WOWOW連続ドラマW初のご出演について
原作を読んだ時からこの小説はドラマでじっくり演じてみたいと強く感じました。なかなか映像化するには難しい題材ではあるのですが、石川監督を初め、素晴らしいキャスト、スタッフの方々に囲まれて…
「連続ドラマW イノセント・デイズ」にご出演されるお気持ちについて
初めにオファーと台本をいただいた時、幸乃という女性の生き方や人間性に興味を持ちました。誰かに必要とされたいという気持ちがとても強い女性で、ある時は…
横浜市出身。大学在学中からライターとして雑誌『AERA』の「現代の肖像」や、『Sportiva』『SPA!』などで活動する。2008年、自らの経験を基に書き上げた名門高校野球部の補欠部員を主人公とした『ひゃくはち』にて小説家デビュー。
2015年『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞、第28回山本周五郎賞候補。他の代表作に映画化された「ぼくたちの家族」「ポンチョに夜明けの風はらませて」など。
監督: | 石川慶 (『愚行録』) |
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企画: | 妻夫木聡、井上衛、鈴木俊明 |
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脚本: | 後藤法子 (「嘘の戦争」) |
音楽: | 窪田ミナ (「連続ドラマW 東野圭吾「変身」」) |
プロデューサー: | 井上衛、橘佑香里、平部隆明 |
企画協力: | 新潮社 |
製作: | WOWOW ホリプロ |
「連続ドラマW イノセント・デイズ」にご出演されるお気持ちについて
初めにオファーと台本をいただいた時、幸乃という女性の生き方や人間性に興味を持ちました。誰かに必要とされたいという気持ちがとても強い女性で、ある時はとことん尽くしたり、都合のいい女になってしまったり、子どものような幼い部分もあって相手に強く依存してしまう。
いろいろな人が幸乃について語るたびに彼女の印象が変わって見えて、なんだか不思議な人だな、どんな気持ちで過ごしているんだろうかと覗いてみたいような知りたくないような。読みながら、こういった役柄を私に振ってもらえたことが嬉しくて「よし、頑張ろう」と思いました。
ご自身の役柄(田中幸乃役)について
誰かが“つまづく瞬間”を代わりに引き受けることで自分が役に立つのなら、救えるのならという愛情のあり方が純粋すぎて恐ろしくもありますね。
自身の死刑が確定した後の幸乃は、まるでようやく荷物を下ろせる場所をみつけられた安堵感のような気持ちでいて。
真実を明らかにすることが彼女の願いではなく、全てを語らずまるごと抱えて命を終えることが使命のように感じている。
早くその日を迎えることを待ち望んでいるような、そんな気持ちが見えた時悲しくなりました。
「連続ドラマW イノセント・デイズ」の見どころについて
田中幸乃を通して、人の印象って見る人の心持ち次第で人間性そのものが違って見えるものだなと。正しいこと、「うん、そうなるよね」と共感した行為も、違う人からすればとんでもなく非情な行いであったり糾弾されたり恨まれたりもする。人を裁くってなんだろう、ある意味で自身を汚さないまま人生を全う出来たのって幸乃なんじゃないか、そんなことを感じる作品です。そして、どんな幸乃であったとしても救いたいという一心で行動できる主人公、慎一さんの誰かを信じる心の強さに胸を打たれます。
「連続ドラマW イノセント・デイズ」にご出演されるお気持ちについて
妻夫木聡が主演&企画の作品に呼んでもらって、とても光栄です。
ご自身の役柄(丹下翔役)について
殺しませんし、死にません。弁護士の役です。
「連続ドラマW イノセント・デイズ」の見どころについて
最多共演数を誇る妻夫木聡との掛け合い。
「連続ドラマW イノセント・デイズ」にご出演されるお気持ちについて
「イノセント・デイズ」の世界に参加させていただけて、とても光栄です。妻夫木さん、竹内さん、新井さんをはじめとする、第一線で活躍されている皆様とご一緒できることに感動しましたし、背筋がピンと伸びるというか、また新たに気を引き締めていかなくては、と思いました。
ご自身の役柄(佐渡山瞳役)について
刑務官・佐渡山瞳を演じるにあたり、いただいた資料で勉強したり、元刑務官の方から直接ご指導いただき本番に臨んでいます。死刑囚・田中幸乃の一番近い存在として「本当にそれが正しいのか?」と悩みながら瞳が思う“正義”を貫きつつ、視聴者の方と一番近い目線をもつ立場として、視聴者の方と作品をつなぐ存在になりたいです。
「連続ドラマW イノセント・デイズ」の見どころについて
豪華なキャストの皆さん、WOWOWのドラマ特有の重厚感はもちろんですが、原作の小説と同じように、先が気になって眠れなくなってしまうような心の惹きつけられる作品です。“自分の中の正義”がテーマの一つになっているので、「イノセント・デイズ」を見て視聴者の方一人ひとりに“自分の中の正義”を見つけてもらいながら楽しんでいただきたいです。
