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メトロポリタン・オペラ ワーグナー《タンホイザー》 ワーグナーの手による“性”と“生”にフォーカスを当てた大胆なストーリー。2016年、51歳で急逝したテノール、ヨハン・ボータ最後のMET出演作となった貴重な舞台
一度は耳にしたことがある壮麗な前奏曲や幕切れの「巡礼の合唱」など、ワーグナーの感動的な音楽を堪能できる名作。物語は、長らく淫蕩にふけっていた騎士歌人のタンホイザーが、快楽の地下洞窟から脱出。地上の人間界に戻ってきたものの、純愛と官能の間で悩み、心が行き来するうちに破滅の時を迎えるが、恋人エリーザベトの死によって魂が救済されるというもの。ドイツのヴァルトブルク城を彷彿とさせる壮大なセットに、精巧な衣装など目を見張る舞台が現出する。
音楽監督を務めていたジェイムズ・レヴァインによる渾身の指揮の下、2016年9月に逝去したタンホイザー役のヨハン・ボータ、彼の友人ヴォルフラム役のペーター・マッテイら現代屈指のワーグナー歌手が集結。特に、タンホイザーを慕う女性エリーザベト役エヴァ=マリア・ヴェストブルックの歌と演技にはくぎ付けになること必至だ。収録日・収録場所
- 2015年10月31日/アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク メトロポリタン歌劇場
出演
役名 役者名 役割 ジェイムズ・レヴァイン 指揮 タンホイザー ヨハン・ボータ 出演 女神ヴェーヌス ミシェル・デ・ヤング 出演 エリーザベト エヴァ=マリア・ヴェストブルック 出演 ヴォルフラム ペーター・マッテイ 出演 領主ヘルマン ギュンター・グロイスベック 出演 スタッフ
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演出オットー・シェンク
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