【南しずかコラム】“真のプロフェッショナル”に輝くのは……果たして!?

  • 2019/06/14

“真のプロフェッショナル”に輝くのは……果たして!?

昨年はパク・ソンヒョンが畑岡奈紗、ユ・ソヨンとのプレーオフを制して優勝。2017年の全米女子オープンに続いてメジャー通算2勝目を挙げた。

 今季のメジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」がまもなく開催される。全米女子オープンに次ぐ歴史ある大会で、通称「全米女子プロ」と呼ばれている。

 米ゴルフ誌のシニアライター、ベス=アン・ニコルスさんが“全米女子プロらしさ”を教えてくれた。「特徴の一つは試合会場でしょうね。サハリーCC(16年)、オリンピア・フィールズCC(17年)は、男子の試合が開催された有名コースが試合会場になっています。(アメリカでは女子より男子が人気のため)普段、女子ゴルフを見ないゴルフファンが“ちょっと見てみよう”という気になるかもしれません。もちろんコースセッティングに違いはありますが、男女のプレーを比較して見るのも面白いでしょう」。今年のミネソタ州ヘーゼルティン・ナショナルGCも過去に全米オープンやライダーカップの舞台となったコースである。「USGA(全米ゴルフ協会)主催の全米女子オープンは23年にペブルビーチGLで開催予定です。魅力的な大会にしようとUSGAも頑張っていますが、PGA of America(全米プロゴルフ協会)の方が最初からブランディングに取り組んでいます」。他のメジャーに比べて特徴を失っていた全米女子プロが、4年前に主催がPGA of Americaに変わったことで良い方向に進んでいるとニコラスは言う。

 また、全米女子オープンとはコースセッティングが大きく異なると指摘する。「USGAの方針で全米女子オープンはとにかく難しいですね。パープレーで良いスコアとされるぐらい。選手はゴルファーとしての技量が試されます。あまりに難しすぎて、時には物議を醸し出すこともあります。全米プロの難易度は低めです。まあ、これはこれで、様々な意見に分かれるのですが、見ているファンは各メジャーで特色があって、楽しめるのではないでしょうか」。

 試合以外で彼女が楽しみにしていることがある。4年前から大会期間中に開かれる恒例の『女性リーダーのためのサミット』である。『企業の女性リーダーを育てること』をテーマにディスカッションを行う。今年は、オーガスタナショナルGC初の女性会員で元国務長官のコンドリーザ・ライス、KPMGアメリカ取締役会長兼CEOのリン・ダウティ、元アメリカ代表女子サッカー選手のミア・ハムら各界の女性リーダー達が参加する。日本で視聴可能かは定かではないが、ライブ・ストリーミングで放映される。サミットの合間には出席者を対象としたゴルフクリニックが行われるなど、次世代の女性リーダー候補に女子ゴルフを知ってもらい、女子ゴルファーと接点を作ることもPGA of Americaの狙いである。

 さて、全米女子プロの出場資格は、プロゴルファーと条件を満たしたティーチングプロのみ。5月21日に世界ランク30位内という条件を満たした鈴木愛も出場権を持つ。昨年はパク・ソンヒョンが畑岡奈紗、ユ・ソヨンとのプレーオフを制して優勝した。
開催期間は6月20日(木)~23日(日)、総コース距離6741ヤード(パー72)。賞金総額385万ドル(約4億1800万円)をかけて、156選手がメジャータイトルに挑む。

(文・写真/南しずか)

南 しずか SHIZUKA MINAMI

1979年生まれ、東京都出身。大学卒業後に渡米し、「International Center of Photography(国際写真センター)」フォトジャーナリズム及びドキュメンタリー写真1カ年プログラム修了。LPGA女子ゴルフツアーをはじめとしたスポーツ分野を中心にフリーランスのフォトグラファーとして活躍。2009年より米女子ゴルフツアーを取材。通信社や「スポーツ・イラストレイテッド」、「Sports Graphic Number」、ゴルフ雑誌などスポーツ媒体で精力的に活動中。
インスタグラム:https://instagram.com/minamishizuka/

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