バイオグラフィー

ジャック・ルーシェ


ジャック・ルーシェ(ルシエ)は、1934年10月26日、フランスのアンジェで生まれました。
天才少年として早くから音楽的才能を発揮します。13歳でクラシック・ピアノの大御所イブ・ナットに師事。2年後にはナットが教えるパリ国立音楽院に入学し、ピアノと作曲を学びました。
しかし、19歳の時、彼は音楽院を自主退学して世界各地、中東、南アメリカ、キューバなどを放浪。さまざまな音楽を体験します。帰国後は徴兵により軍隊に入りますが、除隊後、すぐにピアノ・トリオを結成。1959年、バッハの曲をアレンジしたアルバム「プレイ・バッハ」をフランス・デッカから発表。それが世界的なヒットとなり、一躍その名を知られるようになりました。80年以降は、トリオを解散し作曲活動に専念しますが、バッハ生誕300年にあたる85年、多くのファンの後押しもあり、第2期トリオを結成。ヴィヴァルディの作品にも挑戦。98年からは、第3期トリオとして活動。
近年はエリック・サティ、モーリス・ラヴェル、クロード・ドビュッシー、らの作品を発表。
そして2009年「プレイバッハ 50THアニヴァーサリー・レコーディング」を発表し、再び注目を浴びています。