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「神様のカルテ」完成披露記者会見

櫻井翔がこれまでとは違う役に挑戦

Q. 本作に出演した感想をお聞かせ下さい。
 
櫻井:内科医の栗原一止を演じました櫻井翔です。撮影中の1か月半は悩んだり苦しんだりした時もありましたが、今振り返ると、自分の中でとてもすてきな財産となっています。これまでは明るい青年の役が多く、今回のように(気持ちを)抑え込む役柄に出会ったのは初めてでした。深川監督をはじめ、皆さんの力を借りながら、ゴールまでたどり着いた感じです。僕自身にとって、たくさんの挑戦が詰まった作品となりました。完成作はとても穏やかで、優しくて、温かい作品です。人は誰かに寄りかかったり、寄りかかられたりしてもいいんだと感じてもらえると思います。
 
宮崎:櫻井翔さん演じる一止の妻・榛名(はるな)を演じました。撮影中は穏やかな空気の中で過ごしていて本当に幸せでした。幸せ過ぎて、悩まなくていいのかというのが悩みだったくらいです。この映画の中には、ちょっと不器用で、上手に世の中を渡っていけない人が登場しますが、不器用なのは悪いことではなく、本人は人一倍物事を深く考えて、やっと行動に移しているのだと思います。不器用さは個性だと思って大事にしてほしい、と感じさせてくれる作品でした。

吉瀬美智子の白衣姿がスタッフに好評!

要:栗原一止の先輩外科医・砂山次郎を演じました。個人的なことではありますが、30代に入って初めての映画が、このような心温まる作品で幸せです。櫻井君が演じる一止とは正反対の考え方をする医師役だったのですが、深川監督から「一止にものすごく愛を持った敵」だという演出を受けながら取り組みました。
 
吉瀬:救急外来看護師長・外村静枝を演じました。わたし自身、深川監督に出会えたこと、この作品に携われたことを本当にうれしく思っています。完成作を観たところ、音楽もすてきで、本当に心が癒やされました。
 
Q. 撮影中、吉瀬さんの白衣姿が良く似合うとスタッフの間で評判だったそうですね。
 
吉瀬:自分では……それほど似合っていたとは思っていないです。(立ち姿が)あまりにも堂々とし過ぎてしまい、深川監督から「ちょっと姿勢が良過ぎる」と指導を受けました(笑)。
 
櫻井:似合っていましたよ(笑)!

魅力的な登場人物たち

岡田:一止と同じアパートに住む大学生・学士を演じました。本当に温かい感じがにじみ出ている作品になっています。主人公の一止が、自分と葛藤(かっとう)して答えを出していく姿にとても魅力を感じました。
 
朝倉:新人看護師の水無陽子を演じました。現場では最初とても緊張しましたが、大先輩の皆さんのお芝居の入り方、姿勢を間近で勉強させていただき、とても幸せでした。
 
原田:一止たちが住むアパートの大家で、売れない画家・男爵を演じました。演じてみて「自分ってこんなことも出来るんだ」と改めて感じました。引き出してくれた深川監督に感謝です。
 
池脇:一止と同期の看護師・東西直美を演じました。最初に脚本を読んだ時は、優しい映画という印象だったんです。完成作を観たら、登場人物たちのバックボーンが描かれていないにもかかわらず、それぞれがたくさんのことを乗り越えてきたのだろうと自然に感じさせる、深みのある作品に仕上がっていました。

加賀まりこは撮影中に櫻井翔を見つめ続けた?

加賀:一止の前に現れる、末期がん患者・安曇雪乃を演じました。この役は、信州の片隅で地道に暮らしているおばあさんですが、病気になって限りある命の中、櫻井君演じる一止に寄り添ってもらえるんです(笑)! 撮影中は櫻井君ばかりを見つめて、本当に幸せな時間でした。
 
柄本:一止の上司・貫田誠太郎を演じました。撮影現場では櫻井君とずっと一緒で楽しい時間を過ごしました。深川監督の印象ですが、これは褒めて言っているんですけど、正直な変態です(笑)。ダメ出しの言い方も非常に正直でしたね。
 
Q. 本作を監督して、いかがでしたか?
 
深川監督:こんなにスターが多い作品だったのか、と今改めてびっくりしています。でも撮影中は、(皆さんの)こういった輝いている部分を意識せず、人間の影の部分にスポットを当てて映画を作っていました。そういうところも皆さんに楽しんでいただければと思っています。
 
 
映画「神様のカルテ」は8月27日全国公開