書店員が選ぶ「本屋大賞」に入賞した小説が
演劇とがっぷりコラボレーション!
今までになかったステージを大特集!
夏休みにWOWOWが贈るスペシャル特集! 三浦しをん、万城目学、森見登美彦という「今」を感じさせる若手人気作家たちの青春群像劇が、若手を中心とした総勢50名を超える俳優たちによって、エネルギーあふれるステージに!
「風が強く吹いている」 「鴨川ホルモー」 「夜は短し歩けよ乙女」は、新しいエンターテインメント小説として書店員が選ぶ「本屋大賞」に入賞した作品。「鴨川ホルモー」は4月に、「風が強く吹いている」は今秋に映画公開されるなど、高い人気を誇っています。そんな人気小説が、若いエネルギーをストレートに発揮させる場所である“ステージ”のジャンルへ! 文芸と演劇ががっぷりコラボレーションした、今までになかった特集をお届けします。
「風が強く吹いている」(写真)は、直木賞作家・三浦しをんの受賞後第一作として大ヒットし、2007年本屋大賞第3位となった青春小説の舞台化。
今回は、今年1月にル・テアトル銀座で行われたステージの模様をお届けします。
たった10人で箱根駅伝を目指すことになった男たちの汗と涙と笑いに満ちた超ストレートな青春群像劇。出演は、黄川田将也をはじめ、フレッシュで個性的なイケメンが勢ぞろい。舞台上で展開される「箱根駅伝」にも注目のステージです。
「鴨川ホルモー」の原作は、2007年本屋大賞第6位、山田孝之主演で映画化もされた万城目学の小説。脚本・演出を手がけるのは、映画『岸和田少年愚連隊』 『愛を乞う人』 『OUT』 『血と骨』などの脚本で知られる鄭義信です。
腹をすかせた新入生が、ビラの文句に誘われて何の気なしに入部した「京大青竜会」。何を目的としているのかも不明なまま、祇園祭の夜に行われる“ホルモー”の準備が始まる…。“ホルモー”とは一体!?
出演は、映画『鴨川ホルモー』にも出演した石田卓也と芦名星ほか、秋山奈々、中川真吾、オーディションで選ばれた9人のフレッシュなメンバーたち。舞台を所狭しと駆け回る、奇想天外な青春ファンタジーコメディをお楽しみください。
2007年本屋大賞第2位、第20回山本周五郎賞受賞したのが、森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」。これが、劇団桟敷童子主宰 東憲司演出で舞台に。
後輩の「黒髪の乙女」に片思いしてしまった「先輩」。吉田神社、出町柳駅、百万遍交差点、銀閣寺、哲学の道、京都の様々な場所で「先輩」は周到に偶然の出会いを演出しようとするものの、天真爛漫な「黒髪の乙女」のほうは、微笑みながら「あ、先輩、奇遇です!」。一歩も前進することのない2人の関係。ましてやさまざまな奇奇怪怪な面々との出会いが、事態を「珍」な方向へ…。
出演は、「黒髪の乙女」に今回が初舞台となる人気モデルの田中美保、「先輩」に渡部豪太ほか、ベンガル、辺見えみりなど多彩なキャストたちが集結。京都を舞台にしたキュートな恋物語です。
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