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みどころ・試合内容 / 2012年10月8日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

世界を見据えた重要なテストマッチ
強打と技巧で新鋭を沈めるか

21戦全勝(18KO)の快進撃を続ける「マエストリート」(教授)、亀海が世界を見据えた重要なテストマッチに臨む。相手は22戦19勝(15KO)2敗1分という高いKO率を誇る20歳の新鋭シルバ。近い将来の世界挑戦を見据え亀海は存在感を示すことができるのだろうか。

この2年ほど、亀海は充実したリング活動を送ってきたといえよう。10年4月に日本S・ライト級王座を獲得し、半年後には元世界王者ホセ・アルファロ(ニカラグア)に6回KOで快勝。昨年10月には米国ラスベガスのリングにも上がって6回KO勝ちを収めている。この間、インフルエンザのため保持していた日本の座を返上するというハプニングはあったものの、まずは順調に経験を積んできたといえるだろう。

亀海は戦績から勝手に連想されるような強引なファイター型ではない。しっかりとガードを固め、相手の動きを見極めたうえで攻防を組み立てる頭脳的かつ技巧的な強打者といえる。そのテクニックと強打が世界レベルで通用するか否か、目の肥えた海外の関係者にアピールすることができるかどうか。

今回、亀海の相手は二転三転した。最初はベテラン強打者アントニオ・ピタルア(コロンビア)が内定。次に世界挑戦の経験もあるコスメ・リベラ(メキシコ)が浮上。そして、シルバに決定したという経緯がある。経験値の高いピタルアやリベラも要注意だったが、今回のシルバには未知の怖さがある。

プロデビューは08年5月で、コンスタントに試合を重ね4年で22戦を数える。まだ世界的な知名度を持った選手との対戦はないが、一気に成長する時期だけに警戒の必要がある。ましてや相手が世界ランカーとなると高いモチベーションを持って挑んでくることが考えられる。

防御の堅い亀海だが、ディフェンスにばかり気を使うようだと若いシルバに勢いを与えかねないだけに、ここは必然的にカウンターを含めた左右の強打で勝負することになるのではないだろうか。亀海は10ラウンドをフルに戦いきった経験が1度しかない。勝負が長引いた場合はスタミナ面でも試されることになりそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功



  • みどころ

捲土重来を期す「ゴールデンボーイ」
経験豊富な強打者を相手に再起戦

抜群のセンスとスピード、テクニック、強打を兼ね備えたリナレスだが、このところ武運に見放されている感がある。3階級制覇がかかった昨年10月の試合は、10回まで大量のリードを奪いながら負傷が原因の11回TKO負け。今年3月のメキシコでの再起戦は相手の強打につかまりダウン。ダメージは浅かったが眉間の傷が原因で2回ストップ負けに泣いている。

耐久面に課題を抱えているリナレスだが、本当の勝負はこれからであろう。以前、「僕も負けることがあると思うけれど、そしたら這い上がってみせるよ。本当に強い選手というのは負けてから強くなる選手だと思う」と話していたものだ。

ただし、今回のベラスケスも一筋縄でいく相手はない。キャリアはリナレスの2倍以上、試合数も73戦(52勝35KO17敗3分1無効試合)もあるのだ。壁を破ることはできなかったものの世界挑戦も2度経験。そのほかマニー・パッキャオ(フィリピン)やエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)、イスラエル・バスケス(メキシコ)、ケビン・ケリー(アメリカ)、グティ・エスパダスJrといった新旧世界王者とも手合わせしているのである。執拗な攻撃を仕掛ける好戦派で、タフネスにも定評がある。
スピードやテクニックで大きく勝るリナレス有利は不動だが、決して楽観視はできないカードといえる。

 


Written by ボクシングライター原功

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