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WBA暫定世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ
クリス・コルバート対ハイメ・アルボレダ

  • 2021/01/08

中量級の新たな才能 vs パナマの長身強打者
コルバートが暫定王座初防衛か

 2020年1月、来日経験もある元世界王者のジェスレル・コラレス(パナマ)からダウンを奪って12回判定勝ち、WBA暫定世界スーパー・フェザー級王座を獲得したクリス・コルバート(24=アメリカ)が、同級4位のハイメ・アルボレダ(26=パナマ)を相手に初防衛戦に臨む。76パーセント超のKO率を残している長身強打者を侮ることは危険だが、スピードをはじめ才能に恵まれたコルバートの圧倒的有利は揺るがない。
 ニューヨークのブルックリン出身のコルバートは全米選手権(2015年)で優勝するなどアマチュアで106戦103勝3敗の戦績を残し、2015年5月にプロデビュー。以来、14戦全勝(5KO)をマークしている。コラレス戦以前には元世界ランカーのアルベルト・メルカド(プエルトリコ/アメリカ)に8回判定、世界挑戦経験者のミゲール・ベルトラン(メキシコ)には1回KO勝ちを収めている。特にベルトラン戦は右ストレート一発で相手を前のめりに倒し、レフェリーが即ストップするほど痛烈なKOだった。KO率は36パーセントと決して高くないが、パワーがないわけではない。今後は経験値を上げながら、見る側の要求にも応えていく努力をしていくことになるだろう。
 コルバートは構えを右から左、左から右と変えるスイッチ・ヒッターで、どちらのスタンスのときでも前腕を下げで構える。まだまだ射程の取り方に甘さは感じられるが、スピードがあって勘もいいだけに試合ごとに総合力を上げていきそうだ。試合とは直接の関係はないが、頻繁に髪の毛の色を変える選手でもある。ベルトラン戦はオレンジ、コラレス戦は紫と派手な色でアピールしている。今回はどんな色を選択するのか、そんなところにも注目したい。
 挑戦者のアルボレダは6年半のプロキャリアで17戦16勝(13KO)1敗のレコードを残している。KO率は暫定王者を大きく上回る76パーセントだ。最大の特徴は177センチの身長と183センチのリーチにある。両ガードを高めに置いた構えから右ストレート、左フック、ショートのアッパーなどで攻め込むボクサーファイター型だが、ややスピード感に欠ける印象だ。WBA10位にランクされていた2020年2月、世界挑戦経験者で当時WBA3位にランクされていたジェイソン・ベレス(プエルトリコ)に競り勝って上位に進出し、今回のチャンスを得た。
 体格で大きく勝りKO率も高いアルボレダを侮ることはできないが、一戦ごとに地力を上げているコルバートが圧倒的に有利であることは間違いない。右構えでも左構えでもスピードで挑戦者を翻弄し、機を見てシャープなパンチを打ちこんでいくものと思われる。アルボレダは耐久力に課題を抱えており、どこまで耐えられるかが焦点になりそうだ。

スーパー・フェザー級トップ戦線の現状

WBA S
:ジャーボンテイ・デービス(アメリカ)
WBA
:ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)
WBA 暫定
:クリス・コルバート(アメリカ)
WBC
:ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)
IBF
:ジョセフ・ディアス(アメリカ)
WBO
:ジャメル・ヘリング(アメリカ)

 4年間に6度の防衛を果たしているWBC王者のミゲール・ベルチェルト(29=メキシコ)が実績ではトップを走るが、この階級で2度の戴冠とライト級制覇の成し遂げているWBAスーパー王者のジャーボンテイ・デービス(26=アメリカ)の方が知名度と注目度、さらに総合力でも上か。ベルチェルトは2月にオスカル・バルデス(30=メキシコ)とのV7戦を控えており、ここでアピールしておきたいところだが、危険度も高いカードといえる。ベルチェルト対バルデスの勝者とデービスの直接対決を見たいところだが、ビジネスチームが異なるため簡単にはいかないのが歯痒いところだ。
 IBF王者のジョセフ・ディアス(28=アメリカ)は2月にシャフカツォン・ラヒモフ(26=タジキスタン/ロシア)との防衛戦を控えている。15戦全勝(12KO)の戦績を残しているサウスポーを退ければひと息つけるが、厳しい戦いになりそうだ。
 伊藤雅雪(29=伴流⇒横浜光)から王座を奪ったWBO王者のジャメル・ヘリング(35=アメリカ)は2度の防衛を果たしているが、存在感を示すまでには至っていない。春に計画されるカール・フランプトン(33=イギリス)とのV3戦が正念場になりそうだ。
 WBA暫定王者のクリス・コルバート(24=アメリカ)は近い将来、このクラスの核になる可能性を秘めている逸材だが、まだ評価を定める段階とはいえない。今回のハイメ・アルボレダ(26=パナマ)戦で完勝し、さらに着実に階段を上がっていけばスターとしての風格と評価がついてくるはずだ。
 こうした王者たちを脅かす存在として、先のバルデスのほかに前WBO世界フェザー級王者のシャクール・スティーブンソン(23=アメリカ)がいる。すでに転級後に2度の試運転を済ませており、いつでも大舞台に上がる準備はできている。標的はヘリング対フランプトンの勝者だ。2021年の下半期にはスティーブンソンがベルトを巻いている可能性が高い。

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