「僕に原作を預けていただくことはできませんか?」
妻夫木さんに電話でそう尋ねられた日のことをいまでも鮮明に覚えています。
そんなことが可能なのか、と真っ先に思った一方で、このときにはもう映像化の成立、そしてあえていうと成功のイメージを持っていた気がします。
強い思い入れを持ってくれた方に預けられた原作だけが幸せになれると、本気で信じているからです。
僕個人としては、『イノセント・デイズ』は「正義」と「覚悟」の物語だと思っています。
後藤さんの脚本は間違いなく胸躍りましたし、妻夫木さんをはじめとするキャストも大好きな方ばかりです。
その素晴らしい数多の素材を、同い年の石川監督がどう料理するのか、本当にワクワクしています。
僕にとって思い入れのある作品を皆さんにお預けします。
第一話の放送がいまから楽しみでなりません。
三つの大きな感謝があります。
まず、この挑戦的な企画を実現してくださった皆様に感謝。
次に、世間に蔓延している正義や倫理観に対するぼくの違和感に、同い年でもある原作者の早見さんが言葉を与えてくれたこと。
そして、この特別な原作のドラマ化を自ら企画し、ぼくと組もうと言ってくれた妻夫木さん。
映画につづき、妻夫木さんと作品を作れることが、本当に嬉しく、贅沢なことだと実感しています。
今度はその感謝を、作品という結果として返していく番です。
素晴らしいシナリオがあがりました。素晴らしいキャストが集っています。
今までにない力強いドラマになるはずですから、どうぞご期待ください。
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初回 | 初回放送 |
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新 | 新番組 |
終 | 最終回 |
生 | 生放送 |
5.1 | 5.1chサラウンド放送 |
二カ国語版 | 二カ国語版放送 |
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吹替版 | 吹替版放送 |
字幕版 | 字幕版放送 |
字 | 字幕放送 |
無料 | ノンスクランブル(無料放送) |
PG-12指定 | 2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの |
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PG12指定 | 劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの |
R-15指定 | 2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの |
R-15指定相当 | R-15指定に相当する場面があると思われるもの |
R15+指定 | 劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの |
R15+指定相当 | R15+指定に相当する場面があると思われるもの |
R指定 | 1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの |
コメント:妻夫木 聡(佐々木 慎一役)
WOWOW連続ドラマW初のご出演について
原作を読んだ時からこの小説はドラマでじっくり演じてみたいと強く感じました。なかなか映像化するには難しい題材ではあるのですが、石川監督を初め、素晴らしいキャスト、スタッフの方々に囲まれてこの作品に挑めることに静かに興奮しています。僕たちがこの作品にかける思いを信じてくださった方々に感謝の気持ちしかありません。
早見和真さんの原作について
早見さんの小説の中で一番大好きな作品がこの『イノセント・デイズ』でした。人間にとって幸せとは何なのか、幸せの定義を求められた時、僕には答えがなかった。だせるわけもないんです。幸せに定義なんてないのかもしれない。でも、ただただ信じていたい、そんな気持ちにさせられました。
石川慶監督について
物静かで繊細に全てをみつめられる石川監督が撮る画には温度がないんです。まるで波のない湖をカヌーで割いて進んでいくような感覚にさせてくれるんです。研ぎ澄まされた演出に僕は今回慎一の何を見られるのか楽しみです。情熱はひとまず心の奥底にしまい、監督と一緒に生きていきます。
視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
子供の頃から常にそばにいたドラマ。次が見たくてよく家に走って帰りました。そんなドラマをお届けできるよう心を込めて演じさせて頂きます。
人は何のために生きるのだろう。
イノセント・デイズ
この意味を最後皆さんがどう捉えるのか、とても楽しみです。