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みどころ・試合内容 / 2011年5月2日放送

みどころ・試合結果

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5月2日放送

[191ch][HV]5月2日(月) よる8:00 [191ch][再]5月6日(金) 午前9:00

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セグラ VS カルデロン、因縁のリマッチ!

WBO世界L・フライ級タイトルマッチ

ジョバンニ・セグラ

WBO世界L・フライ級チャンピオン

ジョバンニ・セグラ

(メキシコ)

イバン・カルデロン

元2階級制覇チャンピオン

イバン・カルデロン

(プエルトリコ)

  • みどころ

乱打型ファイター VS 精密な技巧派サウスポー
再戦は7対2でセグラ有利の予想

この両者は昨年8月、カルデロンの地元プエルトリコで対戦し、WBA王者だったセグラがWBO王者カルデロンに8回KO勝ち、王座統一を果たしている。その後、セグラはWBAのベルトを返上、今回はWBOタイトルの初防衛戦として再戦に臨む。
舞台をセグラの地元メキシコに移してのリマッチ。それぞれ熱い思いがある。「前回は私のオファーを彼(カルデロン)が受けてくれたので、今度は私が彼の要望に応じることになった。再戦のチャンスはあげたが、ベルトは渡さない。勝つのは私だ」とセグラが言えば、カルデロンもベルト奪回に秘策ありという。「確かに彼(セグラ)のジャブやボディブローは良かったが、前回は私のコンディションがベストではなかったのが敗因。今回は持ち味の打たせないボクシングをする。これまでに培ったスキルを存分に生かして戦う」
この両者、まったく戦闘スタイルが異なる。チャンピオンのセグラは左右に構えをチェンジするスイッチ・ヒッターで、打撃戦を好むファイター型といえる。「試合が始まれば相手を追いかけて倒すことしか考えていない」というとおり、難しい作戦や技術は二の次で、とにかく前に出てパンチを打ち込むスタイルに徹している。当然のことながら被弾も多いが、そこを突いて勝利をもぎ取ったのは過去にセサール・カンチラ(コロンビア)ひとりだけ。そのカンチラも再戦では捕まってしまった。
カルデロンは対照的なサウスポーのテクニシャンだ。99年の世界戦手権や2000年のシドニー・オリンピックに出場するなど、アマチュアで130戦110勝20敗の戦績を残している。10年前にプロ転向後も順風満帆で、昨年8月にセグラに敗れるまで35戦34勝(6KO)1分と無敗を誇っていた。世界戦はミニマム級で12度、L・フライ級で8度、計20度も経験している。
身長は152センチと小柄だが、距離感覚と卓抜したテクニックを武器に相手をコントロール。本人も言うように、セグラと好対照の打たせずに打つボクシングを身上としている。ただし、36歳という年齢からくる衰えなのか、近年は綱渡りの試合が多いのも事実だ。
初戦は5対2でカルデロン有利と出ていたオッズも、今回は7対2でセグラ有利と出ている。両者のスタイルの噛み合わせ、初戦の結果、開催地などから考えて王者有利の声が多いのは当然といえよう。順当ならばセグラが前回同様に乱戦に巻き込み、中盤あたりでストップすることになりそうだ。
その一方で、初戦を分析したカルデロンが高度なテクニックを駆使してセグラの雑な攻撃をかわす可能性もある。力と技の戦いといえよう。

Written by ボクシングライター原功

ローマン・ゴンサレス

ローマン・ゴンサレス

L・フライ級トップ戦線の現状

WBA:ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)
WBC:ヒルベルト・ケブ・バース(メキシコ)
IBF:ルイス・アルベルト・ラサルテ(アルゼンチン)
WBO:ジョバンニ・セグラ(メキシコ)
WBO暫定:ヘスス・へレス(コロンビア)

WBA王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)とWBO王者ジョバンニ・セグラ(メキシコ)を2強と位置づけることに異論を挟む余地はなかろう。27戦全勝(23KO)の23歳、ゴンサレスが攻防ともにハイレベルの強打者なら、セグラは肉を切らせて骨を断つタイプといえる。完成度という点ではゴンサレスがはるか上を行くが、セグラのパワーがすべてを打ち砕く可能性も十分にある。両雄の対決を見たいものだが、今回のカルデロン戦を最後にセグラがフライ級転向を表明しており、実現は当分おあずけということになりそうだ。
充実の2王者と比較すると、WBC王者ヒルベルト・ケブ・バース(メキシコ)、IBF王者ルイス・アルベルト・ラサルテ(アルゼンチン)は影が薄い。しかし、この両者、33歳のバース、40歳のラサルテと、別の面で注目に値するといえる。 近い将来、日本の宮崎亮(井岡)もタイトル争いに加わりそうな気配だ。

WBA世界フライ級タイトルマッチ

WBA世界フライ級チャンピオン

ルイス・コンセプション

(パナマ)

WBA世界フライ級9位

エルナン・マルケス

(メキシコ)

  • みどころ

パナマの荒武者 VS メキシコのタイソン
軽量級屈指の強打者対決

チャンピオンのコンセプションが23戦22勝(17KO)1敗の25歳なら、挑戦者マルケスは31戦29勝(22KO)2敗の22歳。若くKO率の高い強打者同士のカードだ。
チャンピオンのコンセプションは09年9月に暫定王座を獲得し、日本にも馴染みの元王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)に1回TKO勝ちを収めるなど3度の防衛に成功。今年初めに亀田大毅(亀田)が王座を返上したのにともない正王者に昇格した経緯がある。身長157センチと小柄だが、積極的に距離を詰めてパンチを交換する好戦的なタイプだ。23戦すべてが自国パナマでの試合ということで国際的評価は定まっていないが、今後の活躍しだいでは軽量級の核になる可能性も秘めている。
挑戦者のマルケスは05年10月のプロデビューから27連勝を記録したこともある若手で、タイトル挑戦はこれが2度目となる。昨年7月のWBA暫定世界S・フライ級タイトル挑戦は8回TKO負けに退いているが、これはノニト・ドネア(フィリピン)が相手という点を割り引いて考えなければなるまい。「メキシコのタイソン」と呼ばれるだけあって好戦派だ。22歳という年齢もセールス・ポイントといえる。
パワーに自信を持つ者同士のカードだけに、早い段階から激しいパンチの応酬が見られそうだ。経験に加え地元の利があるコンセプション有利は不動だが……。

Written by ボクシングライター原功

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