バイオグラフィー

オスカー・ピーターソン


チック・コリアは1941年6月12日、米国マサチューセッツ州チェルシーで生まれます。
ジャズ・トランペッターの父親に薦められて4歳でピアノを始め、ジュリアード音楽院などで本格的に音楽を学んだ後プロデビュー。'68年にマイルス・デイヴィスのグループに参加し、注目を浴びます。
'72年初頭にベースのスタンリー・クラーク、サックスのジョー・ファレル、そしてパーカッションのアイアート・モレイラとその妻でヴォーカルのフローラ・プリムをメンバーに迎え、エレクトリック・ピアノを使用した自分名義のアルバム、“リターン・トゥ・フォーエヴァー”を発表。その録音を契機にアルバムと同名のグループ活動を開始し、ラテン色溢れるその個性的なバンド・サウンドは一躍注目を浴びます。しかし、73年に入ると、メンバーを入れ替え、よりロック色の強いバンドへと方向転換。74年以降の第2期黄金期とされるメンバーはチック・コリア、スタンリー・クラークに加え、ドラムスのレニー・ホワイト、エレクトリック・ギターのアル・ディメオラ。『ノー・ミステリー』(1975年)、『浪漫の騎士』(1976年)などのヒット作を発表。伝説的なバンドとしてジャズ・ファンのみならず多くのロック・ファンにも支持されました。
77年以降は主要メンバーが入れ替わり、ホーン・セクションなどを加えた大編成の第3期グループとして活動しますが、およそ1年で解散しています。