WOWOWオンデマンド がスタート! まだご契約されていない方は無料トライアル!

WBA世界ヘビー級挑戦者決定戦 アンディ・ルイス対クリス・アレオーラ

  • 2021/06/04

前3団体統一王者の再起戦
両者の体重とコンディションにも注目

 前WBAスーパー、IBF、WBO3団体統一世界ヘビー級王者のアンディ・ルイス(31=アメリカ)が、3度の世界挑戦経験を持つベテランのクリス・アレオーラ(40=アメリカ)を相手に1年5ヵ月ぶりの再起戦に臨む。寸胴体型に似合わぬスピードと強打を併せ持つルイスと、約70パーセントのKO率を残しているアレオーラ。最重量級らしい迫力ある打撃戦を期待したい。
 ルイスは2019年6月、アンソニー・ジョシュア(イギリス)の持つ3団体王座に挑戦。16対1という悲観的なオッズが出ているなかルイスは最初にダウンを喫したが、逆に4度のダウンを奪い返して7回TKO勝ち、一気に3本のベルトを獲得した。一晩にして時の人になったが、少々浮かれ過ぎたようだ。パーティーが続き、半年後の再戦時にはベストのコンディションをつくることができず、初戦よりも7キロ以上重いウェートでリングに上がり惨敗。
 それを機にサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)やオスカル・バルデス(メキシコ)らを指導するエディ・レイノソ・トレーナーに師事するようになった。その効果が再起戦で出るかどうか。リング上の動きはもちろんだが、まずはコンディション、特に体重に注目したい。ジョシュアとの初戦が約121キロ、再戦が約128キロ。今回、何キロでリングに上がるのか――その数字がルイスの本気度を測るバロメーターといっていいだろう。
 アレオーラも体重の増減が激しく、それが試合内容とも関係してきた選手だ。ベストは108キロ前後ではないかと推測するが、最近の12年間をみても最軽量が約106キロ、最重量が約119キロと大きな幅がある。この間、2009年にビタリ・クリチコ(ウクライナ)に10回終了TKO負け、2014年5月にバーメイン・スティバーン(ハイチ/アメリカ)に6回TKO負け、そして2016年にデオンテイ・ワイルダー(アメリカ)に8回終了TKO負けと、いずれもWBCタイトルマッチで敗れている。ワイルダー戦後は2連続TKO勝ちを収めたが、世界ランカーのアダム・コウナツキ(ポーランド)に12回判定負けを喫してトップ戦線から大きく後退した。こちらも1年9ヵ月ぶりの実戦となる。
 好試合になるか凡戦に終わるかは、両者のコンディションしだいといえそうだ。ルイスが適正体重でリングに上がった場合は、ハンドスピードと出入りの速さでベテランを圧倒するものと予想する。回転の速いコンビネーションを叩きつけてレフェリー・ストップに持ち込むことも考えられる。その一方、ジョシュアとの再戦時のような体重だったならば苦戦を覚悟せねばなるまい。

<ヘビー級トップ戦線の現状>

WBA S
:アンソニー・ジョシュア(イギリス)
:トレバー・ブライアン(アメリカ)
休養
:マヌエル・チャー(レバノン/シリア)
WBC
:タイソン・フューリー(イギリス)
暫定
:ディリアン・ホワイト(33=ジャマイカ/イギリス)
IBF
:アンソニー・ジョシュア(イギリス)
WBO
:アンソニー・ジョシュア(イギリス)

