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みどころ・試合内容 / 2014年9月1日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

激闘型ファイター VS KO率8割の強打者
元王者同士のサバイバルマッチ

元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオス(28=アメリカ)は昨年3月、マイク・アルバラード(アメリカ)とのWBO世界S・ライト級暫定王座決定戦で判定負け。11月には元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)にも判定で敗れ、2戦続けて勝利を逃している。人気があるため世界戦線には踏みとどまっているが、ここでも敗れるようなことがあると完全脱落となってしまう。過去に何度か体重に関するトラブルを起こしてきたこともあり、現在はウェルター級まで体重を上げて捲土重来を期している。リオスのボクシングは攻撃偏重といってもいいだろう。正面から相手に圧力をかけ、強引に接近を図り左右のパンチを叩きこむ。いたってクラシカルでシンプルなボクシングといえる。それを支えているのは旺盛なスタミナと並外れたタフネスだ。7回TKO勝ちを収めたアルバラードとの初戦(12年10月)では壮絶な打撃戦を展開し、年間最高試合の声も出たほどだった。反面、アルバラードとの再戦とパッキャオ戦では相手に研究され、持ち味を封じられて敗れている。「考えるファイター」になれるかどうかが今後の成否のカギといえる。

対するディエゴ・チャベス(28=アルゼンチン)は「LA JOYA」(宝石)のニックネームを持っている。12年7月、デビューから21連勝(17KO)で暫定王座を獲得し、2ヵ月後には初防衛にも成功。さらなる飛躍が期待されたが、昨年7月にキース・サーマン(アメリカ)に10回KO負けを喫し、暫定王座を失った。今年2月には自国アルゼンチンで再起戦に臨み、3回TKO勝ちを収めている。
左ジャブを突いて煽り、被せるような右ストレート、返しの左フックと矢継ぎ早にパンチを繋いでいくタイプだ。リオスほどではないが、このチャベスも好戦的な一面を持っており、必要に応じて打撃戦もこなす。

ともに攻撃力には自信を持っているだけに、序盤から激しい主導権争いが展開されそうだ。リオスが仕掛け、チャベスが折々で打撃戦に応じるというパターンが予想される。ライト級時代は馬力と手数で相手をねじ伏せていたリオスだが、その無骨でシンプルな戦闘スタイルがウェルター級でも通用するのかどうか。リオスとチャベスの近い将来だけでなく、スター選手が集うウェルター級戦線の今後を占う意味でも注目の一戦といえる。

 


Written by ボクシングライター原功



フロイド・メイウェザー

フロイド・メイウェザー

ウェルター級トップ戦線の現状

WBAスーパー:フロイド・メイウェザー(アメリカ)
WBA暫定   :キース・サーマン(アメリカ)
WBC      :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF       :ショーン・ポーター(アメリカ)
WBO      :マニー・パッキャオ(フィリピン)

1階級下のS・ライト級と、1階級上のS・ウェルター級に跨る選手が多いが、いずれにしても最もホットで注目度の高いクラスといえる。核となるのはフロイド・メイウェザー(アメリカ)だ。ウェルター級とS・ウェルター級でWBA、WBC2団体の王座を保持している37歳の天才は、9月13日(日本時間14日)に前WBA世界ウェルター級王者マルコス・マイダナ(アルゼンチン)との再戦を控えているが、現状では敵なしの状態といっていい。メイウェザーと肩を並べるのがWBO王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)だ。サウスポーの6階級制覇王者は12年に2連敗を喫して選手生命が危ぶまれたが、昨年11月にブランドン・リオス(アメリカ)を完封して再起。ことし4月には宿敵ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)に雪辱を果たしてWBO王座を取り戻した。11月23日(アメリカ時間22日)に中国特別行政区マカオで1階級下のWBO世界S・ライト級王者クリス・アルジェリ(アメリカ)の挑戦を受けることになっている。

このクラスには前出のマイダナ、ブラッドリーのほかにファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、アミール・カーン(イギリス)、デボン・アレキサンダー(アメリカ)、ロバート・ゲレロ(アメリカ)という実績も知名度もある王者経験者がいる。極めて層の厚い階級なのである。今回のリオス対ディエゴ・チャベス(アルゼンチン)は、そんななかで行われるサバイバルマッチといえる。


※8/15時点のデータを掲載しております。

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