春、バーニーズで

  • 2006年度ギャラクシー賞テレビ部門2月度月間賞受賞
  • 第43回ギャラクシー賞奨励賞受賞

平凡な日常に訪れる、危ういひととき。吉田修一×市川準が現代の夫婦関係を描く極上の人間ドラマ。

人間関係の機微を巧みに描き出す芥川賞作家・吉田修一。市井に生きる人々の生活を鮮やかに映し出す名匠・市川準監督。吉田原作の風合いをベースに、監督のスタイリッシュな映像感覚と温かなまなざしが加わり、夫婦のささいな日常をドラマチックに浮かび上がらせました。主演は実力派俳優・西島秀俊と寺島しのぶ。30代半ばの世代に共通する社会からの浮遊感や存在のあやうさ、現代の夫婦関係を静かに熱演しています。

ストーリー

もしこの人生を選んでいなかったら…? ささやかな現実逃避の結末は。

会社員・筒井(西島秀俊)は、離婚歴があり子供もいる瞳(寺島しのぶ)と結婚。瞳の母・正子(倍賞美津子)や妹の紗江(栗山千明)との関係も良好で、結婚生活に不満はない。しかしふと、何かを諦めてこの生活を選んでしまったような気持ちに陥る。ある日、家族で訪れたバーニーズ・ニューヨークで、かつて同棲していたオカマ・閻魔(田口トモロヲ)と偶然、再会。そして、その過去を瞳に話してしまい…。

[スタッフ]
原作:吉田修一(「春、バーニーズで」文藝春秋)
監督・脚本:市川準(「あしたの私のつくり方」)
プロデューサー:井上衛(WOWOW)、井上文雄(角川映画)

[キャスト]
西島秀俊:筒井彰
寺島しのぶ:筒井瞳
栗山千明:桜井紗江


田口トモロヲ:閻魔
倍賞美津子:桜井正子