ストーリー
1996年冬、19歳の青年・工藤順一が「お父さん。僕は自由です。さようなら」と書かれた紙を胸に、自宅前で絶命。その事件の資料は“未送致”として神奈川県警の倉庫にしまわれた―。
時は流れ、2015年春。横浜市街で起きた母子殺害事件の現場にいた神奈川県警・捜査一課の刑事、石川百合(吉田羊)に、来客の連絡が入る。県警に戻った百合を待っていた外国人女性は、「1996年1月に殺人を見た…」と語りだす。
それは19年前、工藤順一の遺体が捨てられたのを目撃したという新たな証言だった。


再捜査の価値があると判断した百合は、課長代理である
本木秀俊(三浦友和)の指示のもと、立川大輔(滝藤賢一)、金子徹(光石研)と、異動してきたばかりの
高木信次郎(永山絢斗)とともに再捜査を始める。
数々の未解決事件の閉ざされた真実を暴き出すため、
最高のチームワークを見せる捜査一課が今、動き出す!
4K HDRとは、高精細、高輝度な新しい表現方法です。人間の見た目に近い映像を求めることは、世界的にも必然の流れです。まるでその場にいるかのような臨場感は、ライブ映像やスポーツ中継では大きな恩恵を受けることができるでしょう。では今回の様なTVドラマではどうでしょう?なかなか想像するのは難しいと思います。ドラマや映画を現実の世界のように生っぽく見ることは、かえって没入感を損なうことにも繋がります。その反面、従来のSDRでは表現できなかったハイライトの階調や広い色域を使うことができ、より深みのある映像に仕上げることができます。コールドケースを4K HDRで制作することになり、これらの内容を踏まえ、新しく、美しい映像を作り上げることができました。