小室健作(田中圭)は太宰治を敬愛する平凡な男。
妻の美代子(宮澤エマ)と出席した結婚披露宴の帰り道、偶然太宰が心中未遂を起こした海辺に迷い込む。
太宰ゆかりの地に興奮した健作は暗い洞窟を進んでいく。


その先に現れたのは太宰治(松山ケンイチ)と恋人のトミ子(小池栄子)。
タイムスリップしてしまった健作はトミ子に一目惚れをする。
しかし、史実では二人はもうすぐ心中してしまう。
トミ子を助けたい健作は奔走する!

僕が考える理想的なワンシーンワンカットは舞台と映像の面白さのいいとこ取り。演劇的ですが演劇では絶対できない面白さがあり、こういうドラマは他にはありません。役者さんの素晴らしさ、奇跡のような瞬間を見ることができます。シリーズ3本目にして、ようやく何か1つの到達点に来たかなと感じています。