人気脚本家・野沢尚が遺した渾身の企画をWOWOWが奇跡の映像化!
藤原紀香、渡部篤郎 W主演で展開する大人のラブサスペンス。
ドラマ「眠れる森」「恋人よ」「砦なき者」など、ラブストーリー、社会派ドラマ共に数々の名作を手がけた人気脚本家・野沢尚。2004年にこの世を去った野沢尚が生前、温めていた渾身の企画を映像化した、全6話のドラマがスタートする。現代社会という過酷な“熱帯”で巡りあった女と男が愛を育み、社会の闇へ走り出すさまを描く。“日本企業の暗部”“ジャーナリズム”などが絡み合う大人のラブサスペンスだ。
テレビ局の記者としてスクープを狙う女性・苑子を演じるのは、ドラマW初出演となる藤原紀香。そして苑子の取材対象者で、社会の陰謀により家族を殺され復讐を誓う男・進藤を渡部篤郎が熱演する。脚本に相沢友子(ドラマ「恋ノチカラ」ほか)、演出に生野慈朗(ドラマ「愛していると言ってくれ」ほか)を迎え、実力派キャスト&スタッフで、野沢尚のハードボイルドな世界に彩りを加える。
ストーリー
2005年冬のアメリカ・ニューヨーク。クリスマスムードの街中で爆破事件が発生し、多くの死傷者が出るー。
2012年日本、JBSテレビ報道部の苑子(藤原紀香)はヤリ手の記者として活躍していたが、あることが原因でジャーナリズムへの熱意を失っていた。そんな彼女のもとに、かつての情報屋から「アメリカで妻子を殺されたシンドウという日本人が帰国し、復讐殺人を計画している」という密告が入る。胸騒ぎを覚えた苑子は、情報をもとに進藤(渡部篤郎)の家をつきとめ、部下の野村(永山絢斗)と共に張り込みを開始。他人と接しようとせず、黙々と精肉工場で働くだけの毎日に不審なところはないように思えたが、野村は進藤の家に盗聴器が仕掛けられていることに気づく。
そんな中、国内では初潮が来ない高校生が急増している問題の裏に、ゴミ焼却炉からのダイオキシン漏れが原因ではないかというニュースが持ち上がっていた。