娘の結婚

市川崑監督が「晩春」をリメイク。小津監督生誕100年に贈る、日本ドラマの記念碑的作品。

日本映画界を代表する監督・小津安二郎の生誕100周年を記念して、昭和24年に制作され、戦後の小津作品のスタイルを形作ったといわれる名作「晩春」をリメイクしました。メガホンをとったのはモダニズムの巨匠・市川崑監督。家族の絆や人間関係が希薄になりつつある現代において、互いを思いやる父娘の愛のあたたかさが、どこか懐かしい日本の美しい原風景として爽やかな感動を呼びました。

ストーリー

長く二人で暮らしてきた父が、最愛の一人娘を嫁がせようとして…。

舞台となるのは、ごく普通の中流サラリーマン家庭。早くに母を亡くした一人娘・規子(鈴木京香)と、その父親・周吉(長塚京三)が暮らしている。周吉は婚期を逃しかけている娘を結婚させようとするが、規子は父が心配で、いつまでも傍にいたいと願っている。そんな規子の花婿に、元部下の好青年・杉山(仲村トオル)はどうかと思い立ち、周吉は思いきって規子にたずねてみるのだが…。

[スタッフ]
原作:廣津和郎、小津安二郎/野田高梧「晩春」より
監督:市川崑(「犬神家の一族」「ビルマの竪琴」「鍵」「細雪」「おとうと」)
脚本:九里子亭
音楽:谷川賢作
統括プロデューサー:青木泰憲(WOWOW)
プロデューサー:松橋真三(WOWOW)、鶴間和夫(C.A.L)

[キャスト]
鈴木京香:雨宮規子
長塚京三:雨宮周吉
仲村トオル:杉山昌二
緒川たまき:坂本綾
藤村志保:高梨まさ