが戦後間もない日本を襲った後、本作では経済大国へと成長した日本にあらためてゴジラが襲来するという対比も面白い。初代東宝シンデレラに選ばれて間もない新人時代の沢口靖子がヒロイン役を務めて話題を呼んだ。