記事一覧
現在~過去、この現実にある、さまざまな問題と向き合わせてくれる映画の力『少年の君』『MINAMATA-ミナマタ-』
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。つまり<これを観てから、これを観るとさらに楽しめる>というコンセプトのもと、組み合わせの良い2作品を皆さまにお届けさせていただきます! 今回は、第93回アカデミー賞で国際長編映画賞にノミネートした『少年の君』と、ジョニー・デップが世界的写真家ユー…
もっとみる『ドライブ・マイ・カー』は観る者の中で「成長していく」豊かな作品だ
映画ライターSYOさんによる連載「#やさしい映画論」。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。第74回カンヌ国際映画祭をはじめ、世界各国の映画祭やアワードを席巻した『ドライブ・マイ・カー』('21)の魅力を紐解きます。
※本コラムにつきまして、今後は毎月連載ではなく不定期連載としてお届けいたします。引き続きお楽しみください!
文=SYO @SyoCinema
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後悔のない人生なんて絶対にないから。あるとしたら、それは人生の醍醐味を知らない人だと思うよ。――山田洋次監督作品『キネマの神様』を観てスピードワゴン・小沢さんが心撃ち抜かれたセリフとは?
映画を愛するスピードワゴンの小沢一敬さんが、映画の名セリフを語る連載「このセリフに心撃ち抜かれちゃいました」
毎回、“オザワ・ワールド”全開で語ってくれるこの連載。映画のトークでありながら、ときには音楽談義、ときにはプライベートのエピソードと、話があちらこちらに脱線しながら、気が付けば、今まで考えもしなかった映画の新しい一面が見えくることも。そんな小沢さんが今回ピックアップしたのは、“映画の神様…
東日本大震災からの漁師たちの歩みと重なる映画『くじらびと』――「豊かに生きる」とは何か?
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す17の国際目標。地球上の「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」ことを誓っています。
フィクションであれ、ノンフィクションであれ、映画が持つ多様なテーマの中には、SDGsが掲げる目標と密接に関係…
イラストレーター・信濃八太郎が行く 【単館映画館、あちらこちら】 〜「萩ツインシネマ」(山口・萩)〜
名画や良作を上映し続けている全国の映画館を、WOWOWシネマ「W座からの招待状」でおなじみのイラストレーター、信濃八太郎が訪問。それぞれの町と各映画館の関係や歴史を紹介する、映画ファンなら絶対に見逃せないオリジナル番組「W座を訪ねて~信濃八太郎が行く~」。noteでは、番組では伝え切れなかった想いを文と絵で綴る信濃による書き下ろしエッセイをお届けします。今回は山口・萩の「萩ツインシネマ」を訪れた…
もっとみる『すべてが変わった日』『椿の庭』『DUNE/デューン 砂の惑星』映画好きの皆さんの気になる作品は? 6月のWOWOW初放送映画 厳選3作品
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、各月の初放送作品の中から見逃してほしくないオススメ3作品をピックアップしてご紹介! これを読めばあなたのWOWOWライフがより一層充実したものになること間違いなし! のはず…。
※今回を持ちまして、本コラム「今月のWOWOW初放送映画 厳選3作品」の連載は最終回となります。
これまでご愛読いただきありがとうございました。
文=ミヤザキタケル @take…
ムーミン作者の、恋愛と孤独と自由 #山崎ナオコーラによる線のない映画評『TOVE/トーベ』
作家の山崎ナオコーラさんが綴る、映画をテーマにした連載エッセイ。今回は、“ムーミン”の生みの親トーベ・ヤンソンの半生と知られざるムーミン誕生の舞台裏を描いた伝記ドラマ『TOVE/トーベ』('20)について書き下ろしてもらいました。
(※初回放送 6/30(木)後7:15)
文=山崎ナオコーラ @naocolayamazaki
ムーミンは、日本で人気がある。
童話や絵本が何度も訳し直さ…
“明確な仕組み”がもたらす恐怖と、“えたいの知れない”恐怖――本当に怖いのはどっち? 『プラットフォーム』『ライトハウス』
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、オススメの作品を1本ご紹介するのと同時に、その映画に合う作品をもう1本ご紹介する連載「シネマ・マリアージュ」。つまり<これを観てから、これを観るとさらに楽しめる>というコンセプトの下、組み合わせの良い2作品を皆さまにお届けさせていただきます! 今回は、スペインの新鋭監督による長編デビュー作『プラットフォーム』と、ロバート・パティンソンとウィレム・デフォー…
もっとみる林遣都と小松菜奈の“濃さ”が起こす化学反応から、異色の恋愛映画『恋する寄生虫』の魅力を紐解く
映画ライターSYOさんによる連載「#やさしい映画論」。SYOさんならではの「優しい」目線で誰が読んでも心地よい「易しい」コラム。“濃い作品”に次々出演する俳優、林遣都と小松菜奈が初共演を果たした『恋する寄生虫』('21)の魅力を紐解きます。
文=SYO @SyoCinema
俳優とは因果なもので、作品の中で存在感を示せば示すほどイメージが染みつき、時として囚われてしまうもの。しかもこれは本…
思い出話に花を咲かせるのなら、未来の花の種をまいたほうが良くない?――『レミニセンス』を観てスピードワゴン・小沢さんが心を撃ち抜かれたセリフとは?
映画を愛するスピードワゴンの小沢一敬さんが、映画の名セリフを語る連載「このセリフに心撃ち抜かれちゃいました」
毎回、“オザワ・ワールド”全開で語ってくれるこの連載。映画のトークでありながら、ときには音楽談義、ときにはプライベートのエピソードと、話があちらこちらに脱線しながら、気が付けば、今まで考えもしなかった映画の新しい一面が見えてくることも。そんな小沢さんが今回ピックアップしたのは、『ダークナ…
イラストレーター・信濃八太郎が行く 【単館映画館、あちらこちら】 〜「Shimane Cinema ONOZAWA」(島根・益田)〜
名画や良作を上映し続けている全国の映画館を、WOWOWシネマ「W座からの招待状」でおなじみのイラストレーター、信濃八太郎が訪問。それぞれの町と各映画館の関係や歴史を紹介する、映画ファンなら絶対に見逃せないオリジナル番組「W座を訪ねて~信濃八太郎が行く~」。noteでは、番組では伝え切れなかった想いを文と絵で綴る信濃による書き下ろしエッセイをお届けします。今回は島根・益田の「Shimane Cin…
もっとみる『魔女見習いをさがして』『17歳の瞳に映る世界』『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 5月のWOWOW初放送映画 厳選3作品
映画アドバイザーのミヤザキタケルさんが、各月の初放送作品の中から見逃してほしくないオススメ3作品をピックアップしてご紹介! これを読めばあなたのWOWOWライフがより一層充実したものになること間違いなし! のはず…。
文=ミヤザキタケル @takeru0720
今月は、人気アニメの20周年記念作品、世界中の映画祭で注目を集めた人間ドラマ、アメコミ映画シリーズ最新作と、異なるジャンルの中か…
核兵器が再び現実の脅威として突きつけられている今、考える――人の声には、世界を数センチずつでも、着実に前に進める力があるはずなのだ
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す17の国際目標。地球上の「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」ことを誓っています。
フィクションであれ、ノンフィクションであれ、映画が持つ多様なテーマの中には、SDGsが掲げる目標と密接に関係…