 3団体王者のアンソニー・ジョシュア(31=イギリス)とWBC王者のタイソン・フューリー(32=イギリス)が双璧で、前WBC王者のデオンテイ・ワイルダー(35=アメリカ)が続いている。この夏、ジョシュア対フューリーという4団体の王座統一戦が決まりかかったが、そんな折りにフューリーには契約に従ってワイルダーとの第3戦を優先すべきとの判決が下され、それではとジョシュアにはWBAとWBO1位のオレクサンダー・ウシク(34=ウクライナ)との指名防衛戦が課された。ともに強敵相手に1試合挟むことになったわけだが、2王者が無事に前哨戦ともいえる試合を乗り切るという保証はどこにもない。夏を終え、93パーセントのKO率を誇るワイルダーと18戦全勝(13KO)の技巧派サウスポー、ウシクがベルトを腰に巻いていたとしても驚くほどのことではないだろう。
 そうなった場合は再び戦国の様相を呈することになる。この4人に加えWBC暫定王者のディリアン・ホワイト(33=ジャマイカ/イギリス)、前3団体王者のアンディ・ルイス(31=アメリカ)、元WBO王者のジョセフ・パーカー(29=ニュージーランド)、さらに元WBA暫定王者のルイス・オルティス(42=キューバ)、巨漢ジョー・ジョイス(35=イギリス)らにも戴冠のチャンスが広がりそうだ。
 また、トップ戦線参入にはもう少し時間が必要かと思われたエフェ・アジャグバ(27=ナイジェリア)や2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストのトニー・ヨカ(29=フランス)らも間隙を縫って入ってきそうだ。
 再び混乱の時代に入るのか、それとも4団体統一に向かうのか。この夏、ヘビー級が熱い。



WBA世界ミドル級王座決定戦

エリスランディ・ララ対トーマス・ラマンナ

2階級制覇狙う技巧派サウスポーのララ
無名のラマンナを圧倒か

 WBAのミドル級というと2019年7月にロブ・ブラント(アメリカ)を2回TKOで下した村田諒太(帝拳)がベルト保持者だったが、今年1月にWBAが村田を“スーパー王者”に格上げ。それにともない空いた王座を今回、WBAスーパー・ウェルター級王者のエリスランディ・ララ(38=キューバ/アメリカ)とWBAミドル級6位のトーマス・ラマンナ(29=アメリカ)が争う。両者間の実績と実力には大差があり、ララの圧勝が予想されている。
 元キューバのトップアマだったララは亡命してプロになり、2013年にWBA暫定世界スーパー・ウェルター級王座を獲得し、正王者からスーパー王者と肩書を変えながら7度の防衛に成功。2018年にIBF王者との統一戦で惜敗して無冠になったが、翌2019年に返り咲きを果たしている。サウスポーの技巧派としてならすが、自ら眩いほどの光を放つわけではなく、相手の輝きを吸い取ってしまうタイプといえる。
 対するラマンナは2年ほど前からスーパー・ウェルター級で15傑入りしたり外れたりしてきた選手で、今年1月にミドル級のWBA中米王座を獲得したことで再ランクされた。しかし、昨年1月にホルヘ・コタ(メキシコ)に5回TKO負け、次戦でも敗れており、トップ15の力があるかどうかは微妙だ。185センチの長身と「コーンフレーク」というニックネームが目を引く程度で、実のところ世界的な実績は皆無に近いといえる。打たれ脆い点も気になる。
 スピード、テクニックで大きく勝るララが初回から翻弄してしまう可能性が高い。

もっと見る

閉じる

My番組登録とは?

My番組登録で見逃し防止!

見たい番組、気になる番組をあらかじめ登録。
放送時間前のリマインドメールで番組をうっかり見逃すことがありません。

利用するには?

WEBアカウントをご登録のうえ、ログインしてご利用ください。

WEBアカウントをお持ちでない方
WEBアカウントを登録する
WEBアカウントをお持ちの方
ログインする
閉じる

番組で使用されているアイコンについて

初回放送
新番組
最終回
生放送
アップコンバートではない4K番組
4K-HDR番組
二カ国語版放送
吹替版放送
字幕版放送
字幕放送
ノンスクランブル(無料放送)
  
5.1chサラウンド放送
5.1chサラウンド放送(副音声含む)
オンデマンドでの同時配信
オンデマンドでの同時配信対象外
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの
劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの
2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの
R-15指定に相当する場面があると思われるもの
劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの
R15+指定に相当する場面があると思われるもの
1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの