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みどころ・試合内容 / 2011年10月23日放送

みどころ・試合結果

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10月23日放送

[WOWOWライブ]10月23日(日) よる7:00 / 10月24日(月) よる9:00  [WOWOWプライム]10月27日(木) 午後2:00

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全勝の元統一王者ガンボア、元王者ポンセ・デ・レオンと激突!

フェザー級12回戦

ユリオルキス・ガンボア

元WBA・IBF世界フェザー級チャンピオン

ユリオルキス・ガンボア

(キューバ)

ダニエル・ポンセ・デ・レオン

元WBO世界S・バンタム級チャンピオン

ダニエル・ポンセ・デ・レオン

(メキシコ)

  • みどころ

「キューバの至宝」2階級制覇への第一歩
高速サイクロンがポンセ・デ・レオンを襲撃か

元WBA・IBF世界フェザー級チャンピオンのガンボアが再スタートをきることになった。ガンボアは自身がWBA世界フェザー級王者だった昨年9月、当時のIBF王者オルランド・サリド(メキシコ ※現WBO王者)と統一戦を行い、激闘のすえ12回判定勝ちで2団体の王座を統一。同時にWBAの“スーパー王者”に昇格した。
ところが今年3月、1階級上のWBA暫定世界S・フェザー級王者ホルへ・ソリス(メキシコ)との防衛戦で、試合当日の再計量を拒否したためIBF王座を剥奪されてしまった。4回までに5度のダウンを奪う圧勝にもかかわらずWBAは後日、規定を満たしていないとしてガンボアの“スーパー王座”を剥奪。敗れたソリスが暫定王座を保持したままなのに対し、ガンボアの王座が剥奪されるという矛盾を含んだ裁定には首を傾げざるを得ない。
そんな経緯で無冠に戻ったガンボアは、イスマエル・サラス・トレーナーとの話し合いで再び王座獲得を目指すことになった。その初戦が今回のポンセ・デ・レオン戦である。
ガンボアはプロキャリアこそ20戦(全勝16KO)だが、アマチュアではアテネ五輪フライ級金メダル獲得など245戦(230勝15敗)の経験を持っている。06年12月、ベネズエラ遠征中にヘビー級のオドラニエル・ソリス、L・フライ級のヤン・バルテレミと3人で亡命。コロンビア経由でマイアミに渡り、翌07年にドイツでプロデビューを果たした。09年4月にWBA暫定世界フェザー級王座を獲得し、のちに正王者に昇格。統一王者になったのはWBA王座を3度防衛後のことだった。
「グアンタナモのサイクロン」の異名どおり、ガンボアのボクシングはスピードと踏み込みの鋭さ、パンチの回転力に特徴がある。攻撃偏重の傾向があるため過去に6度のダウン経験があるが、ほとんどはバランスを崩したフラッシュ・ノックダウンである。3年前からコンビを組むサラス・トレーナーのもとでバランス矯正に務めている最中だという。
一方、デ・レオンも元WBO世界S・バンタム級王者の肩書を持つ実力者だ。こちらは2000年のシドニー五輪に出場した経験を持ち、10年前にプロ転向。これまで44戦41勝(34KO)3敗のレコードを残している。まだガンボアがアマチュア選手だった05年10月に世界タイトルを獲得し、ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)に敗れるまでの3年間に6度の防衛を果たしている。
デ・レオンの最大の特徴はサウスポーの変則という点だろう。一見すると不恰好にも見える構えから、軌道やタイミングの読みにくい左右を繰り出し、いつの間にか相手を自分のペースに引きずりこんでしまう。パンチは大振りが多いものの、最近はコンパクトなショート・パンチで倒すこともある。ラフだが狡猾な一面も持ち合わせているといえる。
スピードやパンチの回転力で勝るガンボアの圧倒的有利は当然としても、デ・レオンの強打を軽視することは危険だ。ましてやデ・レオンは変則のサウスポーである。ガンボアがタイミングを計るのに手間取るようだと、その時間に比例してリスクも高まるはずだ。
順当ならガンボアがラウンドを重ねるごとにポイント差を広げ、中盤から終盤でKOを狙う展開になるだろう。


Written by ボクシングライター原功

ジョニー・ゴンサレス

ジョニー・ゴンサレス

フェザー級トップ戦線の現状

WBAスーパー:クリス・ジョン(インドネシア)
WBA:ジョナサン・バロス(アルゼンチン)
WBC:ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)
WBC休養:エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)
IBF:ビリー・ディブ(オーストラリア)
WBO:オルランド・サリド(メキシコ)

8年間に14度の防衛をこなしているWBAの“スーパー・チャンピオン”、クリス・ジョン(インドネシア)、WBC“休養王者”のエリオ・ロハス(ドミニカ共和国)を除く4人の正規チャンピオンたちは、いずれも1年以内に戴冠を果たしたフレッシュ組だ。なかでも勢いのあるのが長谷川穂積(真正)を倒して王座を奪ったジョニー・ゴンサレス(メキシコ)だ。相手が格下だったとはいえ2度の防衛を圧倒的な強さでクリア、12月には早くも3度目の防衛戦を計画している。当初はロハスとのWBC内統一戦が有力視されたが、ロハス側のプロモーターとの契約問題が長引いているためロイネット・カバジェロ(パナマ)との防衛戦になる可能性が高い。
ランカー陣ではWBA、WBC、WBOでいずれも3位に名を連ねる23歳、ミゲール・ガルシア(アメリカ=26戦全勝22KO)の評判が高い。2012年には勝負に出てくるはずだ。アジアでは39戦全勝(23KO)の26歳、チョンラタン・ピリャピニョ(タイ)が虎視眈々と王座を狙っている。WBCとWBOで1位にランクされており、こちらも2012年にはタイトル争いに絡んでくるものと思われる。捲土重来を期す長谷川や細野悟(大橋)の動向にも要注目だ。

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